十字架の中心性と普遍性

T. オースチン-スパークス

目次

初版への序言

一九四八年版への序言

はじめに

第1章 十字架とキリストのパースン
イエスはどのような方か. キリストにおいて人のために獲得された神との合一. 堕落の結果. (a)信じられた嘘. (b)確立された敵意. (c)死.キリストにある新しい人性. 嘘、敵意、死はキリストにより無効にされた. キリストの人性の分与――十字架による. 十字架によって明らかにされるキリストのパースン.

第2章 十字架と聖霊
御霊によって働かれる神. キリストは包括的な霊の体系である. 聖霊によってキリストの偉大さを見ること. キリストの統一性. 御霊のあらゆる働きの基礎である十字架. 十字架と罪深い肉の体. 十字架と天然の人. 十字架と律法主義. 地からの解放. 十字架と御座.

第3章 十字架と「こんなに偉大な救い」
(Ⅰ)身代わり. (Ⅱ)代表. (Ⅲ)贖い. (Ⅳ)義認. (Ⅴ)和解. (Ⅵ)再生. (Ⅶ)子たる身分. (Ⅷ)聖化. (Ⅸ)栄化.

第4章 十字架と主の再来
主の来臨は十字架に基づく.

第5章 十字架と教会
教会は神の関心事である. 教会とは何か. 教会はキリストの表現のためである. 信者の内に住まわれるキリスト. 十字架の必要性.

第6章 十字架と教会(続き)
霊的に表現されたキリスト. 「彼の中にいのちがあった」. (1)いのちは属に特有のものである. (2)いのちは力強い. (3)いのちは増殖する. 「このいのちは光であった」. キリストの愛. 光は愛に基づく. 愛は建て上げる.

第7章 十字架と国々
(1)「地は主のものである」. (2)「万物は彼のために創造された」.

第8章 十字架とサタンの王国
被造物の支配権をめぐる宇宙的戦い. 立場と力.

第9章 十字架と天、「あらゆるものを遙かに超えて」

ダイヤグラム(英語版)