エゼキエル書

第一章

1(だい)三十(ねん)(ぐわつ)五日(いつか)(われ)ケバル(がは)(ほとり)にてかの(とらへ)うつされたる(もの)(うち)にをりしに(てん)ひらけて(われ)(かみ)異象(いしやう)()たり 2(これ)ヱコニヤ(わう)(とらへ)ゆかれしより第五年(ごねんめ)のその(つき)五日(いつか)なりき 3(とき)にカルデヤ(びと)()(おい)てケバル(がは)(ほとり)にてヱホバの(ことば)祭司(さいし)ブシの()エゼキエルに(のぞ)めりヱホバの()かしこにて(かれ)(うへ)にあり 4(われ)()しに()(はげし)(かぜ)(おほい)なる(くも)および(もゆ)()團塊(たま)(きた)より(いで)きたる(また)(くも)周圍(まはり)輝光(かがやき)ありその(なか)よりして()(うち)より(やけ)たる金族(かね)のごときもの()5(その)()(なか)四箇(よつ)生物(いきもの)にて(なれ)一箇(ひとつ)(かたち)あり(その)(さま)(かく)のごとし(すなは)(ひと)(かたち)あり 6(おのおの)(よつ)(かほ)あり(おのおの)(よつ)(つばさ)あり 7その(あし)(すぐ)なる(あし)その(あし)(うら)犢牛(こうし)(あし)(うら)のごとくにして(みが)ける(あかがね)のごとくに(ひか)れり 8その生物(いきもの)四方(しはう)(つばさ)(した)(ひと)()ありこの四箇(よつ)(もの)(みな)(かほ)(つばさ)あり 9その(つばさ)はたがひに(あひ)つらなれりその(ゆく)ときに回轉(まはら)ずして(おのおの)その(かほ)(むか)ふところに()10その(かほ)(かたち)(ひと)(かほ)のごとし四箇(よつ)(もの)(みぎ)には獅子(しし)(かほ)あり四箇(よつ)(もの)(ひだり)には(うし)(かほ)あり(また)四箇(よつ)(もの)(わし)(かほ)あり 11その(かほ)とその(つばさ)(うへ)にて(わか)るその各箇(おのおの)(つばさ)二箇(ふたつ)(かれ)(これ)(あひ)つらなり二箇(ふたつ)はその()(おほ)12各箇(おのおの)その(かほ)(むか)ふところへ()(れい)のゆかんとする(かた)()(また)(ゆく)にまはることなし 13その生物(いきもの)(かたち)(おこれ)(すみ)()のごとく松明(たいまつ)のごとし()生物(いきもの)(うち)此彼(ここかしこ)()()(かがや)きてその()(うち)より電光(いなびかり)いづ 14その生物(いきもの)(はし)りて電光(いなびかり)(ごと)くに往來(ゆきき)15(われ)生物(いきもの)()しに生物(いきもの)近邊(そば)にあたりてその四箇(よつ)(かほ)(まへ)()(うへ)()あり 16(その)()(かたち)(つくり)黄金色(こがねいろ)(たま)のごとしその四箇(よつ)(かたち)(みな)(おな)じその(かたち)(つくり)()(うち)()のあるがごとくなり 17その()(とき)四方(しはう)()(ゆく)にまはることなし 18その輪輞(わぶち)(たか)くして畏懼(おそろし)かり輪輞(わぶち)四箇(よつ)ともに(みな)(あまね)()あり 19生物(いきもの)()(とき)()その(かたはら)()生物(いきもの)()をはなれて(あが)(とき)()もまた(あが)20(すべ)(れい)のゆかんとする(ところ)には生物(いきもの)その(れい)のゆかんとする(かた)()()またその(かたはら)(あが)(これ)生物(いきもの)(れい)()(うち)にあればなり 21(これ)()(とき)(かれ)もゆき(これ)(とどま)(とき)(かれ)(とどま)(これ)()をはなれて(あが)(とき)()(とも)にあがる(これ)生物(いきもの)(れい)()(うち)にあればなり 22生物(いきもの)(かうべ)(うへ)(おそろ)しき水晶(すゐしやう)のごとき穹蒼(そら)ありてその(かうべ)(うへ)展開(ひろが)23穹蒼(そら)(した)(その)(つばさ)(なほ)(ひら)きて(これ)(かれ)とあひ(つらな)(また)(おのおの)二箇(ふたつ)(つばさ)ありその(おのおの)二箇(ふたつ)(つばさ)此方(こなた)彼方(かなた)にありて()をおほふ 24(われ)その()(とき)羽聲(はおと)(きく)大水(おほみづ)(おと)のごとく全能者(ぜんのうしや)(こゑ)のごとし(その)聲音(おと)(ひびき)軍勢(ぐんぜい)(こゑ)のごとしその(たち)どまる(とき)(つばさ)()25その(かうべ)(うへ)なる穹蒼(そら)(うへ)より(こゑ)ありその(たち)どまる(とき)(つばさ)()26(かうべ)(うへ)なる穹蒼(そら)(うへ)靑玉(あをだま)のごとき寶位(くらゐ)狀式(かたち)ありその寶位(くらゐ)狀式(かたち)(うへ)(ひと)のごとき(もの)(いま)す、 27(また)われその(うち)周圍(まはり)(みが)きたる(あかがね)のごとく()のごとくなる(もの)()(その)(ひと)(こし)より(うへ)(こし)より(した)()のごとくに()(その)周圍(まはり)輝光(かがやき)あり 28その周圍(まはり)輝光(かがやき)(あめ)()(くも)にあらはるる(にじ)のごとしヱホバの榮光(さかえ)かくのごとく()(われ)これを()俯伏(ひれふ)したるに(かた)(もの)(こゑ)あるを()

第二章

1(かれ)われに(いひ)たまひけるは(ひと)()(たち)あがれ(われ)なんぢに(ものい)はんと 2(かく)われに(いひ)(たま)ひし(とき)(みたま)われにきたりて(われ)(たち)あがらしむ(ここ)(われ)その(われ)(かた)りたまふを()くに 3われに(いひ)たまひけるは(ひと)()(われ)なんぢをイスラエルの子孫(ひとびと)(つかは)すすなはち(われ)(そむ)ける叛逆(ほんぎやく)(たみ)につかはさん彼等(かれら)とその先祖(せんぞ)(われ)(もと)りて今日(こんにち)にいたる 4その子女等(こどもら)厚顏(あつがほ)にして(こころ)剛愎(かたくな)なる(もの)なり(われ)(なんぢ)をかれらに(つかは)(なんぢ)かれらに(しゆ)ヱホバかくいふと(つぐ)べし 5彼等(かれら)悖逆(もとれ)(やから)なり彼等(かれら)(これ)(きく)(これ)(こば)むも預言者(よげんしや)己等(おのれら)(うち)にありしを(しら)6(なんぢ)(ひと)()よたとひ(あざみ)(いばら)(なんぢ)周圍(まはり)にあるとも(また)(なんぢ)(さそり)(なか)(すむ)ともこれを(おそ)るるなかれその(ことば)をおそるるなかれ(それ)かれらは悖逆(もとれ)(やから)なり(なんぢ)その(ことば)をおそるるなかれ(その)(かほ)(をのの)くなかれ 7彼等(かれら)悖逆(もとれ)(やから)なり(かれ)らこれを(きく)もこれを(こば)むも(なんぢ)(わが)(ことば)をかれらに(つげ)8(ひと)()よわが(なんぢ)(いふ)ところを()(なんぢ)かの悖逆(もとれ)(やから)のごとく(もと)るなかれ(なんぢ)(くち)(ひら)きてわが(なんぢ)にあたふる(もの)をくらふべし 9(とき)(われ)(みる)(わが)(かた)(のべ)たる()ありて(その)(うち)卷物(まきもの)あり 10(かれ)これをわが(まへ)(ひら)けり卷物(まきもの)(うら)(おもて)文字(もじ)ありて(うへ)嗟嘆(なげき)悲哀(かなしみ)憂患(うれひ)とを(しる)

第三章

1(かれ)また(われ)(いひ)たまひけるは(ひと)()(なんぢ)()るところの(もの)(くら)(この)卷物(まきもの)(くら)(ゆき)てイスラエルの(いへ)(つげ)2(ここ)(おい)(われ)(くち)をひらけばその卷物(まきもの)(われ)(くら)はしめて 3(われ)にいひ(たま)ひけるは(ひと)()よわが(なんぢ)にあたふる(この)卷物(まきもの)をもて(はら)をやしなへ(はらわた)にみたせよと(われ)すなはち(これ)をくらふに(その)わが(くち)(あま)きこと(みつ)のごとくなりき 4(かれ)また(われ)にいひたまひけるは(ひと)()よイスラエルの(いへ)にゆきて(わが)(ことば)(これ)につげよ 5(われ)なんぢを(くちびる)(ふか)(した)(おも)(たみ)につかはすにあらずイスラエルの(いへ)につかはすなり 6(なんぢ)がその言語(ことば)をしらざる(くちびる)(ふか)(した)(おも)(おほ)くの國人(くにびと)(なんぢ)をつかはすにあらず(われ)もし(なんぢ)(かれ)らに(つかは)さば彼等(かれら)(なんぢ)(きく)べし 7(され)どイスラエルの(いへ)(われ)(きく)ことを(この)まざれば(なんぢ)(きく)ことをせざるべしイスラエルの全家(ぜんか)厚顏(あつがほ)にして(こころ)剛愎(かたくな)なる(もの)なればなり 8()(われ)かれらの(かほ)のごとく(なんぢ)(かほ)をかたくしかれらの(ひたひ)のごとく(なんぢ)(ひたひ)(かた)くせり 9(われ)なんぢの(ひたひ)金剛石(こんがうせき)のごとくし(いは)よりも(かた)くせり(かれ)らは背逆(そむけ)(やから)なり(なんぢ)かれらを(おそ)るるなかれ(かれ)らの(かほ)戰慄(をのの)くなかれ 10(また)われに(いひ)たまひけるは(ひと)()よわが(なんぢ)にいふところの(すべて)(ことば)(なんぢ)(こころ)にをさめ(なんぢ)(みみ)にきけよ 11(ゆき)てかの(とら)(うつ)されたる(なんぢ)(たみ)子孫(ひとびと)にいたりこれに(かた)りて(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふと()(かれ)(きく)(こば)むも(なんぢ)(しか)すべし 12(とき)(みたま)われを(うへ)(あげ)しが(われ)わが(うしろ)(おほい)なる(ひびき)(おと)ありてヱホバの榮光(さかえ)のその(ところ)より(いづ)(もの)(ほむ)べきかなと()ふを()けり 13また生物(いきもの)(たがひ)にあひ(つらな)(つばさ)(おと)とその(かたはら)にある()(おと)および(おほい)なる(ひびき)(おと)()14(みたま)われを(うへ)にあげて(たづさ)へゆけば(われ)苦々(にがにが)しく(おも)(こころ)(あつ)くして()くヱホバの()(つよ)くわが(うへ)にあり 15(ここ)(われ)ケバル(がは)(ほとり)にてテラアビブに()るかの擄移(とらへうつさ)れたる(もの)(いた)(おどろ)きあきれてその()する(ところ)七日(なぬか)(とも)()せり 16七日(なぬか)すぎし(のち)ヱホバの(ことば)われにのぞみて()17(ひと)()(われ)なんぢを(たて)てイスラエルの(いへ)(ため)守望者(まもるもの)となす(なんぢ)わが(くち)より(ことば)()(われ)にかはりてこれを(いまし)むべし 18(われ)惡人(あくにん)(なんぢ)かならず(しぬ)べしと(いは)んに(なんぢ)かれを(いまし)めず(かれ)をいましめ(かた)りその(あし)(みち)(はな)れしめて(これ)生命(いのち)(すく)はずばその惡人(あくにん)はおのが(あく)のために(しな)んされど(その)()をば(われ)(なんぢ)()(もと)むべし 19(され)(なんぢ)惡人(あくにん)(いまし)めんに(かれ)その(あく)とその(あし)(みち)(はな)れずば(かれ)はその(あく)(ため)(しな)(なんぢ)はおのれの靈魂(たましひ)(すく)ふなり 20(また)義人(ただしきひと)その義事(ただしきこと)をすてて(あく)(おこな)はんに(われ)躓礙(つまづくもの)をその(まへ)におかば(かれ)(しぬ)べし(なんぢ)かれを(いまし)めざれば(かれ)はその(つみ)のために(しに)てそのおこなひし(ただし)(こと)(おぼ)ゆる(もの)なきにいたらん(され)(われ)その()(なんぢ)()(もと)むべし 21(され)(なんぢ)もし(ただし)(ひと)をいましめ(ただし)(ひと)(つみ)ををかさしめずして(かれ)(つみ)(をか)すことをせずば(かれ)警戒(いましめ)をうけたるがためにかならずその生命(いのち)をたもたん(なんぢ)はおのれの靈魂(たましひ)(すく)ふなり 22(ここ)にヱホバの()かしこにてわが(うへ)にあり(かれ)われに(いひ)たまひけるは(たち)平原(はら)にいでよ(われ)そこにて(なんぢ)にかたらん 23(われ)すなはち(たち)平原(はら)(ゆく)にヱホバの榮光(さかえ)わがケバル(がは)(ほとり)にて()榮光(さかえ)のごとく其處(そこ)(たち)ければ俯伏(ひれふし)たり 24(とき)(みたま)われの(うち)にいりて(われ)(たち)あがらせ(われ)にかたりていふ(ゆき)(なんぢ)(いへ)にこもれ 25(ひと)()彼等(かれら)(なんぢ)(なは)をうちかけ(それ)をもて(なんぢ)(しば)らん(なんぢ)はかれらの(うち)(いで)ゆくことを()ざるべし 26(われ)なんぢの(した)上咢(うはあご)(かた)(つか)しめて(なんぢ)(おふし)となし彼等(かれら)(いまし)めざらしむべし彼等(かれら)悖逆(もとれ)(やから)なればなり 27(され)(われ)(なんぢ)(かた)(とき)(なんぢ)(くち)をひらかん(なんぢ)(かれ)らにいふべし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(きく)(もの)(きく)べし(こば)(もの)(こば)むべし彼等(かれら)悖逆(もとれ)(やから)なり

第四章

1(ひと)()(なんぢ)磚瓦(かはら)をとりて(なんぢ)(まへ)()きその(うへ)にヱルサレムの(まち)(ゑが)2(しか)して(これ)取圍(とりかこ)(これ)にむかひて雲梯(うんてい)()(るゐ)(きづ)陣營(ぢんえい)()(まち)周圍(まはり)破城槌(しろくづし)(そな)へて(これ)()めよ 3(なんぢ)また(てつ)(なべ)()(なんぢ)(まち)(あひだ)(おき)(てつ)石垣(いしがき)となし(なんぢ)(かほ)(これ)(むけ)(かく)この(まち)(かこ)まる(なんぢ)(これ)(かこ)むべし(これ)すなはちイスラエルの(いへ)にあたふる(しるし)なり 4(また)(なんぢ)左側(ひだり)(した)にして()しイスラエルの(いへ)(つみ)(その)(うへ)(おけ)(なんぢ)(かく)(ふす)ところの()(かず)(これ)なんぢがその(つみ)()(もの)なり 5(われ)かれらが(つみ)(をか)せる(とし)(かぞ)へて(なんぢ)のために()(かず)となす(すなは)ち三(びやく)九十(にち)(あひだ)(なんぢ)イスラエルの(いへ)(つみ)()ふべし 6(なんぢ)これを(をへ)なば(また)右側(みぎ)(した)にして()し四十(にち)(あひだ)ユダの(いへ)(つみ)()ふべし(われ)(なんぢ)のために一(にち)を一(ねん)(かぞ)7(なんぢ)ヱルサレムの(かこみ)(かほ)()(うで)(あらは)して(それ)(こと)預言(よげん)すべし 8()(われ)(なは)(なんぢ)にかけて(なんぢ)(かこみ)()(をは)るまで右左(みぎひだり)(うご)くことを()ざらしめん 9(なんぢ) 小麥(こむぎ) 大麥(おほむぎ) (まめ) 扁豆(あぢまめ) (あは)および裸麥(はだかむぎ)(とり)(これ)一箇(ひとつ)(うつは)にいれ(なんぢ)(よこた)はる()(かず)にしたがひてこれを(しよく)とせよ(すなは)ち三(びやく)九十(にち)(あひだ)これを(くら)ふべし 10(なんぢ)(しよく)(はか)りて一(にち)に二十シケルを(くら)時々(ときどき)これを(くら)ふべし 11(また)(なんぢ)(みづ)(はか)りて一ヒンの六()一を()時々(ときどき)これを()むべし 12(なんぢ)大麥(おほむぎ)のパンの(ごと)くにして(これ)(くら)(すなは)彼等(かれら)()のまへにて(ひと)(ふん)をもて(これ)(やく)べし 13ヱホバいひ(たま)(かく)のごとくイスラエルの(たみ)はわが(おひ)やらんところの國々(くにぐに)においてその汚穢(けがれ)たるパンを(くら)ふべし 14(ここ)において(われ)いふ嗚呼(ああ)(しゆ)ヱホバよわが(たましひ)(たえ)(けが)れし(こと)なし(われ)幼少時(いとけなきとき)より(いま)にいたるまで(みづか)(しに)(もの)裂殺(さきころさ)れし(もの)(くら)ひし(こと)なし(また)(たえ)(けが)れたる(にく)わが(くち)にいりしことなし 15ヱホバ(われ)にいひ(たま)(われ)(うし)(ふん)をもて(ひと)(ふん)にかふることを(なんぢ)にゆるす(それ)をもて(なんぢ)のパンを調(ととの)ふべし 16(また)われに(いひ)たまふ(ひと)()()(われ)ヱルサレムに(おい)(ひと)(つゑ)とするパンを打碎(うちくだ)かん彼等(かれら)(しよく)をはかりて(をし)みて(くら)(みづ)をはかりて(おどろ)きて()まん 17(かく)(しよく)(みづ)(とぼ)しくなりて(かれ)(たがひ)(かほ)()あはせて(おどろ)きその(つみ)(ほろ)びん

第五章

1(ひと)()(なんぢ)(するど)(かたな)()(これ)剃刀(かみそり)となして(なんぢ)(あたま)(あご)をそり權衡(はかり)をとりてその()(わか)てよ 2(しか)して圍城(かこみ)()(をは)(とき)(まち)(なか)にて()をもて(その)(ぶん)の一を()(また)(ぶん)の一を()(かたな)をもて(まち)周圍(まはり)()ち三(ぶん)の一を(かぜ)(ちら)すべし(われ)(かたな)をぬきて(その)(あと)(おは)3(なんぢ)その()(すこし)()りて(すそ)(つつ)4(また)その(うち)()りてこれを()(うち)になげいれ()をもて(これ)をやくべし()その(うち)より(いで)てイスラエルの全家(ぜんか)におよばん 5(しゆ)ヱホバかくいひ(たま)(われ)このヱルサレムを萬國(ばんこく)(なか)におき列邦(くにぐに)をその四圍(まはり)()けり 6ヱルサレムは異邦(ことくに)よりも(あし)くわが律法(おきて)(もと)(その)四圍(まはり)國々(くにぐに)よりもわが法憲(のり)(もと)(すなは)彼等(かれら)はわが律法(おきて)蔑如(ないがしろ)にしわが法憲(のり)歩行(あゆ)まざるなり 7(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかくいひたまふ汝等(なんぢら)はその周圍(まはり)異邦人(ことくにびと)よりも(はなは)だしく(さわ)ぎたち(わが)(のり)にあゆまず(わが)(おきて)をおこなはず(また)(なんぢ)らの周圍(まはり)なる異邦人(ことくにびと)(おきて)のごとくに(おこな)ふことすらもせざるなり 8(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかくいひ(たま)()(われ) われは(なんぢ)(せめ)異邦人(ことくにびと)()(まへ)にて(なんぢ)(うち)(さばき)をおこなはん 9なんぢの()せし(もろもろ)(にく)むべき(こと)のために(われ)わが(いま)(なさ)ざりしところの(こと)(この)(のち)ふたたび(その)ごとく(なさ)ざるべきところの(こと)(なんぢ)になさん 10(これ)がために(なんぢ)(うち)にて(ちち)たる(もの)はその()(くら)()たる(もの)はその(ちち)(くら)はん(われ)(なんぢ)(うち)(さばき)をおこなひ(なんぢ)(うち)(のこ)れる(もの)(ことごと)四方(よも)(かぜ)(ちら)さん 11(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバいひ(たま)(われ)()(なんぢ)その()むべき(もの)とその(にく)むべきところの(こと)とをもてわが聖所(きよきところ)(けが)したれば(われ)かならず(なんぢ)(へら)さん(わが)()なんぢを(をし)()(われ)なんぢを(あはれ)まざるべし 12(なんぢ)の三(ぶん)の一は(なんぢ)(うち)において疫病(えきびやう)にて()饑饉(ききん)にて(ほろ)びん(また)(ぶん)の一は(なんぢ)四周(まはり)にて(かたな)(たふ)れん(また)(ぶん)の一をば(われ)四方(よも)(かぜ)(ちら)(かたな)をぬきて(その)(あと)をおはん 13(かく)(われ)(いかり)(もら)(つく)しわが(いきどほり)(かれ)らの(うへ)にかうむらせて(こころ)(やす)んぜん(われ)わが(いきどほり)(かれ)らの(うへ)(もら)(つく)(とき)(かれ)(われ)ヱホバの熱心(ねつしん)をもてかたりたる(こと)をしるに(いた)らん 14(われ)(なんぢ)荒地(あれち)となし(なんぢ)周圍(まはり)國々(くにぐに)(うち)(なんぢ)笑柄(ものわらひ)となし(すべ)往來(ゆきき)(ひと)()(かく)あらしむべし 15(われ)(いかり)(いきどほり)(おも)(せめ)をもて(さばき)(なんぢ)(おこな)(とき)(なんぢ)はその周圍(まはり)邦々(くにぐに)笑柄(ものわらひ)となり(あざけり)となり警戒(いましめ)となり驚懼(おどろき)とならん(われ)ヱホバこれを()16(すなは)(われ)饑饉(ききん)(あし)()彼等(かれら)(はな)たん(これ)滅亡(ほろぼ)すための(もの)なり(われ)(なんぢ)らを(ほろぼ)さんために(これ)(はな)つべし(われ)なんぢらの(うへ)饑饉(ききん)()しくはへ(なんぢ)らが(つゑ)とするところのパンを打碎(うちくだ)かん 17(われ)饑饉(ききん)(あし)(けもの)汝等(なんぢら)におくらん(これ)(なんぢ)をして()なき(もの)とならしめん(また)疫病(えきびやう)()なんぢの(うち)(ゆき)わたらん(われ)(かたな)(なんぢ)にのぞましむべし(われ)ヱホバこれを()

第六章

1ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()2(ひと)()(なんぢ)(かほ)をイスラエルの山々(やまやま)にむけて預言(よげん)して()ふべし 3イスラエルの(やま)(しゆ)ヱホバの(ことば)()(しゆ)ヱホバ(やま)(をか)(たに)平原(はら)にむかひて(かく)いひたまふ()(われ)(つるぎ)汝等(なんぢら)(おく)(なんぢ)らの崇邱(たかきところ)(ほろぼ)ぼす 4汝等(なんぢら)(だん)(あら)され()(ざう)(こぼ)たれん(われ)(なんぢ)らの(うち)(ころ)さるる(もの)をして(なんぢ)らの偶像(ぐうざう)(まへ)(たふ)れしむべし 5(われ)イスラエルの子孫(ひとびと)尸骸(しかばね)をその偶像(ぐうざう)(まへ)(おか)(なんぢ)らの(ほね)をその(だん)周圍(まはり)(ちら)さん 6(すべ)(なんぢ)らの(すむ)ところにて邑々(まちまち)(ほろぼ)され崇邱(たかきところ)(あら)されん(かく)して(なんぢ)らの(だん)(やぶ)れて()(なんぢ)らの偶像(ぐうざう)(こぼ)たれて(ほろ)汝等(なんぢら)()(ざう)(きり)たふされ汝等(なんぢら)(つく)りし(もの)(たや)されん 7(また)(ころ)さるる(もの)なんぢらの(なか)(たふ)れん汝等(なんぢら)これに(より)(わが)ヱホバなるを()るにいたらん 8(われ)或者(あるもの)(なんぢ)らにのこす(すなは)(つるぎ)をのがれて異邦(ことくに)(うち)にをる(もの)國々(くにぐに)(うち)にちらさるる(もの)(これ)なり 9汝等(なんぢら)(うち)(のが)れたる(もの)はその(とらへ)ゆかれし國々(くにぐに)において(われ)記念(おも)ふに(いた)らん()(われ)かれらの(われ)をはなれたるその姦淫(かんいん)をなすの(こころ)(くじ)(かつ)かれらの姦淫(かんいん)(この)みてその偶像(ぐうざう)(した)ふところの()(くじ)くに(より)てなり(しか)して彼等(かれら)はその(もろもろ)(にく)むべき(もの)をもて(なし)たるところの(あく)のために(みづか)(うら)むべし 10(かく)彼等(かれら)はわがヱホバなるを()るにいたらん()がこの災害(わざはひ)をかれらになさんと(つげ)しことは徒然(いたづら)にならざるなり 11(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(なんぢ)()をもて()(あし)(ふみ)ならして()嗚呼(ああ)(すべ)てイスラエルの(いへ)(あし)(にく)むべき(もの)(わざはひ)なるかな(みな)(かたな)饑饉(ききん)疫病(えきびやう)(たふ)るべし 12遠方(とほく)にある(もの)疫病(えきびやう)にて()近方(ちかく)にある(もの)(かたな)(たふ)れん(また)生存(いきのこ)りて()(まつた)うする(もの)饑饉(ききん)()ぬべし(かく)(われ)わが憤怒(いきどほり)彼等(かれら)(もら)しつくすべし 13彼等(かれら)(ころ)さるる(もの)その偶像(ぐうざう)(なか)にありその(だん)周圍(まはり)にあり(すべて)高岡(たかをか)にあり(すべて)(やま)(いただき)にあり(すべて)靑樹(あをき)(した)にあり(すべて)(しげ)れる橡樹(かしのき)(もと)にあり彼等(かれら)(かうば)しき(にほひ)をその(もろもろ)偶像(ぐうざう)にささげたる(ところ)にあらん(その)(とき)汝等(なんぢら)はわがヱホバなるを()るべし 14(われ)()をかれらの(うへ)()(すべ)てかれらの住居(すむ)ところにて(その)()(あら)してデブラの()にもまさる荒地(あれち)となすべし(これ)によりて(かれ)らはわがヱホバなるを()るにいたらん

第七章

1ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()2(なんぢ)(ひと)()(しゆ)ヱホバかくいふイスラエルの()末期(をはり)いたる(この)(くに)四方(よも)(さかひ)末期(をはり)(きた)れり 3(いま)(なんぢ)末期(をはり)いたる(われ)わが忿怒(いかり)(なんぢ)(もら)らし(なんぢ)(おこなひ)にしたがひて(なんぢ)(さば)(なんぢ)(もろもろ)(にく)むべき(もの)のために(なんぢ)(つみ)せん 4わが()(なんぢ)(をし)()(われ)なんぢを(あはれ)まず(なんぢ)(おこなひ)(ため)(なんぢ)(つみ)せん(なんぢ)のなせし(にく)むべき(こと)(むくい)(なんぢ)(うち)にあるべし(これ)によりて汝等(なんぢら)はわがヱホバなるを()らん 5(しゆ)ヱホバかくいひ(たま)()災禍(わざはひ)あり非常(またなき)災禍(わざはひ)きたる 6末期(をはり)きたる(その)末期(をはり)きたる(これ)(おこ)りて(なんぢ)(のぞ)()(きた)7(この)()(ひと)(なんぢ)命數(めいすう)いたる(とき)いたる()ちかし山々(やまやま)には擾亂(さわぎ)のみありて喜樂(よろこび)(こゑ)なし 8(いま)(われ)すみやかに(わが)憤恨(いきどほり)(なんぢ)(かうむ)らせわが怒氣(いかり)(なんぢ)(もら)しつくし(なんぢ)行爲(おこなひ)にしたがひて(なんぢ)(さば)(なんぢ)(もろもろ)(にく)むべきところの(こと)のために(なんぢ)(つみ)せん 9わが()(なんぢ)(をし)()(われ)(なんぢ)をあはれまず(なんぢ)(おこなひ)のために(なんぢ)(つみ)せん(なんぢ)(なせ)(にく)むべき(こと)果報(むくい)(なんぢ)(うち)にあるべし(これ)によりて汝等(なんぢら)(われ)ヱホバの(なんぢ)(うつ)なるを(しら)10()()きたる()(きた)れり命數(めいすう)いたりのぞむ(つゑ)(はな)()驕傲(たかぶり)(めざ)11暴逆(ぼうぎやく)おこりて(あく)(つゑ)()彼等(かれら)もその群衆(ぐんしう)もその驕奢(おごり)(みな)(うせ)んかれらの(うち)には(なに)(のこ)(もの)なきにいたるべし 12(とき)きたる()ちかづけり(かふ)(もの)(よろこ)ぶなかれ(うる)(もの)(おも)ひわづらふなかれ(いかり)その群衆(ぐんしう)におよぶべければなり 13(うる)(もの)假令(たとひ)その生命(いのち)ながらふるともその(うり)たる(もの)(かへ)ることあたはじ(この)()(すべて)群衆(ぐんしう)をさすところの預言(よげん)(すた)らざるべければなり(その)(あく)(うち)にありて生命(いのち)(まつた)うする(もの)なかるべし 14人衆(ひとびと)ラツパを(ふき)(すべ)預備(そなへ)をなせども(たたかひ)にいづる(もの)なし()はわが(いかり)その(すべて)群衆(ぐんしう)におよべばなり 15(そと)には(つるぎ)あり(うち)には疫病(えきびやう)饑饉(ききん)あり田野(たはた)にをる(もの)(つるぎ)()なん(まち)(うち)にをる(もの)饑饉(ききん)疫病(えきびやう)これをほろぼすべし 16その(うち)(のが)るる(もの)(のが)れて(たに)鴿(はと)のごとくに(やま)(うへ)にをりて(みな)その(つみ)のために(かな)しまん 17()みな(よわ)くなり(ひざ)みな(みづ)となるべし 18彼等(かれら)(あさ)(ころも)()にまとはん恐懼(おそれ)かれらを(つつ)まん(すべて)(かほ)には(はぢ)あらはれ(すべて)(かしら)()をそりおとされん 19彼等(かれら)その(ぎん)(ちまた)にすてん(その)(きん)はかれらに塵芥(あくた)のごとくなるべしヱホバの(いかり)()にはその金銀(きんぎん)もかれらを(すく)ふことあたはざるなり是等(これら)はその心魂(たましひ)滿足(まんぞく)せしめず(その)(はら)(みた)さず(ただ)彼等(かれら)をつまづかせて(あく)におとしいるる(もの)なり 20(かれ)(うるは)しき飾物(かざりもの)彼等(かれら)驕傲(たかぶり)のために(もち)(また)これをもてその(にくむ)べき偶像(ぐうざう)その(にく)むべき(もの)をつくれり(ここ)をもて(われ)これを(かれ)らに(あくた)とならしむ 21(われ)これを外國人(ことくにびと)にわたして(うば)はしめ()惡人(あくにん)にわたして(かす)めしめん彼等(かれら)すなはちこれを(けが)すべし 22(われ)かれらにわが(かほ)(そむ)くべければ彼等(かれら)わが(かくれ)たる(ところ)(けが)さん強暴人(あらきひと)其處(そこ)にいりてこれを(けが)すべし 23(なんぢ)鏈索(くさり)(つく)れよ()にあたる(つみ)(くに)滿()暴逆(ぼうぎやく)(まち)(みち)たり 24(われ)國々(くにぐに)(うち)(あし)者等(ものども)(まね)きて(かれ)らの(いへ)(うばは)しめん(われ)強者(つよきもの)驕傲(たかぶり)(とど)めんその聖所(きよきところ)(けが)さるべし 25滅亡(ほろび)きたれり彼等(かれら)平安(へいあん)(もと)むれども()ざるなり 26災害(わざはひ)災害(わざはひ)くははり注進(しらせ)注進(しらせ)くははる彼等(かれら)預言者(よげんしや)默示(もくし)(もと)めん律法(おきて)祭司(さいし)(うち)()謀略(はかりごと)長老(としより)(うち)(たゆ)べし 27(わう)(なげ)牧伯(きみ)驚惶(おそれ)()(まと)(くに)(たみ)()(ふる)へん(われ)その行爲(おこなひ)(したが)ひて(かれ)らを處置(あつか)ひその審判(さばき)(したが)ひて(かれ)らを(つみ)せん彼等(かれら)(わが)ヱホバなるを(しる)にいたるべし

第八章

1(ここ)に六(ねん)の六(ぐわつ)五日(いつか)(われ)わが(いへ)()しをりユダの長老等(としよりたち)わがまへに(すわ)りゐし(とき)(しゆ)ヱホバの()われの(うへ)(くだ)れり 2(われ)すなはち()しに()のごとくに()ゆる形象(かたち)あり(こし)より(した)()のごとく()(こし)より(うへ)光輝(かがやき)()(やき)たる金屬(かね)(いろ)のごとし 3(かれ)()のごとき(もの)(のべ)(わが)頭髮(かみのけ)()りしかば(れい)われを()(てん)(あひだ)(ひき)あげ(かみ)異象(ゐしやう)(うち)(われ)をヱルサレムに(たづさ)へゆき(きた)にむかへる(うち)(もん)(くち)にいたらしむ其處(そこ)嫉妬(ねたみ)をおこすところの嫉妬(ねたみ)(ざう)たてり 4彼處(かしこ)にイスラエルの(かみ)榮光(えいくわう)あらはる(わが)平原(はら)にて()たる異象(ゐしやう)のごとし 5(かれ)われに(いひ)たまふ(ひと)()()をあげて(きた)(かた)をのぞめと(われ)すなはち()をあげて(きた)(かた)(のぞ)むに()(だん)(もん)(きた)にあたりてその入口(いりくち)(この)嫉妬(ねたみ)(ざう)あり 6(かれ)また(われ)にいひたまふ(ひと)()(なんぢ)かれらが(なす)ところ(すなは)ちイスラエルの(いへ)(ここ)にてなすところの(おほい)なる(にく)むべき(こと)()るや(われ)これがために(わが)聖所(きよきところ)をはなれて(とほ)くさるべし(なんぢ)()(めぐ)らせ(また)(おほい)なる(にく)むべき事等(ことども)()7(かく)(かれ)われを(ひき)(には)(もん)にいたりたまふ(われ)()しに(その)(かべ)(ひとつ)(あな)あり 8(かれ)われに(いひ)たまふ(ひと)()(かべ)穿(うが)てよと(われ)すなはち(かべ)(うが)つに一箇(ひとつ)()あるを()9(ここ)(かれ)われにいひ(たま)ひけるは(いり)彼等(かれら)(ここ)になすところの(あし)(にく)むべき事等(ことども)()よと 10便(すなは)()りて()るに(もろもろ)爬蟲(はふもの)(にく)むべき獸畜(けもの)(かたち)およびイスラエルの(いへ)(もろもろ)偶像(ぐうざう)その周圍(まはり)(かべ)(ゑが)きてあり 11イスラエルの(いへ)長老(としより)七十(にん)その(まへ)()てりシヤパンの()ヤザニヤもかれらの(なか)()ちてあり(おのおの)()香爐(かうろ)()るその(かう)(けむり)(くも)のごとくにのぼれり 12(かれ)われに(いひ)たまひけるは(ひと)()(なんぢ)イスラエルの(いへ)長老(としより)(ども)(くらき)におこなふ(こと)(すなは)ちかれらが各人(おのおの)その偶像(ぐうざう)()におこなふ(こと)()るや彼等(かれら)いふヱホバは我儕(われら)()ずヱホバこの()()てたりと 13また(われ)(いひ)たまはく(なんぢ)()(めぐ)らせ(また)かれらが()すところの(おほい)なる(にく)むべき事等(ことども)()14(かく)(かれ)(われ)(ひき)てヱホバの(いへ)(きた)(もん)入口(いりくち)にいたるに其處(そこ)婦女等(をんなども)()してタンムズのために(なき)をる 15(かれ)われに(いひ)たまふ(ひと)()(なんぢ)これを()るや(また)()(めぐ)らせよ(なんぢ)これよりも(おほい)なる(にく)むべき事等(ことども)()16(かれ)また(われ)(ひき)てヱホバの(いへ)内庭(うちには)にいたるにヱホバの(みや)入口(いりくち)にて(らう)(だん)(あひだ)に二十五(にん)ばかりの(ひと)その(うしろ)をヱホバの(みや)にむけ(かほ)(ひがし)にむけ(ひがし)にむかひて()(まへ)()(かが)めをる 17(かれ)われに(いひ)たまふ(ひと)()(なんぢ)これを()るやユダの(いへ)はその(ここ)におこなふところの(にく)むべき事等(ことども)をもて瑣細(ちひさ)(こと)となすにや(また)暴逆(ぼうぎやく)(くに)(みた)して(おほい)(われ)(いか)らす彼等(かれら)(えだ)をその(はな)につくるなり 18(され)(われ)また(いかり)をもて(こと)をなさん(わが)()はかれらを(をし)()(われ)かれらを(あはれ)まじ彼等(かれら)大聲(おほごゑ)にわが(みみ)(よば)はるとも(われ)かれらに(きか)

第九章

1(かく)(かれ)大聲(おほごゑ)(わが)(みみ)(よば)はりて(いひ)たまふ(まち)(つかさ)どる者等(ものども)各々(おのおの)剪滅(ほろぼし)器具(うつは)()にとりて(すす)(きた)れと 2(すなは)(きた)にむかへる(うへ)(もん)(みち)より六(にん)(もの)おのおの打壞(うちやぶ)器具(うつは)()にとりて(きた)(その)(なか)一人(ひとり)(ぬの)(ころも)()筆記人(ものかくひと)墨盂(すみいれ)(こし)におぶる(もの)あり彼等(かれら)(きた)りて(あかがね)(だん)(かたはら)()てり 3(ここ)にイスラエルの(かみ)榮光(えいくわう)その()るところのケルブの(うへ)より(たち)あがりて(いへ)(しきみ)にいたり()(ぬの)(ころも)()(こし)筆記人(ものかくひと)墨盂(すみいれ)をおぶる(もの)()4(とき)にヱホバかれに(いひ)たまひけるは(まち)(なか)ヱルサレムの(うち)(めぐ)(しか)して(まち)(うち)(おこな)はるるところの(もろもろ)(にく)むべき(こと)のために(なげ)(かな)しむ人々(ひとびと)(ひたひ)記號(しるし)をつけよと 5(われ)(きく)(かれ)またその(ほか)者等(ものども)にいひたまふ(かれ)にしたがひて(まち)(めぐ)りて()てよ汝等(なんぢら)()(ひと)(をし)()るべからず(あは)れむべからず 6老人(としより)少者(わかうど)童女(むすめ)孩子(こども)婦人(をんな)(ことごと)(ころ)すべし(され)()記號(しるし)ある(もの)には(ふる)べからず(まづ)わが聖所(きよきところ)より(はじ)めよと彼等(かれら)すなはち(いへ)(まへ)にをりし老人(としより)より(はじ)7(かれ)またかれらに(いひ)たまふ(みや)(けが)死人(しにん)をもて(には)(みた)せよ汝等(なんぢら)()けよと彼等(かれら)すなはち(いで)ゆきて(まち)(うち)(ひと)()8彼等(かれら)(ひと)()ちける(とき)(われ)(のこ)されたれば俯伏(ひれふし)(さけ)(いひ)嗚呼(ああ)(しゆ)ヱホバよ(なんぢ)(いかり)をヱルサレムにもらしてイスラエルの殘餘者(のこれるもの)(ことごと)くほろぼしたまふや 9(かれ)われに()たまひけるはイスラエルとユダの(いへ)(つみ)(はなは)(おほい)なり(くに)には()()(まち)には邪曲(よこしま)()(すなは)彼等(かれら)いふヱホバは(この)()()てたりヱホバは()ざるなりと 10(され)(また)わが()かれらを(をし)()(われ)かれらを(あはれ)まじ(かれ)らの(おこな)ふところを彼等(かれら)(かうべ)(むく)いん 11(とき)にかの(ぬの)(ころも)()(こし)筆記人(ものかくひと)墨盂(すみいれ)をおぶる(ひと)復命(かへりごと)まをして()(なんぢ)(われ)(めい)じたまひしごとく(なし)たりと

第十章

1(ここ)(われ)()しにケルビムの(かうべ)(うへ)なる穹蒼(そら)靑玉(あをだま)のごとき(もの)ありて寶位(くらゐ)(かたち)()(かれ)そのケルビムの(うへ)にあらはれたまひて 2かの(ぬの)(ころも)()たる(ひと)(つげ)(いひ)たまひけるはケルビムの(した)なる()(あひだ)()りて(なんぢ)()にケルビムの(あひだ)炭火()(みた)(これ)(まち)(ちら)すべしとすなはち(わが)()(まへ)にて其處(そこ)(いり)しが 3(その)(ひと)()(とき)ケルビムは(みや)(みぎ)(たち)をり(くも)その内庭(うちには)(みて)4(ここ)にヱホバの榮光(えいくわう)ケルブの(うへ)より(のぼ)りて(みや)(しきみ)にいたる(また)(みや)には(くも)滿()ちその(には)にはヱホバの榮光(えいくわう)輝光(かがやき)()てり 5(とき)にケルビムの羽音(はおと)外庭(そとには)(きこ)全能(ぜんのう)(かみ)言語(ものいひ)たまふ(こゑ)のごとし 6(かれ)(ぬの)(ころも)()たる(ひと)(めい)じて()(あひだ)ケルビムの(あひだ)より()()れと(いひ)たまひければ(すなは)()りて()(かたはら)()ちけるに 7(ひとつ)のケルブその()をケルビムの(あひだ)より(のべ)てケルビムの(あひだ)()()(これ)をかの(ぬの)(ころも)()たる(ひと)()()れたれば(かれ)これを()りて()8ケルビムに(ひと)()(かたち)(もの)ありて(その)(つばさ)(した)()9(われ)()しにケルビムの(かたはら)四箇(よつ)()あり(この)ケルブにも一箇(ひとつ)()あり(かの)ケルブにも一箇(ひとつ)()あり()(さま)黄金色(こがねいろ)(たま)のごとくに()10その(さま)四箇(よつ)みな(おな)(かたち)にして()(うち)()のあるがごとし 11その(ゆく)ときは四方(しはう)()(ゆく)にまはることなし(かしら)(むか)ふところに(したが)()(ゆく)にまはることなし 12その全身(ぜんしん)その()その()その(つばさ)および()には四周(まはり)(あまね)()ありその四箇(よつ)みな()あり 13(われ)(きく)轉回(まは)れと()にむかひてよばはるあり 14(それ)各々(おのおの)(よつ)(かほ)あり(だい)一の(かほ)はケルブの(かほ)(だい)二の(かほ)(ひと)(かほ)(だい)三のは獅子(しし)(かほ)(だい)四のは(わし)(かほ)なり 15ケルビムすなはち(のぼ)れり(これ)わがケバル(がは)(ほとり)にて()たるところの生物(いきもの)なり 16ケルビムの()(とき)()もその(かたはら)()きケルビム(つばさ)をあげて()より飛上(とびあが)(とき)()またその(かたはら)(はな)れず 17その()つときは()ちその(のぼ)(とき)(とも)(のぼ)れりその生物(いきもの)(れい)其等(それら)(うち)にあり 18(とき)にヱホバの榮光(えいくわう)(みや)(しきみ)より(いで)ゆきてケルビムの(うへ)()ちければ 19ケルビムすなはちその(つばさ)をあげ(いで)ゆきてわが()(まへ)にて()より(とび)のぼれり()はその(かたはら)にあり(しか)して(つひ)にヱホバの(いへ)(ひがし)(もん)入口(いりくち)にいたりて(とどま)るイスラエルの(かみ)榮光(えいくわう)その(うへ)にあり 20(これ)すなはち()がケバル(がは)(ほとり)にてイスラエルの(かみ)(した)()たるところの生物(いきもの)なり(われ)そのケルビムなるを()れり 21是等(これら)には各々(おのおの)四宛(よつづつ)(かほ)あり各箇(おのおの)(よつ)(つばさ)あり(また)(ひと)()のごとき(もの)その(つばさ)(した)にあり 22その(かほ)(かたち)()がケバル(がは)(ほとり)にて()たるところの(かほ)なりその姿(すがた)()(しか)各箇(おのおの)その(かほ)にしたがひて()けり

第十一章

1(ここ)(れい)(われ)()げてヱホバの(いへ)(ひがし)(もん)(われ)(たづさ)へゆけり(もん)(ひがし)(むか)()るにその(もん)入口(いりくち)に二十五(にん)(ひと)あり(われ)その(うち)にアズルの()ヤザニヤおよびベナヤの()ペラテヤ(すなは)(たみ)牧伯等(きみたち)()2(かれ)われに(いひ)たまひけるは(ひと)()(この)(まち)において(あし)(こと)(かんが)(あし)計謀(はかりごと)をめぐらす(もの)(この)人々(ひとびと)なり 3彼等(かれら)いふ(いへ)(たつ)ることは(ちか)からず(この)(まち)(なべ)にして我儕(われら)(にく)なりと 4是故(このゆえ)にかれらに預言(よげん)せよ(ひと)()預言(よげん)すべし 5(とき)にヱホバの(みたま)わが(うへ)(くだ)りて(われ)にいひ(たま)ひけるはヱホバかく()ふと(いふ)べしイスラエルの(いへ)汝等(なんぢら)(かく)いへり汝等(なんぢら)(こころ)におこる(ところ)(こと)(われ)これを()るなり 6汝等(なんぢら)(この)(まち)(ころ)さるる(もの)()死人(しにん)をもて街衢(ちまた)(みた)せり 7是故(このゆえ)(しゆ)ヱホバ(かく)いふ汝等(なんぢら)(まち)(うち)()くところのその(ころ)されし(もの)はすなはち(にく)にして(まち)(なべ)なり(され)(ひと)(まち)(うち)より汝等(なんぢら)(ひき)いだすべし 8汝等(なんぢら)刀劍(つるぎ)(おそ)(われ)(つるぎ)汝等(なんぢら)にのぞましめんと(しゆ)ヱホバいひたまふ 9(われ)なんぢらを(その)(うち)よりひき(いだ)外國人(ことくにびと)()(わた)して汝等(なんぢら)(ばつ)をかうむらすべし 10汝等(なんぢら)(つるぎ)(たふ)れん(われ)イスラエルの(さかひ)にて汝等(なんぢら)(つみ)すべし汝等(なんぢら)(これ)によりてわがヱホバなるを()るにいたらん 11(これ)(なんぢ)らの(なべ)とならず(なんぢ)らはその(うち)(にく)たることを()ざるなりイスラエルの(さかひ)にて(われ)(なんぢ)らに(ばつ)をかうむらすべし 12(なんぢ)(すなは)ちわがヱホバなるを(しる)にいたらん(なんぢ)らはわが憲法(のり)(したが)はずわが律法(おきて)(おこな)はずしてその周圍(まはり)外國人(ことくにびと)慣例(ならはし)のごとくに(こと)をなせり 13(かく)てわが預言(よげん)しをる(とき)にベナヤの()ペラテヤ(しに)たれば(われ)俯向(うつむき)(ふし)大聲(おほごゑ)(さけ)嗚呼(ああ)(しゆ)ヱホバよイスラエルの遺餘者(のこれるもの)(ことごと)(ほろぼ)ぼさんとしたまふやといふに 14ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みていふ 15(ひと)()(なんぢ)兄弟(きやうだい)(なんぢ)兄弟(きやうだい)たる(もの)(なんぢ)親族(しんぞく)人々(ひとびと)にして(すなは)ちイスラエルの全家(ぜんか)全躰(ぜんたい)なりヱルサレムに()人々(ひとびと)(これ)にむかひて汝等(なんぢら)(とほ)くヱホバをはなれて()(この)()はわれらの所有(もちもの)としてあたへらると()16是故(このゆえ)(なんぢ)()ふべしヱホバかく()ひたまふ(われ)かれらを(とほ)(おひ)やりて國々(くにぐに)(ちら)したればその(ゆけ)國々(くにぐに)(おい)暫時(しばらく)(あひだ)かれらの聖所(せいじよ)となると 17(この)(ゆゑ)()ふべし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)なんぢらを(もろもろ)(たみ)(うち)より(つど)汝等(なんぢら)をその(ちら)されたる國々(くにぐに)より(あつ)めてイスラエルの()(なんぢ)らに(あた)へん 18彼等(かれら)彼處(かしこ)(いた)りその(もろもろ)(けが)たる(もの)とその(もろもろ)(にく)むべき(もの)彼處(かしこ)より取除(とりのぞ)かん 19(われ)かれらに唯一(ひとつ)(こころ)(あた)(あたら)しき(れい)(なんぢ)らの(うち)(さづ)けん(われ)かれらの()(うち)より(いし)(こころ)(とり)さりて(にく)(こころ)(あた)20(かれ)らをしてわが憲法(のり)(したが)はしめ(わが)律法(おきて)(まも)りて(これ)(おこな)はしむべし(かれ)らはわが(たみ)となり(われ)はかれらの(かみ)とならん 21(され)どその(けが)れたる(もの)とその(にく)むべき(もの)(こころ)をもておのれの(こころ)となす者等(ものども)(われ)これが(おこな)ふところをその(かうべ)(むく)ゆべし(しゆ)ヱホバこれを()22(ここ)にケルビムその(つばさ)をあぐ()その(かたはら)にありイスラエルの(かみ)榮光(えいくわう)その(うへ)(いま)23ヱホバの榮光(えいくわう)つひに(まち)(なか)より(のぼ)りて(まち)(ひがし)(やま)()てり 24(とき)(れい)われを()(かみ)(みたま)()りて異象(まぼろし)(うち)(われ)をカルデヤに(たづさ)へゆきて俘囚者(とらはれびと)(ところ)にいたらしむ(わが)()たる異象(まぼろし)すなはちわれを(はな)れて(のぼ)れり 25かくて(われ)ヱホバの(われ)にしめしたまひし(ことば)(ことごと)俘囚者(とらはれびと)(つげ)たり

第十二章

1ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()2(ひと)()(なんぢ)背戻(そむけ)(いへ)(うち)()彼等(かれら)()()あれども()()(みみ)あれども(きか)背戻(そむけ)(いへ)なり 3(され)(ひと)()移住(ひきうつり)器具(うつは)(そな)へかれらの()(まへ)にて(ひる)(うち)(うつ)(かれ)らの()(まへ)にて(なんぢ)(ところ)より(ほか)(ところ)(うつ)るべし彼等(かれら)背戻(そむけ)(いへ)なれども(あるい)()(かんが)ふることあらん 4(なんぢ)移住(ひきうつり)器具(うつは)のごとき器具(うつは)彼等(かれら)()(まへ)にて(ひる)(うち)(もち)いだせ(しか)して移住者(ひきうつるもの)(いで)ゆくがごとく彼等(かれら)()(まへ)にて(よひ)(うち)(いで)ゆくべし 5(すなは)ちかれらの()(まへ)にて(かべ)をやぶりて(これ)其處(そこ)より(もち)いだせ 6(かれ)らの()(まへ)にてこれを(かた)()黑暗(やみ)(うち)にこれを(もち)いだすべし(なんぢ)(かほ)(おほ)()()るなかれ(われ)(なんぢ)豫兆(しるし)となしてイスラエルの(いへ)(しめ)すなり 7(われ)すなはち(めい)ぜられしごとく()移住(ひきうつり)器具(うつは)のごとき器具(うつは)(ひる)(うち)(もち)いだし(また)(よひ)()をもて(かべ)をやぶり黑暗(やみ)(うち)にこれを(もち)いだし(かれ)らの()(まへ)にてこれを(かた)(おへ)8明旦(あした)におよびてヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()9(ひと)()背戻(そむけ)(いへ)なるイスラエルの(いへ)(なんぢ)にむかひて(なんぢ)なにを(なす)やと(いひ)しにあらずや 10(なんぢ)かれらに()ふべし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふこの負荷()はヱルサレムの君主(きみ)および彼等(かれら)(うち)なるイスラエルの全家(ぜんか)(あた)るなり 11(なんぢ)また()ふべし(われ)汝等(なんぢら)豫兆(しるし)なりわが(なせ)るごとく彼等(かれら)(しか)なるべし彼等(かれら)(とら)へうつされん 12(かれ)らの(うち)君主(きみ)たる(もの)黑暗(やみ)のうちに(もの)(かた)(のせ)(いで)ゆかん彼等(かれら)(かべ)をやぶりて其處(そこ)より(もの)(もち)いだすべし(かれ)はその(かほ)(おほ)ひて土地(つち)()()ざらん 13(われ)わが(あみ)(かれ)(うへ)(うち)かけん(かれ)はわが(あみ)にかかるべし(われ)かれをカルデヤ(びと)()(ひき)ゆきてバビロンにいたらしめん(しか)れども(かれ)はこれを()ずして其處(そこ)(しぬ)べし 14(すべ)(かれ)四周(まはり)にありて(かれ)(たす)くる(もの)およびその軍兵(つはもの)(みな)(われ)これを四方(よも)(ちら)刀刃(かたな)をぬきて(その)(あと)をおふべし 15()がかれらを(もろもろ)(たみ)(うち)(ちら)國々(くにぐに)撒布(まきちら)さん(とき)にいたりて(かれ)らは(われ)のヱホバなるをしるべし 16(ただ)(われ)かれらの(うち)僅少(わづか)(ひと)(のこ)して(つるぎ)饑饉(ききん)疫病(えきびやう)(まぬ)れしめ(かれ)らをしてそのおこなひし(もろもろ)(にく)むべき(こと)をその(いた)るところの(たみ)(うち)(のべ)しめん彼等(かれら)はわがヱホバなるを()るにいたらん 17ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()18(ひと)()(なんぢ)發震(ふるひ)食物(くひもの)(くら)戰慄(をののき)恐懼(おそれ)をもて(みづ)()19(しか)してこの()(たみ)(いふ)べし(しゆ)ヱホバ、ヱルサレムの(たみ)のイスラエルにをる(もの)(かく)いひたまふ彼等(かれら)(おそ)れて食物(くひもの)(くら)(おどろ)きて(みづ)(のむ)にいたるべし()はその()(すべ)てその(うち)(すめ)(もの)暴逆(ぼうぎやく)のために富饒(とみ)をうしなひて荒地(あれち)となるが(ゆゑ)なり 20(ひと)(すめ)邑々(まちまち)(あれ)はて(くに)滅亡(ほろ)ぶべし汝等(なんぢら)すなはち()がヱホバなるを(しら)21ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()22(ひと)()よイスラエルの(くに)(うち)汝等(なんぢら)いふ()()默示(もくし)はみな(むな)しくなれりと(これ)(なん)(こと)ぞや 23(この)(ゆゑ)(なんぢ)彼等(かれら)(いふ)べし(しゆ)ヱホバかくいひ(たま)(われ)この(ことば)(とど)彼等(かれら)をして(ふたた)びこれをイスラエルの(うち)(いふ)ことなからしめん(すなは)(なんぢ)かれらに()(その)()とその(もろもろ)默示(もくし)(ことば)(ちか)づけりと 24イスラエルの(いへ)には(この)(のち)(かさ)ねて空浮(むなし)默示(もくし)虛僞(いつはり)占卜(うらなひ)あらざるべし 25(それ)(われ)はヱホバなり(われ)わが(ことば)をいださん(わが)いふところは(かなら)(なら)んかさねて(のび)ることあらじ背戻(そむけ)(いへ)汝等(なんぢら)()にある()(われ)(ことば)(はつ)して(これ)()すべし(しゆ)ヱホバこれを()26ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()27(ひと)()()よイスラエルの(いへ)()(かれ)()たる默示(もくし)許多(おほく)()(のち)(こと)にして(かれ)(はるか)(のち)(こと)預言(よげん)するのみと 28(この)(ゆゑ)にかれらに()ふべし(しゆ)ヱホバかくいひたまふ(わが)(ことば)はみな(かさ)ねて(のび)()がいへる(ことば)(なる)べしと(しゆ)ヱホバこれを()ふなり

第十三章

1ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()2(ひと)()預言(よげん)(こと)とするイスラエルの預言者(よげんしや)にむかひて預言(よげん)せよ()のおのれの(こころ)のままに預言(よげん)する者等(ものども)()ふべし(なんぢ)らヱホバの(ことば)()3(しゆ)ヱホバかくいひ(たま)()(なに)をも()ずして(おのれ)(こころ)のままに(おこな)ふところの(おろか)なる預言者(よげんしや)(わざはひ)なるかな 4イスラエルよ(なんぢ)預言者(よげんしや)荒墟(あれあと)にをる(きつね)のごとくなり 5汝等(なんぢら)破壞口(くづれぐち)(まも)らずまたイスラエルの(いへ)四周(まはり)石垣(いしがき)(きづ)きてヱホバの()(ふせ)(たたか)はんともせざるなり 6(かれ)らは虛浮者(むなしきもの)および虛妄(いつはり)占卜(うらなひ)()彼等(かれら)はヱホバいひたまふと()ふといへどもヱホバはかれらを(つかは)さざるなり(しか)るに(かれ)らその(ことば)()らんことを(のぞ)7(なんぢ)らは(むな)しき異象(まぼろし)()虛妄(いつはり)占卜(うらなひ)()(わが)()ふことあらざるにヱホバいひ(たま)ふと()ふにあらずや 8(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかくいひたまふ汝等(なんぢら)空虛(むなし)(こと)()虛僞(いつはり)(もの)()るによりて(われ)なんぢらを(つみ)せん(しゆ)ヱホバこれをいふ 9(わが)()はかの虛浮(むなし)(こと)()虛僞(いつはり)(こと)(うらな)ひいふところの預言者(よげんしや)()(くは)はるべし彼等(かれら)はわが(たみ)(くわい)にをらずなりイスラエルの(いへ)(せき)にしるされずイスラエルの()にいることをえざるべし汝等(なんぢら)すなはち(われ)のヱホバなるをしるにいたらん 10かれらは(わが)(たみ)(まどは)平安(へいあん)あらざるに平安(へいあん)といふ(また)わが(たみ)(へい)(きづ)くにあたりて彼等(かれら)灰砂(しつくい)をもて(これ)()11是故(このゆえ)にその灰砂(しつくい)()(もの)(これ)(くづ)るべしと()大雨(おほあめ)くだらん(へう)()大風(おほかぜ)(ふく)べし 12()(へい)(くづ)(され)人々(ひとびと)汝等(なんぢら)(もち)ひて(ぬり)たる灰砂(しつくい)何處(いづく)にあるやと汝等(なんぢら)(いは)ざらんや 13(すなは)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)憤恨(いきどほり)をもて大風(おほかぜ)(ふか)忿怒(いかり)をもて大雨(おほあめ)(そそ)がせ憤恨(いきどほり)をもて(へう)(ふら)せてこれを(こぼ)つべし 14(われ)なんぢらが灰砂(しつくい)をもて(ぬり)たる(へい)(こぼ)ちてこれを()(たふ)しその基礎(いしずゑ)(あらは)にすべし(これ)すなはち(くづ)れん汝等(なんぢら)はその(なか)にほろびて(われ)のヱホバなるを(しる)にいたらん 15(かく)われその(へい)とこれを灰砂(しつくい)にてぬれる(もの)とにむかひてわが憤恨(いきどほり)(もら)しつくして汝等(なんぢら)にいふべし(へい)はあらずなり(また)灰砂(しつくい)にてこれを(ぬれ)(もの)もあらずなれりと 16(これ)すなはちイスラエルの預言者(よげんしや)()なり彼等(かれら)はヱルサレムにむかひて預言(よげん)をなし其處(そこ)平安(へいあん)のあらざるに平安(へいあん)默示(しめし)()たりといへり(しゆ)ヱホバこれをいふ 17(ひと)()(なんぢ)(たみ)女等(むすめら)(その)(こころ)のままに預言(よげん)する(もの)(なんぢ)(かほ)をむけ(これ)にむかひて預言(よげん)18(いふ)べし(しゆ)ヱホバかくいひたまふ(わが)()節々(ふしぶし)(うへ)小枕(こまくら)(ぬひ)つけ(もろもろ)(おほき)さの(あたま)帽子(かぶりもの)(つく)(かぶら)せて靈魂(たましひ)(から)んとする(もの)(わざはひ)なるかな汝等(なんぢら)はわが(たみ)靈魂(たましひ)(かり)(おのれ)靈魂(たましひ)(いか)しめんとするなり 19汝等(なんぢら)小許(すこし)(むぎ)のため小許(すこし)のパンのために(わが)(たみ)(まへ)にて(われ)(けが)しかの僞言(いつはり)(きき)いるる(わが)(たみ)僞言(いつはり)(のべ)(しぬ)べからざる(もの)(しな)しめ(いく)べからざる(もの)(いか)しむ 20(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかくいひたまふ(われ)汝等(なんぢら)(もち)ひて靈魂(たましひ)(かる)ところの小枕(こまくら)(うば)靈魂(たましひ)(とび)さらしめん(われ)なんぢらの(ひぢ)より小枕(こまくら)(さき)とりて(なんぢ)らが(かる)ところの靈魂(たましひ)(はな)(その)靈魂(たましひ)(とび)さらしむべし 21(われ)なんぢらの帽子(かぶりもの)()(わが)(たみ)(なんぢ)らの()より(すく)ひいださん彼等(かれら)はふたたび汝等(なんぢら)()(おちい)りて(から)れざるべし(なんぢ)らは(わが)ヱホバなるを(しる)にいたらん 22汝等(なんぢら)虛僞(いつはり)をもて義者(ただしきもの)(こころ)(うれ)へしむ(われ)はこれを(うれ)へしめざるなり(また)汝等(なんぢら)惡者(あしきもの)()(つよ)くし(これ)をしてその(あし)(みち)(はな)れかへりて生命(いのち)(たも)つことをなさしめず 23(この)(ゆゑ)汝等(なんぢら)(かさ)ねて虛浮(むなし)(もの)()ることを()占卜(うらなひ)をなすことを()ざるに(いた)るべし(われ)わが(たみ)(なんぢ)らの()より(すく)ひいださん汝等(なんぢら)すなはちわがヱホバなるを(しる)にいたるべし

第十四章

1(ここ)にイスラエルの長老(としより)(うち)人々(ひとびと)(われ)にきたりて(わが)(まへ)()しけるに 2ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()3(ひと)()よこの人々(ひとびと)はその偶像(ぐうざう)(こころ)(うち)(たた)しめ(つみ)(おとし)いるるところの障礙(つまづき)をその(かほ)(まへ)(おく)なり(われ)あに是等(これら)(もの)(もとめ)(いる)べけんや 4(され)(なんぢ)かれらに()げて()ふべし(しゆ)ヱホバかくいひたまふ(およ)そイスラエルの(いへ)(ひと)のその(こころ)(うち)偶像(ぐうざう)(たた)しめその(かほ)のまへに(つみ)(おとし)いるるところの障礙(つまづき)()きて預言者(よげんしや)(きた)(もの)には(われ)ヱホバその偶像(ぐうざう)多衆(おほき)にしたがひて(こたへ)をなすべし 5(かく)して(われ)イスラエルの(いへ)(ひと)(こころ)(とら)へん(これ)かれら(みな)その偶像(ぐうざう)のために(われ)(はな)れたればなり 6(この)(ゆゑ)にイスラエルの(いへ)()ふべし(しゆ)ヱホバかくいひたまふ汝等(なんぢら)()(なんぢ)らの偶像(ぐうざう)(すて)てはなるべし汝等(なんぢら)(かほ)(めぐ)らしてその(もろもろ)(にく)むべき(もの)(はな)れよ 7(すべ)てイスラエルの(いへ)およびイスラエルに(やど)るところの外國人(ことくにびと)(もし)われを(はな)れてその偶像(ぐうざう)(こころ)(うち)(たた)しめ(その)(かほ)(まへ)(つみ)(おちい)るるところの障礙(つまづき)をおきて預言者(よげんしや)(きた)りその(こころ)のままに(われ)(もと)むる(とき)(われ)ヱホバわが(こころ)のままにこれに(こた)ふべし 8(すなは)(われ)(かほ)をその(ひと)にむけこれを(ほろぼ)して兆象(しるし)となし諺語(ことわざ)となし(これ)をわが(たみ)(うち)より(たち)さるべし汝等(なんぢら)これによりて(われ)がヱホバなるを()るにいたらん 9もし預言者(よげんしや)(あざむ)かれて(ことば)(いだ)すことあらば(われ)ヱホバその預言者(よげんしや)(あざむ)けるなり(われ)かれの(うへ)にわが()()(わが)(たみ)イスラエルの(うち)より(かれ)(たち)さらん 10彼等(かれら)その(つみ)()ふべしその預言者(よげんしや)(つみ)はかの(とひ)(もと)むる(もの)(つみ)のごとくなるべし 11(これ)イスラエルの(たみ)をして(かさ)ねて(われ)(はな)れて(まよ)はざらしめ(かさ)ねてその(もろもろ)(とが)(けが)れざらしめんため(また)かれらの(わが)(たみ)となり(われ)(かれ)らの(かみ)とならんためなり(しゆ)ヱホバこれをいふ 12ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()13(ひと)()(くに)もし(もと)れる(こと)をおこなひて(われ)(つみ)(をか)すことあり(われ)()をその(うへ)(のべ)(その)(つゑ)とたのむところのパンを打碎(うちくだ)饑饉(ききん)(これ)におくりて(ひと)(けもの)とをその(うち)より(たつ)ことある(とき)には 14其處(そこ)にかのノア、ダニエル、ヨブの三人(さんにん)あるも(ただ)(その)(ただしき)によりて(おのれ)生命(いのち)(すく)ふことをうるのみなり(しゆ)ヱホバこれをいふ 15(われ)もし(あし)(けもの)(くに)(ゆき)めぐらしめて(これ)()なき(ところ)となし荒野(あれの)となして(その)(けもの)のために其處(そこ)(とほ)(もの)なきに(いた)らん(とき)には 16(しゆ)ヱホバ()(われ)()(この)(にん)そこにをるもその子女(むすこむすめ)(すく)ふことをえず(ただ)その()(すく)ふことを()るのみ(くに)荒野(あれの)となるべし 17(また)(われ)(つるぎ)(くに)(のぞ)ませて(つるぎ)(くに)(ゆき)めぐるべしと()(ひと)(けもの)をそこより(たち)さらん(とき)には 18(しゆ)ヱホバいふ(われ)()(この)(にん)そこにをるもその子女(むすこむすめ)をすくふことをえず(ただ)その()をすくふことを()るのみ 19(また)われ疫病(えきびやう)(くに)におくり()をもてわが(いかり)をその(うへ)にそそぎ(ひと)(けもの)をそこより(たち)さらん(とき)には 20(しゆ)ヱホバいふ(われ)()くノア、ダニエル、ヨブそこにをるもその子女(むすこむすめ)(すく)ふことをえず(ただ)その(ただしき)によりて(おのれ)生命(いのち)(すく)ふことを()るのみ 21(しゆ)ヱホバかくいひたまふ(され)ばわが四箇(よつ)(きび)しき(ばつ)すなはち(つるぎ)饑饉(ききん)(あし)(けもの)疫病(えきびやう)をヱルサレムにおくりて(ひと)(けもの)をそこより(たち)さらんとする(とき)如何(いか)にぞや 22(その)(うち)(のが)れて(のこ)るところの男子(をのこ)女子(をなご)あり彼等(かれら)(たづさ)()らるべし(かれ)(いで)ゆきて汝等(なんぢら)(ところ)にいたらん(なんぢ)らかれらの行爲(おこなひ)擧動(ふるまひ)()()がヱルサレムに(わざはひ)をくだせし(こと)につきて(こころ)をやすむるにいたるべし 23(なんぢ)(かれ)らの行爲(おこなひ)擧動(ふるまひ)()ばこれがためにその(こころ)をやすむるにいたりわがこれに(なし)たる(こと)(みな)(ゆゑ)なくして(なし)たるにあらざるなるをしるにいたらん(しゆ)ヱホバこれを()

第十五章

1ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()2(ひと)()葡萄(ぶだう)()(もり)(うち)にあるところの葡萄(ぶだう)(えだ)なんぞ(ほか)()(まさ)るところあらんや 3(その)()(もの)をつくるに(もち)ふべけんや(また)(ひと)これを(もち)ひて(うつは)をかくる()(くぎ)(つく)らんや 4()(これ)()(なげ)いれられて()()もしその(ふたつ)(はし)()くあり(また)その中間(なか)(こげ)たらば(いか)でか(もの)をつくるに(たゆ)べけんや 5(これ)はその(まつた)かる(とき)すらも(もの)(つく)るに(もち)ふべからざれば(まし)()のこれを焚焦(やきこが)したる(とき)には(いか)(もの)をつくるに(もち)ふべけんや 6是故(このゆえ)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)(もり)()(うち)なる葡萄(ぶだう)()()になげいれて()(ごと)くにヱルサレムの(たみ)をも(しか)するなり 7(われ)(かほ)をかれらに(むか)けて()(かれ)らは()(うち)より(いで)たれども()なほこれを(やき)つくすべし(われ)(かほ)をかれらにむけて()むる(とき)(なんぢ)らは(われ)のヱホバなるをしらん 8彼等(かれら)悖逆(もとれ)(こと)をおこなひしに(より)(われ)かの()荒地(あれち)となすべし(しゆ)ヱホバこれを()

第十六章

1ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()2(ひと)()よヱルサレムに(その)(にく)むべき(こと)(ども)(しめ)して 3()ふべし(しゆ)ヱホバ、ヱルサレムに(かく)いひたまふ(なんぢ)起本(おこり)(なんぢ)誕生(うまれ)はカナンの()なり(なんぢ)(ちち)はアモリ(びと)(なんぢ)(はは)はヘテ(びと)なり 4(なんぢ)誕生(うまれ)(いは)んに(なんぢ)(うま)れし()(なんぢ)臍帶(ほぞのを)(きる)ことなく(また)(みづ)にて(なんぢ)(あら)(きよ)むることなく(しほ)をもて(なんぢ)(こす)ることなく(また)(ぬの)(つつ)むことなかりき 5一人(ひとり)(なんぢ)(あはれ)()(なさけ)をもて是等(これら)(こと)(ひとつ)をも(なんぢ)になせし(もの)なし(なんぢ)(うま)れたる()(ひと)(なんぢ)生命(いのち)(いみ)(なんぢ)野原(のはら)(すて)たり 6(われ)(なんぢ)のかたはらを(とほ)りし(とき)(なんぢ)()(うち)にをりて(ふま)るるを()(なんぢ)()(うち)にある(とき)(なんぢ)(いき)よと(いへ)(すなは)(われ)なんぢが()(うち)にある(とき)(なんぢ)(いき)よといへり 7(われ)()百卉(くさ)のごとくに(なんぢ)()して千萬(せんまん)となせり(なんぢ)生長(そだち)(おほ)きくなり(うつく)しき姿(すがた)となるにいたり(ちち)(かた)くなり(かみ)(のび)たりしが(ころも)なくして(はだか)なりき 8(ここ)(われ)(なんぢ)(かたはら)(とほ)りて(なんぢ)(みる)(いま)(なんぢ)(とき)(なんぢ)(あい)せらるべき(とき)なりければ(われ)衣服(ころも)(すそ)をもて(なんぢ)(おほ)(なんぢ)(はづ)るところを(かく)(しか)して(なんぢ)(ちか)(なんぢ)契約(けいやく)をたてたり(なんぢ)すなはち(わが)所屬(もの)となれり(しゆ)ヱホバこれを()9(かく)(われ)(みづ)をもてなんぢを(あら)(なんぢ)()(すす)ぎおとして(あぶら)(なんぢ)にぬり 10文繡(ぬひ)あるものを()(かは)(くつ)穿(うが)たしめ細布(ほそぬの)(かむ)らせ(きぬ)をもて(なんぢ)()(つつ)めり 11(しか)して飾物(かざりもの)をもて(なんぢ)をかざり腕環(うでわ)をなんぢの()にはめ金索(くさり)(なんぢ)(くび)にかけしめ 12(はな)には鼻環(はなわ) (みみ)には耳環(みみわ) (かうべ)には華美(はなやか)なる冠冕(かんむり)をほどこせり 13(なんぢ)すなはち金銀(きんぎん)をもて()(かざ)細布(ほそぬの)(きぬ)および文繡(ぬひあるもの)をその衣服(ころも)となし麥粉(むぎこ)(みつ)(あぶら)とを(くら)へり(なんぢ)(はなは)(うるは)しくして(つひ)(さか)えて(わう)權勢(いきほひ)(すす)みいたる 14(なんぢ)美貌(うつくしさ)のために(なんぢ)()國々(くにぐに)にひろまれり(これ)わが(なんぢ)にほどこせしわれの飾物(かざり)によりて(なんぢ)美麗(うつくしさ)(きはま)りたればなり(しゆ)ヱホバこれを()15(しか)るに(なんぢ)その美麗(うつくしさ)(たの)(なんぢ)()によりて姦淫(かんいん)をおこなひ(すべ)(その)(かたはら)(すぐ)(もの)縱恣(ほしいまま)姦淫(かんいん)をなしたり(これ)その(ひと)所屬(もの)となる 16(なんぢ)おのれの衣服(ころも)をとりて崇邱(たかきところ)(いろど)(つく)りその(うへ)姦淫(かんいん)をおこなへり(これ)(なす)べからず(ある)べからざる(こと)なり 17(なんぢ)はわが(なんぢ)にあたへし金銀(きんぎん)(かざり)(しな)()(をとこ)(ざう)(つく)りて(これ)姦淫(かんいん)をおこなひ 18(なんぢ)繡衣(ぬひあるころも)()りて(これ)(まと)(われ)(あぶら)(かう)をその(まへ)(そな)19(また)わが(なんぢ)にあたへし(われ)食物(くひもの)()(もち)ひて(なんぢ)をやしなふところの麥粉(むぎこ)(あぶら)および(みつ)(その)(まへ)(そな)へて(かうば)しき香氣(にほひ)となせり(この)(こと)ありしと(しゆ)ヱホバいひ(たま)20(なんぢ)またおのれの(われ)(うみ)たる男子(なんし)女子(によし)をとりてこれをその(ざう)にそなへて(くら)はしむ(なんぢ)姦淫(かんいん)なほ(ちひさ)(こと)なるや 21(なんぢ)わが子等(こども)(ころ)(また)()(なか)(とほ)らしめてこれに(ささ)22(なんぢ)その(もろもろ)(にく)むべき(こと)とその姦淫(かんいん)とをおこなふに(あた)りて(なんぢ)(わか)かりし()(ころも)なくして(はだか)なりしことおよび(なんぢ)()のうちにをりて(ふま)れしことを(おも)はざるなり 23(しゆ)ヱホバまた(いひ)たまふ(なんぢ)(わざはひ)なるかな(わざはひ)なるかな 24(なんぢ)その(もろもろ)(あく)をおこなひし(のち)街衢(ちまた)街衢(ちまた)(たかどの)をしつらひ(うてな)(つく)25また(みち)辻々(つぢつぢ)(うてな)をつくりて(なんぢ)美麗(うつくしさ)汚辱(はづかし)むることを()(すべ)(かたはら)(よぎ)るところの(もの)(あし)をひらきて(おほい)姦淫(かんいん)をおこなふ 26(なんぢ)かの(にく)(おほい)なる(なんぢ)隣人(となりびと)エジプトの人々(ひとびと)姦淫(かんいん)をおこなひ(おほい)姦淫(かんいん)をなして(われ)(いか)らせたれば 27(われ)()(なんぢ)(うへ)にのべて(なんぢ)のたまはる(ぶん)(へら)()(なんぢ)(にく)(なんぢ)(みだり)なる行爲(おこなひ)(はづ)るところのペリシテ(びと)女等(むすめら)(こころ)(なんぢ)をまかせたり 28(しか)るに(なんぢ)(あく)ことなければ(また)アツスリヤの人々(ひとびと)姦淫(かんいん)をおこなひしが(これ)姦淫(かんいん)をおこなひたるも(なほ)(あく)ことなかりき 29(なんぢ)また(おほい)姦淫(かんいん)をおこなひてカナンの(くに)カルデヤに(まで)およびしが(これ)にても(なほ)(あく)ことなし 30(しゆ)ヱホバいひたまふ(なんぢ)(こころ)如何(いか)戀煩(こひわづら)ふにや(なんぢ)この(もろもろ)(こと)(なせ)(これ)氣隨(わがまま)なる遊女(あそびめ)行爲(わざ)なり 31(なんぢ)(みち)辻々(つじつじ)(たかどの)をしつらひ衢々(ちまたちまた)(うてな)(つく)りしが金錢(あたひ)(かろ)んじたれば娼妓(あそびめ)のごとくならざりき 32(それ)淫婦(いんぷ)はその(をつと)のほかに他人(たにん)(つう)ずるなり 33(ひと)(すべ)娼妓(あそびめ)(もの)(おく)るなるに(なんぢ)はその(もろもろ)戀人(こひびと)(もの)をおくり(かつ)(なんぢ)姦淫(かんいん)せんとて四方(よも)より(なんぢ)(きた)(もの)報金(むくい)(あた)34(なんぢ)姦淫(かんいん)をおこなふに(あた)りて(ほか)(をんな)(はん)(すなは)(ひと)(なんぢ)戀求(こひもと)むるにあらざるなり(なんぢ)金錢(あたひ)(ひと)にあたへて(ひと)金錢(あたひ)(なんぢ)にあたへざるは(これ)その(あひ)(はん)するところなり 35(され)娼妓(あそびめ)よヱホバの(ことば)()36(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(なんぢ)金銀(かね)撒散(まきちら)(かつ)(なんぢ)戀人(こひびと)姦淫(かんいん)して(なんぢ)恥處(はづるところ)(あらは)したるに()(また)(なんぢ)(にく)むべき(もろもろ)偶像(ぐうざう)(なんぢ)(これ)にささげたる(なんぢ)子等(こどもら)()(ゆゑ)により 37()(われ)(なんぢ)(まじは)れる(もろもろ)戀人(こひびと)および(すべ)(なんぢ)(こひ)たる(もの)(ならび)(すべ)(なんぢ)(にく)みたる(もの)(あつ)四方(よも)よりかれらを(なんぢ)(ところ)(あつ)(なんぢ)恥處(はづるところ)(かれ)らに(あらは)さん(かれ)(なんぢ)恥處(はづるところ)(ことごと)()るべし 38(われ)姦淫(かんいん)()せる(をんな)および()をながせる(をんな)(さば)くがごとくに(なんぢ)(さば)(なんぢ)をして忿怒(いかり)嫉妬(ねたみ)()とならしむべし 39(われ)(なんぢ)彼等(かれら)()(わた)せば彼等(かれら)(なんぢ)(たかどの)(こぼ)(なんぢ)(うてな)(たふ)しなんぢの衣服(ころも)褫取(はぎと)(なんぢ)(うつく)しき(かざり)(うば)(なんぢ)をして衣服(ころも)なからしめ(はだか)にならしむべし 40彼等(かれら)群衆(ぐんしう)をひきゐて(なんぢ)(ところ)にのぼり(いし)をもて(なんぢ)()(つるぎ)をもて(なんぢ)(きり)さき 41()をもて(なんぢ)(いへ)()(おほ)くの婦女(をんな)()(まへ)にて(なんぢ)(さば)かん(かく)われ(なんぢ)をして姦淫(かんいん)(やめ)しむべし(なんぢ)(また)ふたたび金錢(あたひ)をあたふることなからん 42(われ)ここに(おい)(なんぢ)(たい)するわが(いかり)(やす)(なんぢ)にかかはるわが嫉妬(ねたみ)()(こころ)をやすんじて(また)(いか)らざらん 43(しゆ)ヱホバいひたまふ(なんぢ)その(わか)かりし()(こと)記憶(おぼ)えずしてこの(もろもろ)(こと)をもて(われ)(いか)らせたれば()(われ)(なんぢ)(おこな)ふところを(なんぢ)(かうべ)(むく)ゆべし(なんぢ)その(もろもろ)(にく)むべき(こと)(うへ)(この)惡事(あくじ)をなしたるにあらざるなり 44()諺語(ことわざ)をもちふる(もの)みな(なんぢ)(さし)てこの(ことわざ)(もち)(いは)(はは)のごとくに(むすめ)(しか)りと 45(なんぢ)(はは)はその(をつと)子女(こども)(すて)たり(なんぢ)はその(むすめ)なり(なんぢ)姉妹(しまい)はその(をつと)子女(こども)(すて)たり(なんぢ)はその姉妹(しまい)なり(なんぢ)(はは)はヘテ(びと)(なんぢ)(ちち)はアモリ(びと)なり 46(なんぢ)(あね)はサマリヤなり(かれ)その女子(むすめ)()とともに(なんぢ)(ひだり)()(なんぢ)(いもと)はソドムなり(かれ)その女子(むすめ)()とともに(なんぢ)(みぎ)()47(なんぢ)(ただ)(すこ)しく(かれ)らの(みち)(あゆ)(かれ)らの(にく)むべきところの事等(ことども)(おこな)ひしのみにあらず(なんぢ)(なせ)(こと)(みな)かれらのよりも(あし)かりき 48(しゆ)ヱホバ(いひ)たまふ(われ)()(なんぢ)(いもと)ソドムと(その)女子(むすめ)らが(なせ)しところは(なんぢ)とその女子(むすめ)らが(なせ)しところの(ごと)くはあらざりき 49(なんぢ)(いもと)ソドムの(つみ)(これ)なり(かれ)(たかぶ)食物(しよくもつ)()きその女子(むすめ)らとともに安泰(あんたい)にをり(しか)して(なや)める(もの)(まづ)しき(もの)(たす)けざりき 50かれらは(たかぶ)りわが(まへ)(にく)むべき(こと)をなしたれば(われ)()てかれらを(はら)(のぞ)けり 51サマリヤは(なんぢ)(つみ)半分(なかば)ほども(つみ)(をか)さざりき(なんぢ)(にく)むべき事等(ことども)(かれ)らよりも(おほ)(おこな)()(なんぢ)(なし)たる(もろもろ)(にく)むべき(こと)のために(なんぢ)姉妹(しまい)()をして(ただし)きが(ごと)くならしめたり 52(され)(なんぢ)(かつ)てその姉妹(しまい)()(かうむ)るべき(もの)(さだ)めたるところの恥辱(はぢ)(なんぢ)もまた(かうむ)れよ(なんぢ)彼等(かれら)よりも(おほ)くの(にく)むべき(こと)をなしたるその(つみ)(ため)彼等(かれら)(なんぢ)よりも(ただし)くなれり(され)(なんぢ)(はづかしめ)()(はぢ)(かうむ)()(なんぢ)その姉妹(しまい)()(ただし)(もの)となしたればなり 53(われ)ソドムとその女等(むすめら)俘囚(とらはれ)をかへしサマリヤとその女等(むすめら)俘囚(とらはれ)をかへさん(とき)(それ)(おな)(とら)はれたる(なんぢ)俘囚人(とらはれびと)(かへ)54(なんぢ)をして(はぢ)(かうむ)らしめ(なんぢ)(すべ)(なし)たるところの(こと)(はぢ)しむべし(なんぢ)かく(かれ)らの(なぐさめ)とならん 55(なんぢ)姉妹(しまい)ソドムとその女子(むすめ)()(もと)(さま)(かへ)りサマリヤとその女子(むすめ)()(もと)(さま)(かへ)らん(また)(なんぢ)(なんぢ)女子(むすめ)()(もと)(さま)にかへるべし 56(なんぢ)はその驕傲(おごりたかぶ)れる()には(なんぢ)姉妹(しまい)ソドムの(こと)(くち)(のべ)ざりき 57(なんぢ)(あく)(あらは)れし(とき)まで(すなは)ちスリアの女子(むすめ)()(すべ)(なんぢ)周圍(まはり)(もの)ペリシテ(びと)(むすめ)()四方(しはう)より(なんぢ)(なぶ)りて(はづか)しめし(とき)まで(なんぢ)(かく)のごとくなりき 58ヱホバいひたまふ(なんぢ)(みだり)なる行爲(おこなひ)(なんぢ)のもろもろの(にく)むべき(こと)とは(なんぢ)みづからこれを()()ふなり 59(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ誓言(ちかひ)(かろ)んじて契約(けいやく)をやぶりたるところの(なんぢ)には(われ)(なんぢ)(なせ)るところにしたがひて(なす)べし 60(われ)(なんぢ)(わか)かりし()(なんぢ)になせし契約(けいやく)記憶(おぼ)(なんぢ)(かぎ)りなき契約(けいやく)をたてん 61(なんぢ)その姉妹(しまい)(なんぢ)より(おほい)なる(もの)(ちひさ)(もの)とを()(とき)にはおのれの行爲(おこなひ)をおぼえて(はぢ)彼等(かれら)(なんぢ)契約(けいやく)(ぞく)する(もの)にあらざれども(われ)かれらを(なんぢ)にあたへて(むすめ)となさしむべし 62(われ)(なんぢ)契約(けいやく)をたてん(なんぢ)すなはち(われ)のヱホバなるを(しる)にいたらん 63(われ)なんぢの(すべ)(おこな)ひしところの(こと)(ゆる)(とき)には(なんぢ)(おぼ)えて()ぢその恥辱(ちじよく)のために(ふたた)(くち)(ひら)くことなかるべし(しゆ)ヱホバこれを()

第十七章

1(ここ)にヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()2(ひと)()(なんぢ)イスラエルの(いへ)(なぞ)をかけ譬言(たとへ)(かた)りて 3(いふ)べし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(おほい)なる(つばさ)(なが)(はね)ありて種々(さまざま)(いろ)()滿(みち)たる大鷲(おほわし)レバノンに(きた)りて香柏(かうはく)(こずゑ)()4(その)()(いただき)()みカナンの()にこれを(もち)きたりて商人(あきうど)(まち)()きけるが 5(また)その()(たね)をとりて(これ)種田(たねはたけ)()けりすなはち(これ)(みづ)(おほ)(ところ)にもちゆきて(やなぎ)のごとくにこれを(うゑ)しに 6成長(そだ)ちて(たけ)(ひく)(たれ)さがりたる葡萄樹(ぶだうづる)となり(その)(えだ)(わし)にむかひその()(わし)(した)にあり(つひ)葡萄樹(ぶだうづる)となりて()をふき()(いだ)7(ここ)(また)(おほい)なる(つばさ)(おほ)くの(はね)ある一箇(ひとつ)大鷲(おほわし)ありしがその葡萄樹(ぶだうづる)()をこれにむかひて()(えだ)をこれにむかひて()(これ)をしてその(うわ)りたる()(ほか)より(みづ)(そそ)がしめんとす 8(そもそも)(これ)()(はたけ)(おほ)くの(みづ)(かたはら)(うゑ)たるは()()()をむすびて(さかん)なる葡萄樹(ぶだうづる)とならしめんためなりき 9なんぢ(しゆ)ヱホバかく()ふといふべし(これ)旺盛(さかん)になるや(わし)その()()きその()()ちて(これ)(かれ)しめざらんや(その)()若葉(わかば)(みな)(かれ)(これ)()より(あぐ)るには(つよ)(うで)(おほ)くの(ひと)(もち)ふるにおよばざるなり 10(これ)(うゑ)られたれども旺盛(さかん)にならんや東風(ひがしかぜ)これに(あた)らば枯果(かれはて)ざらんや(これ)その(おひ)たるところの()(かる)べし 11ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()12(そむ)ける(いへ)()ふべし汝等(なんぢら)()(なに)たるを(しら)ざるかと(また)()()よバビロンの(わう)ヱルサレムに(きた)りその(わう)とその牧伯等(きみたち)(とら)へてこれをバビロンに(ひき)ゆけり 13(かれ)また(わう)(やから)一人(ひとり)(とり)てこれと契約(けいやく)()誓言(ちかひ)をなさしめ(また)(くに)(つよ)者等(ものども)(とら)へゆけり 14(これ)この(くに)(ひく)くして(みづか)()つことを()ざらしめその(ひと)をして契約(けいやく)(まも)りてこれを(かた)うせしめんがためなりき 15(しか)るに(かれ)これに(そむ)きて使者(つかひ)をエジプトに(つかは)(むま)(おほ)くの(ひと)(おのれ)におくらしめんとせり(かれ)旺盛(さかん)にならんや(これ)(なせ)(もの)(のが)るることをえんや(かれ)その契約(けいやく)をやぶりたり(いか)(のが)るることを()んや 16(しゆ)ヱホバいひたまふ(われ)()(かなら)(かれ)(おのれ)(わう)となしたる(かの)(わう)(ところ)(とも)にをりてバビロンに(しぬ)べし(かれ)その(わう)誓言(ちかひ)(かろ)んじ(その)契約(けいやく)(やぶ)りたるなり 17(それ)(るゐ)(きづ)雲梯(うんてい)()てて衆多(おほく)(ひと)(ころ)さんとする(とき)にはパロ(おほい)なる軍勢(ぐんぜい)衆多(おほく)(ひと)をもて(かれ)のために戰爭(たたかひ)をなさじ 18(かれ)誓言(ちかひ)(かろ)んじて契約(けいやく)(やぶ)(かれ)()(あた)へて(かへつ)此等(これら)(こと)をなしたれば(のが)るることを()ざるべし 19(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)()(かれ)(われ)誓言(ちかひ)(かろ)んじ(われ)契約(けいやく)をやぶりたる(こと)(かなら)ずかれの(かうべ)にむくいん 20(われ)わが(あみ)をかれの(うへ)にうちかけ(かれ)をわが(あみ)にとらへてバビロンに(ひき)ゆき(かれ)(われ)にむかひて(なせ)しところの叛逆(ほんぎやく)につきて(かれ)(さば)くべし 21(かれ)(すべて)軍隊(ぐんたい)逃脱者(おちうど)(みな)(かたな)(たふ)生殘(いきのこ)れる(もの)八方(やも)(ちら)さるべし汝等(なんぢら)(われ)ヱホバがこれを(いひ)しなるを(しる)にいたらん 22(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)(たか)香柏(かうはく)(こずゑ)(ひとつ)(とり)てこれを()ゑその()(いただき)より若芽(わかめ)()みとりて(これ)(たか)(すぐ)れたる(やま)(うゆ)べし 23イスラエルの高山(たかやま)(われ)これを(うゑ)(これ)(えだ)(しやう)()をむすびて榮華(さかん)なる香柏(かうはく)となり(もろもろ)(たぐひ)(とり)(みな)その(した)(すま)ひその(えだ)(かげ)(すま)はん 24(ここ)(おい)()()みな(われ)ヱホバが(たか)()(ひく)くし(ひく)()(たか)くし(みどり)なる()(かれ)しめ枯木(かれき)(みどり)ならしめしことを(しら)(われ)ヱホバこれを()(これ)(なす)なり

第十八章

1ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()2汝等(なんぢら)なんぞイスラエルの()(おい)(この)諺語(ことわざ)(もち)(ちち)(たち)()葡萄(ぶだう)(くら)ひたれば子等(こどもら)()()くと()ふや 3(しゆ)ヱホバいふ(われ)()汝等(なんぢら)ふたたびイスラエルに(おい)てこの諺語(ことわざ)をもちふることなかるべし 4(それ)(すべて)靈魂(たましひ)(われ)(ぞく)(ちち)靈魂(たましひ)()靈魂(たましひ)(われ)(ぞく)するなり(つみ)(をか)せる靈魂(たましひ)(しぬ)べし 5(もし)(ひと)正義(ただしく)して公道(おほやけ)公義(ただしき)(おこな)6(やま)(うへ)(しよく)をなさず()をあげてイスラエルの(いへ)偶像(ぐうざう)(あふ)がず(ひと)(つま)(をか)さず(けが)れたる婦女(をんな)(ちか)づかず 7何人(なにびと)をも(しへた)げず質物(しちもつ)(かへ)(もの)(うば)はずその食物(しよくもつ)(うう)(もの)(あた)(はだか)なる(もの)(ころも)()8()(とり)()さず(そく)(とら)()をひきて(あく)(おこな)はず眞實(まこと)判斷(さばき)(ひと)(ひと)(あひだ)になし 9わが法憲(のり)にあゆみ(また)()律例(おきて)(まも)りて眞實(まこと)をおこなはば(これ)義者(ただしきもの)なり(かれ)(いく)べし(しゆ)ヱホバこれを()10(され)(かれ)()(うま)んにその()(あら)(もの)にして(ひと)()をながし(かく)(ごと)(こと)一箇(ひとつ)(おこな)11(これ)をば(すべ)(おこな)はずして(やま)(うへ)(しよく)をなし(ひと)(つま)(をか)12(なや)める(もの)(まづ)しき(もの)(しへた)(もの)(うば)質物(しちもつ)(かへ)さず()をあげて偶像(ぐうざう)(あふ)(にく)むべき(こと)をおこなひ 13()をとりて()(そく)(とら)(かれ)(いく)べきや(かれ)(いく)べからず(かれ)この(もろもろ)(にく)むべき(こと)をなしたれば(かなら)(しぬ)べしその()はかれに()せん 14(また)()(うま)れんに(その)()(ちち)のなせる(もろもろ)(つみ)()しかども()斯有(かかる)ことを(おこな)はず 15(やま)(うへ)(しよく)をなさず()をあげてイスラエルの(いへ)偶像(ぐうざう)(あふ)がず(ひと)(つま)(をか)さず 16何人(たれ)をも(しへた)げず質物(しちもつ)存留(ひきと)めず(もの)(うば)はず(うゆ)(もの)にその食物(しよくもつ)(あた)(はだか)なる(もの)(ころも)()17その()をひきて(なや)める(もの)(くるし)めず()(そく)(とら)ずわが律法(おきて)(おこな)ひわが法度(のり)(あゆ)まば(かれ)はその(ちち)(あく)のために(しぬ)ことあらじ(かなら)(いく)べし 18その(ちち)(はなは)だしく(ひと)(かす)めその兄弟(きやうだい)(いた)(しへた)げその(たみ)(うち)(よか)らぬ(こと)をなしたるに(より)てその(あく)のために(しぬ)べし 19しかるに汝等(なんぢら)()なんぞ(ちち)(あく)(おは)ざるやと()(それ)()律法(おきて)公義(ただしき)(おこな)ひわが(すべ)ての法度(のり)(まも)りてこれを(おこな)ひたれば(かなら)(いく)べし 20(つみ)(をか)せる靈魂(たましひ)(しぬ)べし()(ちち)(あく)(おは)(ちち)()(あく)(おは)ざるなり義人(ぎじん)()はその(ひと)()惡人(あしきひと)(あく)はその(ひと)()すべし 21(され)惡人(あくにん)もしその(すべ)(おこな)ひしところの(あく)(はな)れわが(すべて)法度(のり)(まも)律法(おきて)公義(ただしき)(おこな)ひなばかならず(いき)(しな)ざるべし 22その(なせ)しところの(とが)(みな)記念(おぼえ)られざるべしその(なせ)(ただし)(こと)のために(かれ)(いく)べし 23(しゆ)ヱホバ(いひ)たまふ(われ)(いか)惡人(あくにん)()(この)まんや(むしろ)(かれ)がその(みち)(はな)れて(いき)んことを(この)まざらんや 24(もし)義人(ぎじん)その()をはなれて(あく)(おこな)惡人(あくにん)(なせ)(もろもろ)(にく)むべき(こと)をなさば(いく)べきや(その)なせし(ただし)(こと)(みな)記念(おぼえ)られざるべし(かれ)はその(なせ)(とが)とその(をか)せる(つみ)とのために(しぬ)べし 25(しか)るに汝等(なんぢら)(しゆ)(みち)(ただ)しからずと()(され)ばイスラエルの(いへ)()(わが)(みち)(ただ)しからざるやその(ただ)しからざる(もの)(なんぢ)らの(みち)にあらずや 26(もし)義人(ぎじん)その()をはなれて(あく)()(それ)がために(しぬ)ることあらば(これ)その(なせ)(あく)のために(しぬ)るなり 27(もし)惡人(あくにん)その(なせ)(あく)をはなれて律法(おきて)公義(ただしき)(おこな)はばその靈魂(たましひ)(いか)しむることをえん 28(かれ)もし()てその(おこな)ひし(もろもろ)(とが)(はな)れなば(かなら)(いき)(しな)ざるべし 29(しか)るにイスラエルの(いへ)(しゆ)(みち)(ただ)しからずといふイスラエルの(いへ)よわが(みち)(ただ)しからざるやその(ただ)しからざる(もの)(なんぢ)らの(みち)にあらずや 30(しゆ)ヱホバいひ(たま)(この)(ゆゑ)(われ)(なんぢ)らをば(おのおの)その(みち)にしたがひて(さば)くべし(なんぢ)らその(もろもろ)(とが)悔改(くいあらた)めよ(しか)らば(あく)(なんぢ)らを(つまづ)かせて(ほろぼ)ぼすことなかるべし 31汝等(なんぢら)その(おこな)ひし(もろもろ)(つみ)棄去(すてさ)(あたら)しき(こころ)(あたら)しき靈魂(たましひ)(おこ)すべしイスラエルの(いへ)(なんぢ)らなんぞ(しぬ)べけんや 32(われ)死者(しぬるもの)()(この)まざるなり(され)(なんぢ)(くい)(いき)(しゆ)ヱホバこれを()

第十九章

1(なんぢ)イスラエルの君等(きみたち)のために(かなしみ)(ことば)をのべて 2()ふべし(なんぢ)(はは)なる牝獅(めじし)何故(なにゆゑ)牡獅(をじし)(うち)()小獅(こじし)(うち)にその()(やしな)ふや 3(かれ)その(ひとつ)()(そだ)てたれば小獅(こじし)となりて(えば)(とる)ことを(なら)(つひ)(ひと)(くら)へり 4國々(くにぐに)(ひと)これの(こと)()きこれを陷阱(おとしあな)にて(とら)鼻環(はなわ)をほどこしてこれをエジプトの()にひきいたれり 5牝獅(めじし)(しばら)(まち)しがその(のぞみ)(うしな)ひしを()たれば(また)一個(ひとつ)()(とり)てこれを小獅(こじし)とならしむ 6(これ)すなはち牝獅(めじし)(うち)(あゆ)みて小獅(こじし)となり(えば)(とる)ことを(なら)ひしが(また)(ひと)(くら)7(その)寡婦(やもめ)をしりその邑々(まちまち)(ほろぼ)せりその咆哮(ほゆる)(こゑ)によりてその()とその(うち)(みつ)(もの)(あれ)たり 8(ここ)をもて四方(よも)國人(くにびと)その國々(くにぐに)より攻來(せめきた)(あみ)をこれにうちかけ陷阱(おとしあな)にてこれを(とら)9鼻環(はなわ)をほどこして(かご)にいれ(これ)をバビロンの(わう)(もと)(ひき)いたりて(しろ)(うち)(たづさ)()(その)(こゑ)(ふたた)びイスラエルの山々(やまやま)(きこ)えざらしむ 10(なんぢ)(はは)(なんぢ)()にして(みづ)(かたはら)(うゑ)たる葡萄樹(ぶだうのき)のごとし(みづ)(おほ)きがために結實(みのり)(おほ)(つる)はびこれり 11(これ)(つよ)(えだ)ありて君王(きみ)(たち)(つゑ)となすべし(これ)(たけ)(くも)(いた)りその衆多(おほく)(えだ)のために(たか)(そび)えて()へたり 12(しか)るに(これ)(いかり)をもて(ぬか)れて()(なげう)たる東風(ひがしかぜ)その()吹乾(ふきかわ)かしその(つよ)(えだ)()れて()()(やか)13(いま)これは荒野(あれの)にて(かわ)ける(みづ)なき()(うわ)りてあり 14その(えだ)()より()いでてその()()けば(また)(つよ)(えだ)君王(きみ)(たち)(つゑ)となるべき(もの)(それ)になし(これ)(かなしみ)(ことば)なり(かなしみ)(ことば)となるべし

第二十章

1(ねん)の五(ぐわつ)十日(とをか)にイスラエルの長老(としより)(うち)人々(ひとびと)ヱホバに(とは)んとて(きた)りてわが(まへ)()しけるに 2ヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()3(ひと)()よイスラエルの長老(としより)(たち)(つげ)(これ)にいふべし(しゆ)ヱホバかく()汝等(なんぢら)(われ)(とは)んとて(きた)れるや(しゆ)ヱホバいふ(われ)()(われ)(なんぢ)らの(とひ)(いれ)じと 4(なんぢ)かれらを(さば)かんとするや(ひと)()(なんぢ)かれらを(さば)かんとするや彼等(かれら)先祖(せんぞ)(たち)のなしたる(にく)むべき事等(ことども)をかれらに(しら)しめて 5(いふ)べし(しゆ)ヱホバかくいふ(われ)イスラエルを(えら)みヤコブの(いへ)(すゑ)にむかひてわが()をあげエジプトの()にて(われ)をかれらに(しら)せかれらにむかひて(わが)()をあげて(われ)(なんぢ)らの(かみ)ヱホバなりと(いひ)() 6その()(われ)かれらにむかひて(わが)()をあげエジプトの()よりかれらをいだし()がかれらのために(もと)()たるその(ちち)(みつ)(なが)るる()(みちび)かんとせり(これ)(すべて)()(うち)(うるは)しき(もの)なり 7(しか)して(われ)かれらに(いひ)けらく各人(おのおの)その()にあるところの(にく)むべき事等(ことども)()てよエジプトの偶像(ぐうざう)をもてその()(けが)すなかれ(われ)(なんぢ)らの(かみ)ヱホバなりと 8(しか)るに(かれ)らは(われ)(そむ)きて(われ)(きき)したがふことを(この)まざりき彼等(かれら)一人(ひとり)もその()にあるところの(にく)むべき(もの)()てずエジプトの偶像(ぐうざう)()てざりしかば(われ)エジプトの()(うち)において(わが)憤恨(いきどほり)をかれらに(そそ)ぎわが忿怒(いかり)をかれらに(もら)さんと(いへ)9(しか)れども(われ)わが()のために(こと)をなして(かれ)らをエジプトの()より(みちび)きいだせり(これ)(わが)()異邦人(ことくにびと)()(まへ)(けが)されざらんためなりその異邦人(ことくにびと)()(うち)彼等(かれら)()(また)その(まへ)にて(われ)おのれを彼等(かれら)(しら)せたり 10すなはち(われ)エジプトの()より彼等(かれら)(みちび)(いだ)して曠野(あらの)(つれ)ゆき 11わが法憲(のり)をこれに(さづ)けわが律法(おきて)をこれに(しめ)せり(これ)(ひと)(おこな)ひて(これ)(より)(いく)べき(もの)なり 12(われ)また(かれ)らに安息日(あんそくにち)(あた)へて(われ)(かれ)らの(あひだ)(しるし)となしかれらをして(わが)ヱホバが(かれ)らを聖別(きよめ)しを(しら)しめんとせり 13(しか)るにイスラエルの(いへ)曠野(あらの)にて(われ)(そむ)(ひと)(おこな)ひて(これ)によりて(いく)べき(もの)なるわが法度(のり)にあゆまず(わが)律法(おきて)(かろ)んじ(おほい)(わが)安息日(あんそくにち)(けが)したれば曠野(あらの)にてわが憤恨(いきどほり)をかれらに(そそ)ぎてこれを(ほろぼ)さんと()ひたりしが 14(われ)わが()のために(こと)をなせり(これ)わが(かれ)らを(みちび)きいだして()せしところの異邦人(ことくにびと)()()のまへにわが()(けが)されざらしめんためなりき 15(ただ)(われ)曠野(あらの)にて(かれ)らにむかひて(わが)()をあげ(かれ)らをわが(あた)へしその(ちち)(みつ)(なが)るる()(みちび)かじと(ちか)へり(これ)(もろもろ)()(なか)(うるは)しき(もの)なり 16(これ)かれら(こころ)にその偶像(ぐうざう)(した)ひてわが律法(おきて)(かろ)んじ()てわが法憲(のり)にあゆまずわが安息日(あんそくにち)(けが)したればなり 17(しか)りといへども(わが)かれらを(をし)()てかれらを(ほろぼ)ぼさず曠野(あらの)にて(かれ)らを(たや)さざりき 18(われ)曠野(あらの)にてかれらの子等(こどもら)(いへ)(なんぢ)らの(ちち)法度(のり)にあゆむなかれ(なんぢ)らの律法(おきて)(まも)るなかれ(なんぢ)らの偶像(ぐうざう)をもて(なんぢ)らの()(けが)すなかれ 19(われ)(なんぢ)らの(かみ)ヱホバなり(わが)法度(のり)にあゆみ(わが)律法(おきて)(まも)りてこれを(おこな)20わが安息日(あんそくにち)(きよ)くせよ(これ)(われ)(なんぢ)らの(あひだ)(しるし)となりて(なんぢ)らをして()(なんぢ)らの(かみ)ヱホバなるを(しら)しめんと 21(しか)るにその子等(こどもら)(われ)にそむき(ひと)(おこな)ひてこれによりて(いく)べき(もの)なるわが法度(のり)にあゆまず(わが)律法(おきて)をまもりて(これ)をおこなはずわが安息日(あんそくにち)(けが)したれば(われ)わが憤恨(いきどほり)(かれ)らにそそぎ曠野(あらの)にてわが忿怒(いかり)をかれらに(もら)さんと(いひ)たりしが 22(わが)()(かへ)してわが()のために(こと)をなせり(これ)わが(かれ)らを(みちび)()して()せしところの異邦人(ことくにびと)()()のまへにわが()(けが)されざらしめんためなりき 23(ただ)(われ)(なんぢ)らを國々(くにぐに)(ちら)處々(ところどころ)(まか)んと曠野(あらの)にてかれらにむかひて(わが)()(あげ)たり 24(これ)かれらわが律法(おきて)(おこな)はずわが法度(のり)(かろん)じわが安息日(あんそくにち)をけがしその(ちち)偶像(ぐうざう)()(した)ひたればなり 25(われ)かれらに(よか)らぬ法度(のり)(あた)へかれらが(より)(いく)べからざる律法(おきて)(あた)26(かれ)らをしてその禮物(そなへもの)によりて(おのれ)()(けが)さしむ(すなは)ちかれらその長子(うひご)をして()(なか)通過(とほら)しめたり()(われ)(かれ)らを(ほろぼ)(かれ)らをして(われ)のヱホバなるを(しら)しめんためなり 27(され)(ひと)()よイスラエルの(いへ)につげて(これ)にいふべし(しゆ)ヱホバかくいひたまふ(かれ)らの父等(ちちたち)(さら)にまた不忠(ふちう)(つみ)ををかし(われ)(けが)せり 28(われ)わが(かれ)らに(あた)へんと()をあげし(この)()にかれらを(みちび)きいれしに(かれ)(すべて)高丘(たかをか)(すべて)茂樹(しげき)(たづ)()てその犠牲(いけにへ)其處(そこ)(そな)へその(いきどほ)らしき禮物(そなへもの)をそこに(ささ)げその(かうば)しき佳氣(にほひ)をそこに(たてま)つりその神酒(さけ)をそこに(そそ)げり 29(われ)かれらに(いへ)(なんぢ)らが(ゆく)ところの(たか)(ところ)(なに)なるやと(その)()今日(こんにち)にいたるまでバマと()ふなり 30この(ゆゑ)にイスラエルの(いへ)()ふべし(しゆ)ヱホバかくいひたまふ(なんぢ)らの先祖(せんぞ)(みち)をもて(なんぢ)らはその()(けが)彼等(かれら)(にく)むべき(もの)をしたひてこれと姦淫(かんいん)(おこな)ふにあらずや 31汝等(なんぢら)はその禮物(そなへもの)(ささ)げその子女(こども)()(なか)(とほ)らしめて今日(こんにち)にいたるまで(なんぢ)らの(もろもろ)偶像(ぐうざう)をもてその()(けが)すなり(され)ばイスラエルの(いへ)(われ)なんぢらの(とひ)(いる)るべけんや(しゆ)ヱホバいふ(われ)()(われ)(なんぢ)らの(とひ)(いれ)ざるなり 32(なんぢ)我儕(われら)()(いし)(つか)へて異邦人(ことくにびと)(ごと)くなり國々(くにぐに)宗族(やから)のごとくならんと(いへ)(なんぢ)らの(こころ)(おこ)るところの(こと)(かなら)(なら)ざるべし 33(しゆ)ヱホバいふ(われ)()(われ)かならず(つよ)()(のべ)たる(うで)をもて(いかり)(そそ)ぎて(なんぢ)らを(をさ)めん 34(われ)(つよ)()(のべ)たる(うで)をもて(いかり)(そそ)ぎて(なんぢ)らを國々(くにぐに)より(ひき)いだし(なんぢ)らが(ちら)れたる處々(ところどころ)より(なんぢ)らを(あつ)35國々(くにぐに)曠野(あらの)(なんぢ)らを(みちび)其處(そこ)にて(かほ)をあはせて(なんぢ)らを(さば)かん 36(しゆ)ヱホバいふ(われ)エジプトの曠野(あらの)にて(なんぢ)らの先祖(せんぞ)(たち)(さば)きしごとくに(なんぢ)らを(さば)くべし 37(われ)なんぢらをして(つゑ)(した)(とほ)らしめ契約(けいやく)(つなぎ)(なんぢ)らを(いら)しめ 38(なんぢ)らの(うち)より(そむ)ける(もの)および(われ)(もと)れる(もの)(わか)たんその(やど)れる()より(われ)かれらをいだすべし(かれ)らはイスラエルの()(きた)らざるべし(なんぢ)らすなはち(われ)のヱホバなるを(しら)39(され)ばイスラエルの(いへ)(しゆ)ヱホバかくいふ汝等(なんぢら)おのおの(ゆき)てその偶像(ぐうざう)(つか)へよ(され)(のち)には(なんぢ)らかならず(われ)(きき)(かさね)てその禮物(そなへもの)偶像(ぐうざう)をもてわが()(けが)さざるべし 40(しゆ)ヱホバいふ(わが)聖山(きよきやま)(うへ)イスラエルの高山(たかやま)(うへ)にてイスラエルの全家(ぜんか)その()(もの)(みな)(われ)(つか)へん其處(そこ)にて(われ)かれらを(よろこ)びて受納(うけいれ)其處(そこ)にて(われ)なんぢらの獻物(ささげもの)および初成(はつ)禮物(そなへもの)すべて(なんぢ)らが聖別(きよめ)たる(もの)(もと)むべし 41(われ)(なんぢ)らを國々(くにぐに)より(みちび)(いだ)(なんぢ)らが(ちら)されたる處々(ところどころ)より(なんぢ)らを(あつ)むる(とき)(かうば)しき香氣(にほひ)のごとくに(なんぢ)らを(よろこ)びて受納(うけい)(なんぢ)らによりて異邦人(ことくにびと)()()のまへに(われ)(きよき)ことをあらはすべし 42()(なんぢ)らをイスラエルの()すなはちわが(なんぢ)らの先祖(せんぞ)(たち)にあたへんと()をあげしところの()にいたらしめん(とき)汝等(なんぢら)(われ)のヱホバなるを()るにいたらん 43(なんぢ)らは(その)()(けが)したるところの(なんぢ)らの(みち)(なんぢ)らのもろもろの行爲(わざ)彼處(かしこ)にて(おぼ)(その)なしたる(もろもろ)(あし)作爲(わざ)のために(みづか)(うら)()44イスラエルの(いへ)(わが)(なんぢ)らの(あし)(みち)によらず(なんぢ)らの(よこしま)なる作爲(わざ)によらずして(わが)()のために汝等(なんぢら)(あつか)はん(とき)(なんぢ)らは(われ)のヱホバなるを()るにいたらん(しゆ)ヱホバこれを()ふなり 45ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()46(ひと)()(なんぢ)(かほ)南方(なんぱう)()(みなみ)にむかひて(ことば)()(みなみ)()(もり)(こと)預言(よげん)せよ 47すなはち(みなみ)(もり)()ふべしヱホバの(ことば)()(しゆ)ヱホバかく()()(われ)なんぢの(うち)()(もや)さん(これ)なんぢの(うち)(すべて)靑樹(あをき)(すべて)枯木(かれき)(やく)べしその(はげ)しき火焰(ほのほ)(きゆ)ることなし(みなみ)より(きた)まで(すべて)(おもて)これがために(やけ)48(にく)ある(もの)みな(われ)ヱホバのこれを(やき)しなるを()(これ)(きえ)ざるべし 49(われ)(ここ)において(いへ)嗚呼(ああ)(しゆ)ヱホバよ(ひと)われを(さし)()(かれ)譬言(たとへ)をもて(かた)るにあらずやと

第二十一章

1ヱホバの(ことば)われにのぞみて()2(ひと)()(なんぢ)(かほ)をヱルサレムに(むか)(きよ)處々(ところどころ)にむかひて(ことば)()れイスラエルの()にむかひて預言(よげん)3イスラエルの()()ふべしヱホバかく()()(われ)(なんぢ)()(わが)(かたな)(さや)より(ぬき)はなし義者(ただしきもの)惡者(あしきもの)とを(なんぢ)(うち)より(たた)4(われ)義者(ただしきもの)惡者(あしきもの)とを(なんぢ)(うち)より(たた)んとすればわが(かたな)(さや)より脱出(ぬけいで)(みなみ)より(きた)までの(すべ)(にく)ある(もの)(せめ)5(にく)ある(もの)みな(われ)ヱホバのその(かたな)(さや)より(ぬき)はなちしを()らん(これ)(かへ)りをさまらざるべし 6(ひと)()(こし)(くだ)くるまでに(なげ)(かれ)らの()のまへにて(いた)(なげ)7(ひと)(なんぢ)(など)(なげ)くやと(いは)(なんぢ)(いふ)べし(きた)るところの風聞(うはさ)のためなり(こころ)みな()()みな()(たましひ)みな(よわ)(ひざ)みな(みづ)とならん()(こと)いたれりかならず(なら)(しゆ)ヱホバこれを()8ヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()9(ひと)()預言(よげん)して()ふべしヱホバかく()(つるぎ)あり()(かつ)(みが)きたる(つるぎ)あり 10(これ)(おほい)(ころ)(こと)をなさんがために(とぎ)てあり(ひか)(ひらめ)かんがために(みが)きてあり(わが)()(つゑ)(よろづ)()藐視(かろん)ずとて我等(われら)(よろこ)ぶべけんや 11(これ)()(とら)んために(あた)へて(みが)かしむ(この)(つるぎ)(ころ)(もの)()(わた)さんために(これ)(とぎ)かつ(みが)かしむるなり 12(ひと)()(さけ)(なげ)()(これ)わが(たみ)(うへ)(のぞ)みイスラエルの(すべて)牧伯等(きみたち)(うへ)(のぞ)めばなり(かれ)らはわが(たみ)とともに(つるぎ)(たふ)(ゆゑ)(なんぢ)(もも)(うつ)べし 13その(こころみ)すでに()(もし)かの藐視(かろん)ずるところの(つゑ)きたらずば如何(いかん)ぞや(しゆ)ヱホバこれを()14(ひと)()(なんぢ)預言(よげん)()(うつ)べし(つるぎ)(ひと)刺透(さしとほ)すところの(つるぎ)三倍(さんばい)(はたら)かん(これ)(ひと)刺透(さしとほ)(おほい)なる(もの)(ころ)すところの(つるぎ)にして(かれ)らを(せむ)(もの)なり 15(かれ)らの(こころ)(とか)(つまづ)(もの)(まさ)んがために(われ)拔身(ぬきみ)(つるぎ)をその(すべて)(もん)()嗚呼(ああ)(これ)(ひかり)ひらめき(ぬけ)いでて(ひと)(ころ)さんとす 16(なんぢ)(がつ)して(みぎ)(むか)(すす)んで(ひだり)(むか)(なんぢ)()(むか)ふところに(したが)17(われ)また(わが)()()ちわが(いかり)(しづ)めん(われ)ヱホバこれを()ふなり 18ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()19(ひと)()よバビロンの(わう)(つるぎ)(よつ)(きた)るべき(ふたつ)(みち)(まう)けよ(その)(ふたつ)(みち)(ひとつ)(くに)より(いで)しめて道標(みちしるべ)記號(しるし)(ゑが)(まち)(みち)首處(はじまり)にこれを(ゑが)くべし 20(なんぢ)またアンモンの子孫(ひとびと)のラバとユダの(かた)(しろ)(まち)ヱルサレムとに(つるぎ)のきたるべき(みち)(まう)けよ 21バビロンの(わう)その(みち)首處(はじまり)その(みち)岐處(わかれ)(とどま)りて占卜(うらなひ)をなし()()りテラピムに()(きも)(しら)べをるなり 22(かれ)(みぎ)にヱルサレムといふ占卜(うらなひ)いづ(いは)破城槌(しろくづし)(そな)(くち)をひらきて(をめ)(ころ)(こゑ)をあげて吶喊(とき)(つく)(もん)にむかひて破城槌(しろくづし)(そな)(るゐ)をきづき雲梯(うんてい)(たつ)べしと 23(これ)はかれらの()には虛僞(いつはり)占考(うらなひ)()(きよ)誓言(ちかひ)かれらに(あれ)ばなり(しか)れども(かれ)(つみ)(おも)ひおこさしむ(すなは)ちかれらは(とら)るべし 24是故(このゆえ)(しゆ)ヱホバかく()(なんぢ)(すで)にその(つみ)(おもひ)おこさしめて(なんぢ)らの(とが)著明(あらは)になりたれば(なんぢ)らの(つみ)その(すべて)行爲(わざ)(あらは)(なんぢ)(すで)(おもひ)いださるれば(かなら)()(とら)へらるべし 25(なんぢ)刺透(さしとほ)さるる(もの)罪人(つみびと)イスラエルの君主(きみ)(なんぢ)(つみ)その(をはり)(きた)らしめて(なんぢ)(つみ)せらるる()(いた)26(しゆ)ヱホバかく()冕旒(かぶりもの)()冠冕(かんむり)()(はな)(これ)(これ)ならざるべし(ひく)(もの)(たか)くせられ(たか)(もの)(ひく)くせられん 27(われ)顚覆(くつがへすこと)をなし顚覆(くつがへすこと)をなし顚覆(くつがへすこと)(なさ)權威(けんゐ)(もつ)べき(もの)(きた)(とき)まで(これ)(ある)ことなし(かれ)(われ)(これ)(あた)28(ひと)()(なんぢ)預言(よげん)して(いふ)べし(しゆ)ヱホバ、アンモンの子孫(ひとびと)とその嘲笑(あざけり)につきて(かく)()ふと(すなは)(なんぢ)(いふ)べし(つるぎ)あり(つるぎ)あり(これ)(ころ)すことのために(ぬき)てあり(ほろぼ)すことのために(みが)きありて(ひかり)ひらめくなり 29(ひと)なんぢに虛淨(うそ)預言(よげん)(なんぢ)假僞(いつはり)占考(うらなひ)(しめ)して(なんぢ)をその(ころ)さるる惡人(あくにん)(くび)(うへ)(おか)んとす(かれ)らの(つみ)その(をはり)(きた)らしめて(かれ)らの(つみ)せらるる()いたる 30これをその(さや)にかへし(をさ)めよ(なんぢ)(つく)られし(ところ)なんぢの(うま)れし()にて(われ)(なんぢ)(さば)31わが(いかり)(なんぢ)(そそ)(わが)憤恨(いきどほり)()(なんぢ)にむかひて(もや)狂暴人(てあらきひと)(ほろぼ)すことに(たくみ)なる(もの)()(なんぢ)(わた)すべし 32(なんぢ)()(たきぎ)となり(なんぢ)()(くに)(うち)にあらん(なんぢ)(かさ)ねて(おぼ)えらるることなかるべし(われ)ヱホバこれを(いへ)ばなり

第二十二章

1ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()2(ひと)()(なんぢ)(さば)かんとするや(この)()(なが)すところの(まち)(さば)かんとするや(なんぢ)これにその(もろもろ)(にく)むべき(こと)(しめ)して 3()(しゆ)ヱホバかく()(おのれ)(なか)()(なが)してその(つみ)せらるる(とき)(きた)らせ(おのれ)(うち)偶像(ぐうざう)(つく)りてその()(けが)すところの(まち)4(なんぢ)はその(なが)せる()によりて(つみ)()その(なし)れる偶像(ぐうざう)をもて()(けが)(なんぢ)()(ちか)づかせすでに(なんぢ)(とし)にいたれり(この)(ゆゑ)(われ)(なんぢ)國々(くにぐに)(あざけり)とならしめ萬國(ばんこく)(わらひ)とならしむべし 5(なんぢ)(ちか)(もの)(とほ)(もの)(なんぢ)()(けが)れたると混亂(みだれ)(おほ)きとを(わら)はん 6()よイスラエルの君等(きみたち)(おのおの)その(ちから)にしたがひて()(なが)さんと(なんぢ)(うち)にをる 7(かれ)(なんぢ)(うち)にて父母(ちちはは)(いやし)(なんぢ)(うち)にて他國(よそぐに)(ひと)(しへた)(なんぢ)(うち)にて孤兒(みなしご)寡婦(やもめ)(なや)ますなり 8(なんぢ)わが(きよ)(もの)(いやし)めわが安息日(あんそくにち)(けが)9(ひと)(しこ)づる(もの)()(なが)さんと(なんぢ)(うち)にあり(ひと)(なんぢ)(うち)にて(やま)(うへ)(しよく)をなし(なんぢ)(うち)にて邪淫(じやいん)をおこなひ 10(なんぢ)(うち)にてその(ちち)(つま)(まじは)(なんぢ)(うち)にて月經(つき)のさはりに(けが)れたる婦女(をんな)(をか)11(また)(なんぢ)(うち)にその(となり)(つま)(にく)むべき(こと)をおこなふものあり邪淫(じやいん)をおこなひてその(よめ)(をか)すものありその(ちち)(むすめ)なる(おのれ)姊妹(あねいもと)(をか)すものあり 12(ひと)(なんぢ)(うち)にて賄賂(まひなひ)をうけて()(なが)すことをなすなり(なんぢ)()(そく)()(なんぢ)(となり)(もの)(かす)()(また)(われ)(わす)(しゆ)ヱホバこれを()13()(われ)(なんぢ)(かす)めとる(こと)をなし(かつ)()(なんぢ)(うち)(なが)すによりて(わが)()()14()(なんぢ)(せむ)()には(なんぢ)(こころ)(かた)()(なんぢ)()(つよ)くあることを()んや(われ)ヱホバこれを()ひこれをなすなり 15(われ)(なんぢ)異邦(ことくに)(うち)(ちら)國々(くにぐに)(うち)()(まつた)(なんぢ)汚穢(けがれ)(とり)のぞくべし 16(なんぢ)(おのれ)(ゆゑ)によりて異邦人(ことくにびと)()(けが)れたる(もの)()えん(しか)して(なんぢ)(われ)のヱホバなるを(しる)べし 17ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()18(ひと)()よイスラエルの(いへ)(われ)渣滓(くづ)のごとくなれり彼等(かれら)(すべ)()(なか)(あかがね)(すず)(くろがね)(なまり)のごとし(かれ)らは(しろかね)渣滓(くづ)のごとく()れり 19此故(このゆゑ)(しゆ)ヱホバかく()(なんぢ)らは(みな)渣滓(くづ)となりたれば()(われ)なんぢらをヱルサレムの(なか)(あつ)20(ひと)(しろかね)(あかがね)(くろがね)(なまり)(すず)()(なか)(あつ)()(ふき)かけて(とか)すが(ごと)(われ)(いかり)(いきどほり)をもて(なんぢ)らを(あつ)(いれ)(とか)すべし 21(すなは)(われ)(なんぢ)らを(あつ)(わが)(いかり)()(なんぢ)らに(ふき)かけん(なんぢ)らはその(なか)(とけ)22(しろかね)()(なか)(とく)るがごとくに(なんぢ)らはその(なか)(とけ)(われ)ヱホバが(いかり)(なんぢ)らに(そそ)ぎしを(しる)にいたらん 23ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()24(ひと)()(これ)()ふべし(なんぢ)(いかり)()()(てら)らず(あめ)もふらざる()なり 25預言者(よげんしや)(たち)徒黨(とたう)その(うち)にありその(ゑば)()くところの(ほゆ)ゆる獅子(しし)のごとくに(かれ)らは靈魂(たましひ)()財寶(たから)(たふと)(もの)()寡婦(やもめ)をその(なか)(おほ)くす 26その祭司(さいし)()はわが(おきて)(をか)しわが(きよ)(もの)(けが)(きよ)きと(きよ)からざるとの區別(わかち)をなさず(いさぎよ)きと(けがれ)たるとの差別(けぢめ)(をし)へずその()(おほ)ひてわが安息日(あんそくにち)(かへり)みず(われ)はかれらの(うち)(けが)さる 27その(なか)にある公伯(きみ)(たち)(ゑば)()くところの豺狼(おほかみ)のごとくにして()をながし靈魂(たましひ)(ほろぼ)(もの)(かす)めとらんとす 28その預言者(よげんしや)()灰砂(しつくい)をもて是等(これら)()虛浮物(いつはりもの)()(いつはり)占卜(うらなひ)(ひと)になしヱホバの(つげ)あらざるに(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふと()ふなり 29(くに)(たみ)暴虐(しへたげ)をおこなひ(うば)(こと)をなし(なや)める(もの)(まづし)(もの)(かす)(みち)(そむ)きて他國(よそぐに)(ひと)(しへた)30(われ)一箇(ひとり)(ひと)(くに)のために石垣(いしがき)(きづ)(わが)(まへ)にあたりてその破壞處(くづれぐち)()(われ)をして(これ)(ほろぼ)さしめざるべき(もの)彼等(かれら)(うち)(たづぬ)れども()ざるなり 31(しゆ)ヱホバいふ是故(このゆえ)(われ)わが(いかり)(かれ)らに(そそ)ぎわが(いきどほり)()をもて(かれ)らを(ほろぼ)(かれ)らの行爲(おこなひ)をその(かうべ)(むく)

第二十三章

1ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()2(ひと)()(ここ)二人(ふたり)婦女(をんな)あり一人(ひとり)(はは)女子(むすめ)なり 3彼等(かれら)エジプトにおいて(いん)(おこな)ひその(わか)(とき)(いん)(おこな)へり(すなは)彼處(かしこ)において(ひと)かれらの(ちち)(ひね)彼處(かしこ)においてその處女(をとめ)乳房(ちぶさ)(さは)4その()(あね)はアホラ(いもと)はアホリバと()(かれ)(われ)()して男子(なんし)女子(によし)(うめ)(かれ)らの本名(ほんみやう)はアホラはサマリヤと()ひアホリバはヱルサレムと()ふなり 5アホラは我有(わがもの)たる(あひだ)(いん)(おこな)ひてその戀人(こひびと)()(こが)れたり(これ)すなはちその(となり)なるアツスリヤ(びと)にして 6(むらさき)(きぬ)()(もの)牧伯(きみ)たる(もの)督宰(つかさ)たる(もの)なり是等(これら)(みな)美麗(うるはし)(ひいで)でたる(ひと)(むま)()(もの)なり 7(かれ)(すべ)てアツスリヤの(ひいで)でたる(もの)(いん)(おこな)(かつ)その(こが)れたる(すべて)(もの)すなはちその(もろもろ)偶像(ぐうざう)をもてその()(けが)せり 8(かれ)またエジプトよりの淫行(いんかう)(すて)ざりき(すなは)(かれ)(わか)(とき)(かれ)(かれ)()ねその處女(をとめ)乳房(ちぶさ)にさはりその淫慾(いんよく)(かれ)()(うへ)(もら)せり 9(この)(ゆゑ)(われ)(かれ)をその戀人(こひびと)()(わた)しその(こが)れたるアツスリヤの子孫(ひとびと)()(わた)せり 10(ここ)(おい)彼等(かれら)かれの陰所(かくしどころ)(あらは)しその子女(むすこむすめ)(うば)(つるぎ)をもて(かれ)(ころ)して婦人(をんな)(なか)にその()(きこ)えしめその()(うへ)(さばき)(おこな)へり 11(かれ)(いもと)アホリバこれを()(かれ)よりも(はなは)だしくその(よく)縱恣(ほしいまま)にしその(あね)淫行(いんかう)よりもましたる淫行(いんかう)をなし 12その(となり)なるアツスリヤの人々(ひとびと)戀焦(こひこが)れたり(かれ)らはすなはち牧伯(きみ)たる(もの) 督宰(つかさ)たる(もの) 華美(はなやか)(よそほ)ひたる(もの) (むま)()(もの)にして(みな)(うるは)しき(ひいで)でたる(もの)なり 13(われ)かれがその()(けが)せしを()たり(かれ)らは(とも)(ひとつ)(みち)をあゆめり 14(かれ)その淫行(いんかう)(ませ)(かれ)(かべ)(ほり)つけたる人々(ひとびと)()たり(これ)すなはち(しゆ)をもて(かべ)(ほり)つけたるカルデヤ(びと)(かたち)にして 15(こし)には(おび)(むす)(かうべ)には(たれ)さがれる帓巾(かしらづつみ)(いただ)けり是等(これら)(みな)君王(きみ)たる(もの)(かたち)ありてその(うま)れたる(くに)なるカルデヤのバビロン(びと)()たり 16(かれ)その()是等(これら)()てこれに戀焦(こひこが)使者(つかひ)をカルデヤにおくりて(これ)にいたらしむ 17(ここ)(おい)てバビロンの人々(ひとびと)(かれ)(もと)にきたりて(こひ)(とこ)()きその淫行(いんかう)をもて(かれ)(けが)したりしが(かれ)らにその()(けが)さるるにおよびて(かれ)その(こころ)にかれらを(うと)んず 18(かれ)その淫行(いんかう)(あらは)しその陰所(かくしどころ)(あらは)したれば(わが)(こころ)(かれ)(うと)んず(わが)(こころ)かれの(あね)(うと)んじたるがごとし 19(かれ)その淫行(いんかう)()しその(わか)()にエジプトに(おい)(いん)をおこなひし(こと)(おぼ)20(かれ)らの戀人(こひびと)(こが)るその(ひと)(にく)驢馬(ろば)(にく)のごとく(その)(せい)(むま)(せい)のごとし 21(なんぢ)(おのれ)(わか)(とき)にエジプト(びと)(なんぢ)處女(をとめ)乳房(ちぶさ)のために(なんぢ)(ちち)にさはりたる(とき)淫行(いんかう)(かへり)みるなり 22この(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかく()ふアホリバよ(われ)(なんぢ)(こころ)(うと)んずるに(いた)りしところの戀人(こひびと)()(おこ)して(なんぢ)(せめ)しめ(かれ)らをして四方(よも)より(なんぢ)(せめ)きたらしむべし 23(すなは)ちバビロンの人々(ひとびと)およびカルデヤの(すべて)人々(ひとびと)ペコデ、シヨワ、コア(ならび)にアツスリヤの(すべて)人々(ひとびと)(うるは)しき(ひいで)でたる人々(ひとびと)牧伯(きみ)(たち)および督宰(つかさ)(たち) 大君(おほきみ)および名高(なだか)(ひと) (すべ)(むま)()(もの) 24鋒車(ほこぐるま)および()()衆多(おほく)(たみ)をひきゐて(なんぢ)()(きた)大楯(おほだて)小楯(こだて)および(かぶと)をそなへて四方(よも)より(なんぢ)(せめ)かからん(われ)裁判(さばき)をかれらに(ゆだ)ぬべし(かれ)らすなはち(その)律法(おきて)によりて(なんぢ)(さば)かん 25(われ)(なんぢ)にむかひてわが嫉妬(ねたみ)(はつ)すれば(かれ)(いかり)をもて(なんぢ)(あつか)(なんぢ)(はな)(みみ)(きり)とるべし(なんぢ)のうちの(のこ)れる(もの)(つるぎ)(たふ)れん(かれ)(なんぢ)子女(むすこむすめ)(うば)ふべし(なんぢ)(うち)(のこ)れる(もの)()(やけ)26(かれ)(なんぢ)(ころも)剝脱(はぎと)(なんぢ)(うるは)しき妝飾(かざり)(とる)べし 27(われ)(なんぢ)淫行(いんかう)(のぞ)(なんぢ)がエジプトの()より(おこな)(きた)れるところの邪淫(じやいん)(のぞ)(なんぢ)をして(かさね)(かれ)らに()をつけざらしめ(ふたた)びエジプトの(こと)(おも)はざらしめん 28(しゆ)ヱホバかく()()(われ)(なんぢ)(にく)(もの)()(なんぢ)(こころ)(うとん)ずる(もの)()(なんぢ)(わた)せば 29(かれ)怨憎(にくしみ)をもて(なんぢ)(あつか)(なんぢ)()たる(もの)(ことごと)()(なんぢ)赤裸(あかはだか)(なし)おくべし(ここ)をもて(なんぢ)(いん)をおこなヘる陰所(かくしどころ)(あらは)にならん(なんぢ)淫行(いんかう)邪淫(じやいん)もしかり 30(なんぢ)異邦人(ことくにびと)(した)ひて(いん)をおこなひ(かれ)らの偶像(ぐうざう)をもて()(けが)したるに(より)是等(これら)(こと)(なんぢ)におよぶなり 31(なんぢ)その(あね)(みち)(あゆ)みたれば(われ)かれの(さかづき)(なんぢ)()(わた)32(しゆ)ヱホバかく()(なんぢ)その(あね)(ふか)(おほい)なる(さかづき)(のむ)べし(これ)(わらひ)(あざけり)(みた)(もの)なり 33(ゑひ)(うれひ)(なんぢ)滿()ちん(なんぢ)(あね)サマリヤの(さかづき)駭異(おどろき)滅亡(ほろび)(さかづき)なり 34(なんぢ)これを()()しこれを(すひ)つくしその碎片(くだけ)()(なんぢ)乳房(ちぶさ)摘去(ちぎら)(われ)これを()ふと(しゆ)ヱホバ()35(され)(しゆ)ヱホバかく()(なんぢ)(われ)(わす)(われ)(うしろ)(すて)たれば(なんぢ)またその淫行(いんかう)邪淫(じやいん)(つみ)(おふ)べし 36(かく)てヱホバ(われ)にいひたまふ(ひと)()(なんぢ)アホラとアホリバを(さば)かんとするや(しか)らば(かれ)らにその(にく)むべき(こと)(ども)(しめ)37(それ)(かれ)らは姦淫(かんいん)をおこなへり(また)()その()にあり(かれ)らその偶像(ぐうざう)姦淫(かんいん)をおこなひ(また)その(われ)(うみ)たる男子(むすこ)()()(なか)をとほらしめてこれを(やけ)38加之(しかのみならず)また(これ)をなせり(すなは)(かれ)同日(おなじひ)にわが聖處(きよきところ)(けが)しわが安息日(あんそくにち)(をか)せり 39(かれ)らその偶像(ぐうざう)のために男子等(むすこら)(ほふ)りしその()にわが聖處(きよきところ)(きた)りてこれを(けが)(かく)わが(いへ)(なか)(こと)をなせり 40(かつ)(また)(かれ)らは使者(つかひ)をやりて遠方(とほく)より(ひと)(まね)きて(いた)らしむ(その)人々(ひとびと)のために(なんぢ)()(あら)()(ゑが)妝飾(かざり)()41華美(はなやか)なる(とこ)()臺盤(だいばん)をその(まへ)(そな)へその(うへ)にわが(かう)とわが(あぶら)(おけ)42(かく)群衆(ぐんしう)喧噪(さわぎ)その(うち)(しづま)りしがその多衆(おほく)人々(ひとびと)(うへ)にまた曠野(あらの)よりサバ(びと)(まね)(よせ)たり(かれ)らは()腕環(うでわ)をはめ(かうべ)(うるは)しき(かんむり)(いただ)けり 43(われ)かの姦淫(かんいん)のために衰弱(おとろへ)たる(をんな)(こと)(いへ)(いま)(はや)(かれ)姦淫(かんいん)その姦淫(かんいん)をなしをはらんかと 44(かれ)らは遊女(あそびめ)(ところ)にいるごとくに(かれ)(ところ)(いり)たり(かく)かれらすなはち淫婦(いんぷ)アホラとアホリバの(ところ)(いり)45義人(ただしきひと)(たち)姦婦(かんぷ)律法(おきて)(てら)故殺(こさつ)律法(おきて)(てら)して(かれ)らを(さば)かん(かれ)らは姦婦(かんぷ)にしてまたその()()あればなり 46(しゆ)ヱホバかく()(われ)群衆(ぐんしう)彼等(かれら)(せめ)きたらしめ(かれ)らを(これ)(わた)して(しへたげ)(かすめ)にあはしめん 47群衆(ぐんしう)かれらを(いし)にて()(つるぎ)をもて()りその子女(むすこむすめ)(ころ)()をもてその(いへ)(やく)べし 48(かく)(われ)この()邪淫(じやいん)(たや)さん婦女(をんな)みな(みづか)(いまし)めて(なんぢ)らのごとくに邪淫(じやいん)をおこなはざるべし 49(かれ)(なんぢ)らの邪淫(じやいん)(つみ)(なんぢ)らに(むく)いん(なんぢ)らはその偶像(ぐうざう)(つみ)()(しか)して(われ)(しゆ)ヱホバなるを(しる)にいたるべし

第二十四章

1(ねん)の十(ぐわつ)十日(とをか)にヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()2(ひと)()(なんぢ)(この)()すなはち今日(こんにち)()(しる)せバビロンの(わう)今日(こんにち)ヱルサレムを(せめ)をるなり 3(なんぢ)(そむ)ける(いへ)譬喩(たとへ)をかたりて(これ)()(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(かま)()()ゑてこれに(みづ)(くみ)いれ 4(その)(にく)(すべ)()(ところ)(あつ)めて(もも)(かた)とを(これ)()()(ほね)をこれに(みた)5(ひつじ)選擇者(すぐれたるもの)()(また)(たきぎ)一束(ひとたば)()(した)()れて(ほね)()(かま)()()たて(また)その(うち)(ほね)()6(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかく()(わざはひ)なるかな()(なが)るる(まち)(さび)のつきたる(かま) その(さび)これを(はな)れざるなり(にく)一箇(ひとつ)一箇(ひとつ)(とり)いだせ(これ)がために(くじ)(ひく)べからず 7(かれ)()はその(なか)にあり(かれ)(かわ)ける(いは)(うへ)にこれを(おけ)りこれを(つち)にそそぎて(ちり)(おほ)はれしめず 8(われ)(いかり)(きた)らせ(あだ)(かへ)さんがためにその()(かわ)ける(いは)(うへ)(おき)(ちり)(おほ)はれざらしめたり 9(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかく()(わざはひ)なるかな()(なが)るる(まち)(われ)またその(たきぎ)(つか)(おほい)にすべし 10(たきぎ)(つみ)かさね()(もや)(にく)()()てこれを()つくしその(ほね)をも(やけ)しむべし 11(しか)して(かま)(から)にして炭火(すみび)(うへ)()きその(あかがね)をして(あつ)くなりて(やけ)しめ(その)汚穢(けがれ)をして(なか)(とけ)しめその(さび)(さら)しむべし 12(すで)()(つく)したれどもその(おほい)なる(さび)さらざればその(さび)()投棄(なげすつ)べし 13(なんぢ)汚穢(けがれ)(うち)淫行(いんかう)あり(われ)(なんぢ)(きよ)めんとしたれども(なんぢ)(きよ)まらざりしに(より)てわが(いかり)(なんぢ)(もら)しつくすまでは(なんぢ)その汚穢(けがれ)をはなれて(きよ)まることあらじ 14(われ)ヱホバこれを(いへ)(これ)(いた)(われ)これを(なす)べし(やめ)(をし)まず(くい)ざるなり(なんぢ)(みち)にしたがひ(なんぢ)行爲(わざ)にしたがひて(かれ)(なんぢ)(さば)かん(しゆ)ヱホバこれを()15ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()16(ひと)()(われ)頓死(とんし)をもて(なんぢ)()(よろこ)(もの)取去(とりさら)(なんぢ)(なげ)かず(なか)(なみだ)をながすべからず 17(こゑ)をたてずして(なげ)死人(しにん)のために哀哭(あいこく)をなすなかれ冠物(かぶりもの)(いただ)(あし)(くつ)穿(はく)べし(ひげ)(おほ)ふなかれ(ひと)のおくれる食物(しよくもつ)(くら)ふべからず 18(あした)(われ)人々(ひとびと)(かた)りしが(ゆふべ)にわが(つま)()ねり明朝(あくるあさ)におよびて(われ)(めい)ぜられしごとくなせり 19(ここ)人々(ひとびと)(われ)(いひ)けるは(これ)(なんぢ)がなすところの(こと)(なに)(こころ)なるや(われ)らに(つげ)ざるや 20(われ)かれらに(いひ)けるはヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()21イスラエルの(いへ)にいふべし(しゆ)ヱホバかく()()(われ)(なんぢ)らの勢力(ちから)(さかえ)(なんぢ)らの()喜愛(よろこび)(なんぢ)らの(こころ)(のぞみ)なるわが聖所(きよきところ)(けが)さん(なんぢ)らが(のこ)すところの子女(むすこむすめ)()(つるぎ)(たふ)れん 22(なんぢ)らもわが(なせ)るごとくなし(ひげ)(おほ)はず(ひと)のおくれる食物(しよくもつ)(くら)はず 23(かうべ)冠物(かぶりもの)(いただ)(あし)(くつ)穿()(なげ)かず(なか)ずその(つみ)(うち)痩衰(やせおとろ)へて(たがひ)(うめ)かん 24(かく)エゼキエル(なんぢ)らに(しるし)とならん(かれ)がなしたるごとく(なんぢ)(なさ)(この)(こと)(いた)らん(とき)(なんぢ)(われ)(しゆ)ヱホバなるを(しる)べし 25(ひと)()よわが(かれ)らの(ちから)かれらの(たのし)むところの(さかえ)その()喜愛(よろこび)その(こころ)(のぞみ)その子女(むすこむすめ)取去(とりさ)() 26その()逃亡者(おちうど)(なんぢ)(もと)(きた)(なんぢ)(みみ)(つぐ)ることあらん 27その()(なんぢ)逃亡者(おちうど)にむかひて(くち)(ひら)(かた)りて(ふたた)(もく)せざらん(かく)(なんぢ)かれらに(しるし)となるべし(かれ)らは(つひ)(われ)のヱホバなるを(しら)

第二十五章

1ヱホバの(ことば)(われ)(のぞ)みて()2(ひと)()(なんぢ)(かほ)をアンモンの人々(ひとびと)()けこれに(むか)ひて預言(よげん)3アンモンの人々(ひとびと)(いふ)べし(なんぢ)(しゆ)ヱホバの(ことば)()(しゆ)ヱホバかく()ひたまふ(なんぢ)わが聖處(きよきところ)(けが)さるる(こと)につきイスラエルの()(あら)さるる(こと)につき(また)ユダの(いへ)(とら)(うつ)さるることにつきて嗚呼(ああ)心地(ここち)()しと(いへ)4(この)(ゆゑ)()(われ)(なんぢ)東方(ひがし)人々(ひとびと)(わた)して所有(もちもの)(なさ)さしめん彼等(かれら)(なんぢ)(うち)畜圈(けもののをり)(まう)(なんぢ)(うち)にその住宅(すまひ)()(なんぢ)作物(つくりもの)(くら)(なんぢ)(ちち)(のま)5ラバをば(われ)駱駝(らくだ)()()となしアンモンの人々(ひとびと)()をば(ひつじ)()(ところ)となすべし(なんぢ)(われ)のヱホバなるを(しる)にいたらん 6(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(なんぢ)イスラエルの()(こと)()()()(あし)()傲慢(ほこり)(きは)めて(こころ)(よろこ)べり 7(この)(ゆゑ)()(われ)わが()(なんぢ)()(なんぢ)國々(くにぐに)(わた)して掠奪(かすめ)(あは)しめ(なんぢ)國民(くにたみ)(うち)より()諸國(しよこく)(たや)(ほろぼ)すべし(なんぢ)(われ)のヱホバなるを()るにいたらん 8(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふモアブとセイル()ふユダの(いへ)(ほか)(すべて)(くに)(おな)じと 9(この)(ゆゑ)(われ)モアブの(かた)(ひら)くべし(すなは)ちその邑々(まちまち)その最遠(はて)(まち)にして(くに)莊嚴(かざり)なるベテエシモテ、バアルメオンおよびキリヤタイムよりこれを(ひら)10(これ)をアンモンの人々(ひとびと)(そへ)東方(ひがし)人々(ひとびと)(あた)へその所有(もちもの)となさしめアンモンの人々(ひとびと)をして國々(くにぐに)(うち)記憶(おぼえ)らるること(なから)しめん 11(われ)モアブに(さばき)(おこな)ふべし(かれ)(われ)のヱホバなるを(しる)にいたらん 12(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふエドムは怨恨(うらみ)をふくんでユダの(いへ)(こと)をなし(かつ)これに(うらみ)(また)して(おほい)(つみ)()たり 13(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)エドムの(うへ)にわが()(のば)して(その)(うち)より(ひと)(けもの)絕去(たちさ)(これ)をテマンより荒地(あれち)となすべしデダンの(もの)(つるぎ)(たふ)れん 14(われ)わが(たみ)イスラエルの()をもてエドムにわが(あだ)(むくい)いん(かれ)らわが(いかり)にしたがひわが(いきどほり)にしたがひてエドムに(おこな)ふべしエドム(びと)すなはち(われ)(あだ)(かへ)すなるを(しら)(しゆ)ヱホバこれを()15(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふペリシテ(びと)(うらみ)(ふく)みて(こと)をなし(こころ)(ほこ)りて(あだ)(かへ)(ふる)(うらみ)(いだ)きて(ほろぼ)すことをなせり 16(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ()(われ)ペリシテ(びと)(うへ)()()べケレテ(びと)()海邊(うみべ)(のこ)れる(もの)(ほろぼ)すべし 17(われ)(いかり)(ばつ)をもて(おほい)なる復仇(あだがへし)(かれ)らに(なさ)(わが)(あだ)(かれ)らに(かへ)(とき)(かれ)らは(われ)のヱホバなるを(しる)べし

第二十六章

1十一(ねん)(つき)(はじめ)()にヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()2(ひと)()よツロはヱルサレムの(こと)につきて(いへ)嗚呼(ああ)心地(ここち)よし(もろもろ)國民(くにたみ)(もん)(やぶ)(これ)(われ)(うつ)るならん(われ)豐滿(ゆたか)になるべし(かれ)(あれ)はてたりと 3(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふツロよ(われ)(なんぢ)(せめ)(うみ)のその波濤(なみ)(おこ)すが(ごと)(おほく)くの國人(くにびと)(なんぢ)(せめ)きたらしむべし 4(かれ)らツロの石墻(いしがき)(こぼ)ちその(やぐら)(たふ)さん(われ)その(ちり)(はら)()りて(これ)(かわ)ける(いは)(なす)べし 5(これ)(うみ)(うち)(あみ)()(ところ)とならん(われ)これを(いへ)ばなりと(しゆ)ヱホバいひたまふ(これ)(もろもろ)國人(くにびと)(かす)めらるべし 6その()にをる女子(むすめ)()(つるぎ)(ころ)されん(かれ)らすなはち(われ)のヱホバなるを(しる)べし 7(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ()(われ)(わう)(わう)なるバビロンの(わう)ネブカデネザルをして馬車(むまぐるま)騎兵(きへい)群衆(ぐんしう)および(おほ)くの(たみ)(ひきゐ)(きた)よりツロに(せめ)きたらしむべし 8()にをる(なんぢ)女子等(むすめら)をば(かれ)(つるぎ)にかけて(ころ)(また)(なんぢ)にむかひて雲梯(うんてい)()(なんぢ)にむかひて(るゐ)(きづ)(なんぢ)にむかひて(たて)(そな)9破城槌(しろくづし)(なんぢ)石垣(いしがき)()けその(をの)をもて(なんぢ)(やぐら)打碎(うちくだ)かん 10その衆多(おほく)(むま)煙塵(けぶり)(なんぢ)(おほ)はん彼等(かれら)(やぶ)れたる(しろ)()るごとくに(なんぢ)門々(もんもん)入來(いりきた)らん(とき)その騎兵(きへい)()(くるま)(おと)のために(なんぢ)石垣(いしがき)震動(ゆるぐ)べし 11(かれ)その(むま)(ひづめ)をもて(なんぢ)(もろもろ)(ちまた)(ふみ)あらし(つるぎ)をもて(なんぢ)(たみ)(ころ)さん(なんぢ)榮光(さかえ)(はしら)()(たふ)るべし 12(かれ)(なんぢ)財寶(たから)(うば)(なんぢ)商貨(あきなひもの)(かす)(なんぢ)石垣(いしがき)打崩(うちくづ)(なんぢ)(たのし)(たち)(こぼ)(なんぢ)(いし)()(つち)(みづ)(しづ)めん 13(われ)(なんぢ)(うた)(こゑ)(とど)めん(なんぢ)(こと)()(また)(きこ)えざるべし 14(われ)(なんぢ)(かわ)ける(いは)となさん(なんぢ)(あみ)()(ところ)となり(ふたた)(たつ)ことなかるべし(われ)ヱホバこれを()ふと(しゆ)ヱホバ(いひ)たまふ 15(しゆ)ヱホバ、ツロにかく(いひ)たまふ島々(しまじま)(なんぢ)(たふ)るる(おと) 手負(ておひ)呻吟(うめき) および(なんぢ)(うち)殺戮(さつりく)によりて震動(ふるは)ざらんや 16(うみ)君主(きみ)(たち)(みな)その()(くだ)朝服(てうふく)()(ぬひ)ある(ころも)()恐懼(おそれ)()(まと)()()(とき)となく(おそ)(なんぢ)(こと)(おどろ)かん 17(かれ)(なんぢ)(ため)(かなしみ)(ことば)(あげ)(なんぢ)()ふべし(なんぢ)(うみ)より(いで)たる住處(すまひ)()(たか)(まち)自己(おのれ)もその居民(すむひと)(とも)(うみ)(おい)勢力(ちから)ある(もの)その(すべて)居民(すむもの)(おのれ)(おそ)れしむる(もの)(なんぢ)如何(いか)にして(ほろ)びたるや 18それ島々(しまじま)(なんぢ)(たふ)るる()(ふる)(うみ)島々(しまじま)(なんぢ)(ほろ)ぶるに(おどろ)くなり 19(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)(なんぢ)(あれ)たる(まち)となし(ひと)(すま)はざる邑々(まちまち)のごとく()洋海(うみ)(わき)あがらしめて大水(おほみづ)(なんぢ)掩沒(おほは)しめん(とき) 20(なんぢ)(はか)(ゆけ)者等(ものども)(ところ)昔時(むかし)(たみ)(ところ)(くだ)(なんぢ)をして(した)(くに)(すま)しめ古昔(むかし)よりの墟址(あれあと)(おい)()(はか)(くだ)れる者等(ものども)とともに(をら)しめ(なんぢ)(うち)(また)(ひと)(すむ)こと(なか)らしむべし(しか)して(われ)(いけ)(ひと)()(さかえ)創造(つくり)いださん 21(われ)(なんぢ)をもて(ひと)戒懼(おそれ)となすべし(なんぢ)(また)()ることなし(ひと)(なんぢ)(たづぬ)るも(つひ)(なんぢ)()ざるべし(しゆ)ヱホバこれを()ふなり

第二十七章

1ヱホバの(ことば)また(われ)(のぞ)みて()2(ひと)()(なんぢ)ツロのために(かなしみ)(ことば)()3ツロに(いふ)べし(なんぢ)(うみ)(くち)()りて(もろもろ)國人(くにびと)商人(あきうど)となり多衆(おほく)島々(しまじま)(かよ)(もの)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふツロよ(なんぢ)()(われ)()(きはま)れりと 4(なんぢ)(くに)(うみ)(なか)にあり(なんぢ)(たつ)(もの)(なんぢ)()(つく)せり 5(ひと)セニルの(もみ)をもて船板(ふないた)(つく)りレバノンより香柏(かうはく)(とり)(なんぢ)のために(ほばしら)(つく)6バシヤンの(かし)をもて(なんぢ)漿(かい)(つく)りキッテムの(しま)より(いた)れる黄楊(つげ)象牙(ざうげ)(はめ)(なんぢ)坐板(こしかけ)(つく)れり 7(なんぢ)()はエジプトより(いた)れる文布(あやぬの)にして(はた)(もち)ふべし(なんぢ)天遮(おひ)はエリシヤの(しま)より(いた)れる(あゐ)(むらさき)(ぬの)なり 8(なんぢ)水手(かこ)はシドンとアルワデの(ひと)なりツロよ(なんぢ)(うち)にある(かしこ)(もの)(なんぢ)舵師(かぢとり)となる 9ゲバルの老人(としより)(たち)およびその(かしこ)(もの)(なんぢ)(うち)にをりて(なんぢ)(もり)(つくろ)(うみ)(もろもろ)(ふね)およびその舟子(ふなこ)(なんぢ)(うち)にありて(なんぢ)貨物(しなもの)交易(かうえき)10ペルシヤ(びと)ルデ(びと)フテ(びと)(なんぢ)(ぐん)にありて(なんぢ)戰士(いくさびと)となる彼等(かれら)(なんぢ)(うち)(たて)(かぶと)()(なんぢ)光輝(かがやき)(あた)11アルワデの人々(ひとびと)および(なんぢ)軍勢(ぐんぜい)(なんぢ)四周(まはり)石垣(いしがき)(うへ)にあり勇士(ゆうし)()(なんぢ)(やぐら)にあり彼等(かれら)(なんぢ)四周(まはり)石垣(いしがき)にその(たて)をかけ(なんぢ)()(つく)せり 12その(もろもろ)貨物(しなもの)(とめ)るがためにタルシシ(なんぢ)(あきな)をなし(ぎん) (てつ) (すず)および(なまり)をもて(なんぢ)交易(かうえき)(なせ)13ヤワン、トバルおよびメセクは(なんぢ)商賈(あきうど)にして(ひと)()(あかがね)(うつは)をもて(なんぢ)貿易(あきなひ)(おこな)14トガルマの(やから)(むま)騎馬(のりむま)および(うさぎむま)をもて(なんぢ)交易(かへ)15デダンの人々(ひとびと)(なんぢ)(あきなひ)をなせり(おほく)島々(しまじま)(なんぢ)()にありて交易(かうえき)象牙(ざうげ)黑檀(こくたん)をもて(なんぢ)貿易(ぼうえき)せり 16(なんぢ)製造品(つくるもの)(おほき)がためにスリア(なんぢ)(あきなひ)をなし赤玉(あかだま) 紫貨(むらさき) 繡貨(ぬひとりもの) 細布(ほそぬの) 珊瑚(さんご)および瑪瑙(めなう)をもて(なんぢ)交易(かうえき)17ユダとイスラエルの()(なんぢ)(あきなひ)をなしミンニテの(むぎ)菓子(くわし)(みつ)(あぶら)乳香(にうかう)をもて(なんぢ)交易(かうえき)18(なんぢ)製造物(つくるもの)(おほき)がため(もろもろ)貨物(しなもの)(おほ)きがためにダマスコ、ヘルボンの(さけ)曝毛(さらしげ)をもて(なんぢ)交易(かうえき)せり 19ウザルのベダンとヤワン熟鐵(きたひたるてつ)をもて(なんぢ)交易(かうえき)肉桂(にくけい)菖蒲(あやめ)(なんぢ)(いち)にあり 20デダン(くるま)毛氈(もうせん)(なんぢ)(あきな)へり 21アラビヤとケダルの君等(きみたち)とは(なんぢ)()()りて(あきなひ)をなし羔羊(こひつじ)牡羊(をひつじ)牡山羊(をやぎ)をもて(なんぢ)交易(かうえき)22シバとラアマの商人(あきうど)(なんぢ)(あきなひ)をなし(もろもろ)(たつと)香料(かうれう)(もろもろ)寶石(はうせき)(きん)をもて(なんぢ)交易(かうえき)せり 23ハランとカンネとエデンとシバの商賈(あきうど)とアツスリヤとキルマデ(なんぢ)(あきなひ)をなし 24華美(はなやか)なる(もの)紫色(むらさき)なる(ぬひとり)衣服(ころも)香柏(かうはく)(はこ)(あや)(いれ)(ひも)にて(ゆひ)たる(もの)とをもて(なんぢ)(いち)にあり 25タルシシの(ふね)(なんぢ)のために往來(ゆきき)して商賣(あきなひ)(ため)(なんぢ)(うみ)(なか)にありて豐滿(ゆたか)にして(さかえ)あり 26水手(かこ)(なんぢ)(おし)大水(おほみづ)(うち)にいたるに(うみ)(なか)にて東風(ひがしかぜ)(なんぢ)(うち)(やぶ)27(なんぢ)財寶(たから)(なんぢ)商貨物(あきなひもの)(なんぢ)交易(かうえき)(もの)(なんぢ)舟子(ふなこ)(なんぢ)舵師(かぢとり)(なんぢ)(もり)(つくろ)(もの)(なんぢ)貨物(しなもの)(あきな)(もの)(なんぢ)(うち)にあるところの(すべ)ての軍人(いくさびと)(ならび)(なんぢ)(うち)乗者(のりびと)みな(なんぢ)(やぶ)るる()(うみ)(なか)(おちい)るべし 28(なんぢ)舵師(かぢとり)()叫號(さけび)(こゑ)にその處々(ところどころ)(ふる)29(すべ)(かい)()(もの)舟子(ふなこ)および(すべ)(うみ)舵師(かぢとり)その(ふね)より(くだ)りて(をか)()30(なんぢ)のために(こゑ)(あげ)げて(いた)()(ちり)(かしら)(かぶ)(はひ)(うち)輾轉(まろ)31(なんぢ)のために(かみ)()麻布(あさぬの)(まと)(なんぢ)のために(こころ)(いた)めて()(いた)(なげ)くべし 32彼等(かれら)(かなし)みて(なんぢ)のために(かなしみ)(ことば)()(なんぢ)(とむら)ひて()(いづれ)かツロの(ごと)くなる(うみ)(なか)(ほろ)びたる(もの)(ごと)くなると 33(なんぢ)商貨(あきなひもの)(うみ)より(いで)(とき)(なんぢ)衆多(おほく)國民(くにびと)(あか)しめ(なんぢ)衆多(おほく)財寶(たから)貨物(しなもの)をもて()(わう)(たち)(とま)しめたりしが 34(なんぢ)(うみ)(やぶ)れて(ふか)(みづ)にあらん(とき)(なんぢ)貨物(しなもの)(なんぢ)乗人(しりびと)みな(おちい)らん 35島々(しまじま)(すめ)(もの)(みな)(なんぢ)(おどろ)かんその君等(きみたち)(おほい)(おそ)れてその(おもて)(ふる)はすべし 36國々(くにぐに)商賈(あきうど)(なんぢ)のために(うそぶ)かん(なんぢ)(ひと)戒懼(おそれ)となり(かぎ)りなく失果(うせはて)

第二十八章

1ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()2(ひと)()よツロの(きみ)()ふべし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(なんぢ)(こころ)(たか)ぶりて()(われ)(かみ)なり(かみ)()(すわ)りて(うみ)(なか)にありと(なんぢ)(ひと)にして(かみ)にあらず(しか)して(かみ)(こころ)のごとき(こころ)(いだ)くなり 3(それ)(なんぢ)はダニエルよりも(かしこ)かり(かく)れたる(こと)として(なんぢ)(あきらか)ならざるは()4(なんぢ)智慧(ちゑ)明哲(さとり)によりて(なんぢ)(とみ)()金銀(きんぎん)(なんぢ)(くら)(をさ)5(なんぢ)(おほい)なる智慧(ちゑ)(なんぢ)貿易(ばうえき)をもて(なんぢ)富有(とみ)()しその富有(とみ)のために(こころ)(たか)ぶれり 6(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかく()(なんぢ)(かみ)(こころ)のごとき(こころ)(いだ)くに()7()(われ)異國人(ことくにびと)(なんぢ)(せめ)きたらしめん(これ)國々(くにぐに)(あら)人々(ひとびと)なり(かれ)(つるぎ)()きて(なんぢ)智慧(ちゑ)をもて()たるところの(うるは)しき(もの)(むか)(なんぢ)()(けが)8(なんぢ)(あな)(なげ)いれん(なんぢ)(うみ)(なか)にて(ころ)さるる(もの)のごとき()(とぐ)べし 9(なんぢ)(ひと)にして(かみ)にあらず(なんぢ)(ころ)(もの)()にあるも(なほ)その(おのれ)(ころ)(もの)(まへ)(われ)(かみ)なりと(いは)んとするや 10(なんぢ)割禮(かつれい)をうけざる(もの)()異國人(ことくにびと)()(とぐ)べし(われ)これを(いへ)ばなりとヱホバ(いひ)たまふ 11ヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()12(ひと)()よツロの(わう)のために(かなしみ)(ことば)()べこれに(いふ)べし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(なんぢ)(まつた)(ととの)へたる(もの)(いん)智慧(ちゑ)()()(きはま)れる(もの)なり 13(なんぢ)(かみ)(その)エデンに()りき(もろもろ)寶石(はうせき) 赤玉(あかだま) 黄玉(きのたま) 金剛石(こんがうせき) 黄綠玉(きみどりのたま) 葱垳(そうかう) 碧玉(みどりのたま) 靑玉(あをだま) 紅玉(くれなゐのたま) 瑪瑙(めなう)および(こがね)(なんぢ)(おほ)へり(なんぢ)(たて)らるる()手鼓(てつづみ)(ふえ)(なんぢ)のために(そな)へらる 14(なんぢ)(あぶら)そそがれしケルブにして(おほ)ふことを(なせ)(われ)(なんぢ)(かく)なせしなり(なんぢ)(かみ)聖山(きよきやま)()(また)()(いし)(なか)(あゆ)めり 15(なんぢ)はその(たて)られし()より(つひ)(なんぢ)(うち)(あく)()ゆるにいたるまでは(その)(おこなひ)(まつた)かりき 16(なんぢ)交易(かうえき)(おほ)きがために(なんぢ)(うち)には暴逆(ぼうぎやく)滿()ちて(なんぢ)(つみ)(をか)せり是故(このゆえ)(おほ)ふことを(なす)ところのケルブよ(われ)(かみ)(やま)より(なんぢ)(けが)(いだ)()(いし)(なか)より(なんぢ)(ほろぼ)(さる)べし 17(なんぢ)その美麗(うるはしき)のために(こころ)(たか)ぶり(その)榮耀(かがやき)のために(なんぢ)智慧(ちゑ)(けが)したれば(われ)(なんぢ)()(なげう)(なんぢ)王等(わうたち)(まへ)(おき)觀物(みもの)とならしむべし 18(なんぢ)(ただ)しからざる交易(かうえき)をなして(をか)したる(おほ)くの(つみ)()(なんぢ)聖所(きよきところ)(けが)したれば(われ)なんぢの(うち)より()(いだ)して(なんぢ)()(すべ)(なんぢ)()(もの)()(まへ)にて(なんぢ)()(はひ)となさん 19國々(くにぐに)(うち)にて(なんぢ)()(もの)(みな)(なんぢ)(おどろ)かん(なんぢ)(ひと)戒懼(おそれ)となり(かぎり)なく失果(うせはて)てん 20ヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()21(ひと)()(なんぢ)(かほ)をシドンに()けこれに(むか)ひて預言(よげん)22(いふ)べし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふシドンよ()(われ)(なんぢ)(てき)となる(われ)(なんぢ)(うち)において榮耀(さかえ)()(わが)(かれ)らを(さば)(われ)(きよ)(こと)(かれ)らに(あらは)(とき)(かれ)(われ)のヱホバなるを(しら)23われ疫病(えきびやう)(これ)におくりその(ちまた)()あらしめんその四方(しはう)より(これ)(きた)るところの(つるぎ)(ころ)さるる(もの)その(なか)(たふ)るべし(かれ)らすなはち(われ)のヱホバなるを(しら)24イスラエルの(いへ)にはその周圍(まはり)にありて(これ)(いやし)むる(もの)(ところ)より(かさね)(あし)荊棘(いばら)(くるし)芒薊(とげ)(きた)ることなし(かれ)らは(われ)(しゆ)ヱホバなるを(しる)にいたらん 25(しゆ)ヱホバかく()(われ)イスラエルの(いへ)をその(ちら)されたる國々(くにぐに)より(あつ)めん(とき)(かれ)らに()りて(われ)(きよ)(こと)異國人(ことくにびと)()(まへ)にあらはさん(かれ)らはわが(しもべ)ヤコブに(あた)へたるその()(すま)26(かれ)彼處(かしこ)安然(やすらか)()(いへ)()葡萄園(ぶだうばたけ)(つく)らん(かれ)らの周圍(まはり)にありて(かれ)らを藐視(いやしむ)(もの)(ことごと)()(さば)かん(とき)(かれ)らは安然(やすらか)()(われ)ヱホバの(おのれ)(かみ)なるを()らん

第二十九章

1(ねん)の十(ぐわつ)の十二(にち)にヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()2(ひと)()(なんぢ)(かほ)をエジプトの(わう)パロにむけ(かれ)とエジプト全國(ぜんこく)にむかひて預言(よげん)3(かた)りて(いふ)べし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふエジプトの(わう)パロよ()(われ)(なんぢ)(てき)となる(なんぢ)その(かは)()すところの(わに)(なんぢ)いふ(かは)(われ)所有(もの)なり(われ)自己(おのれ)のためにこれを(つく)れりと 4(われ)(かぎ)(なんぢ)(あぎと)()(なんぢ)(かは)(うを)をして(なんぢ)(うろこ)(つか)しめ(なんぢ)および(なんぢ)(うろこ)(つけ)(もろもろ)(うを)(なんぢ)(かは)より(ひき)いだし 5(なんぢ)(なんぢ)(かは)(もろもろ)(うを)曠野(あらの)(なげ)すてん(なんぢ)()(おもて)(たふ)れん(なんぢ)(とり)あぐる(もの)なく(あつ)むる(もの)なかるべし(われ)(なんぢ)()(けもの)(てん)(とり)(ゑば)(あた)へん 6エジプトの人々(ひとびと)(みな)(われ)のヱホバなるを(しら)彼等(かれら)のイスラエルの(いへ)におけるは(あし)(つゑ)のごとくなりき 7イスラエル(なんぢ)()(とれ)(なんぢ)()れてその(かた)(ことごと)()(また)(なんぢ)(よれ)(なんぢ)()れてその(こし)(ことごと)(ふる)へしむ 8(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかく()()(われ)(つるぎ)(なんぢ)(もち)きたり(ひと)(けもの)(なんぢ)(うち)より(たた)9エジプトの()(あれ)空曠(むなしく)なるべし(かれ)らすなはち(われ)のヱホバなるを(しら)(かれ)(かは)(われ)(もの)なり(われ)これを(つく)れりと()10(この)(ゆゑ)(われ)(なんぢ)(なんぢ)河々(かはがは)(ばつ)しエジプトの()をミグドルよりスエネに(いた)りエテオピアの(さかひ)(いた)るまで(ことごと)(あら)して空曠(むなし)くせん 11(ひと)(あし)(ここ)(わた)らず(けもの)(あし)(ここ)(わた)らじ四十(ねん)(あひだ)(ここ)(ひと)(すむ)ことなかるべし 12(われ)エジプトの()(あら)して(あれ)たる國々(くにぐに)(うち)にあらしめんその邑々(まちまち)(あれ)て四十(ねん)(あひだ)(あれ)たる邑々(まちまち)(なか)にあるべし(われ)エジプト(びと)(もろもろ)(たみ)(うち)(ちら)(もろもろ)(くに)(ちら)さん 13(ただ)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ四十(ねん)(のち)(われ)エジプト(びと)をその(ちら)されたる(もろもろ)(たみ)(うち)より(あつ)めん 14(すなは)ちエジプトの俘囚人(とらはれびと)(かへ)しその(うま)れし(くに)なるバテロスの()にかへらしむべし(かれ)らは其處(そこ)(いやし)(くに)(なさ)15(これ)(もろもろ)(くに)よりも(いやし)くして(ふたた)國々(くにぐに)(うへ)にいづることなかるべし(われ)かれらを(ちひさ)くすれば(かれ)らは(かさね)國々(くにぐに)(をさ)むることなし 16(かれ)らは(ふたた)びイスラエルの(いへ)(たのみ)とならじイスラエルはこれに(こころ)をよせてその(つみ)をおもひ(いだ)さしむることなかるべし(かれ)らすなはち(われ)(しゆ)ヱホバなるを(しら)17(ここ)に二十七(ねん)の一(げつ)一日(ついたち)にヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()18(ひと)()よバビロンの(わう)ネブカデネザルその軍勢(ぐんぜい)をしてツロにむかひて(おほい)(はたら)かしむ(みな)(かしら)禿()(みな)(かた)(やぶ)(しか)るに(かれ)もその軍勢(ぐんぜい)もその(なせ)るところの事業(わざ)のためにツロよりその(むくい)()19(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかくいふ()(われ)バビロンの(わう)ネブカデネザルにエジプトの()(あた)へん(かれ)その衆多(おほく)財寳(たから)()(もの)(かす)(もの)(うば)はん(これ)その軍勢(ぐんぜい)(むくい)たらん 20(かれ)勞動(はたらけ)(あたひ)として(われ)エジプトの()をかれに(あた)(かれ)わがために(これ)をなしたればなり(しゆ)ヱホバこれを()21當日(そのひ)(われ)イスラエルの(いへ)(ひとつ)(つの)(しやう)ぜしめ(なんぢ)をして(かれ)らの(うち)(くち)(ひら)くことを()せしめん彼等(かれら)すなはち()がヱホバなるを(しる)べし

第三十章

1ヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()2(ひと)()預言(よげん)して()(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(なんぢ)(さけ)(その)()(わざはひ)なるかな 3その()(ちか)しヱホバの()(ちか)(これ)(くも)()これ異邦人(ことくにびと)(とき)なり 4(つるぎ)エジプトに(のぞ)まん(ころ)さるる(もの)のエジプトに(たふ)るる(とき)エテオピアに痛苦(くるしみ)あるべし(てき)その財寶(たから)(うば)はんその基址(もとゐ)(こぼ)たるべし 5エテオピア(びと)フテ(びと)ルデ(びと)(すべ)加勢(かせい)(つはもの)およびクブ(びと)ならびに同盟(どうめい)(くに)人々(ひとびと)(かれ)らとともに(つるぎ)にたふれん 6ヱホバかく()ふエジプトを(たす)くる(もの)(たふ)(その)(ほこ)るところの勢力(ちから)()せんミグドルよりスエネにいたるまで(ひと)(つるぎ)によりて(おのれ)(うち)(たふ)るべし(しゆ)ヱホバこれを(いふ)なり 7(それ)(あれ)荒地(あれち)(うち)にあり(その)邑々(まちまち)(あれ)たる(まち)(うち)にあるべし 8(われ)()をエジプトに(くだ)さん(とき)(また)(これ)(たす)くる(もの)(みな)ほろびん(とき)彼等(かれら)(われ)のヱホバなるを(しら)9その()には使者(つかひ)(ふね)にて(われ)より(いで)てかの心強(こころづよ)きエテオピア(びと)(おそ)れしめんエジプトの()にありし(ごと)彼等(かれら)(うち)苦痛(くるしみ)あるべし()(これ)(いた)10(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)バビロンの(わう)ネブカデネザルをもてエジプトの喧噪(さわぎ)(とど)むべし 11(かれ)および(かれ)にしたがふ(たみ)(すなは)國民(くにたみ)(うち)(あら)(もの)召來(めしきた)りてその(くに)(ほろぼ)さん(かれ)(つるぎ)をぬきてエジプトを()めその(ころ)せる(もの)(くに)滿(みた)すべし 12(われ)その河々(かはがは)(から)(くに)(あし)(ひと)()()外國人(ことくにびと)()をもて(くに)とその(うち)(もの)(あら)すべし(われ)ヱホバこれを(いへ)13(しゆ)ヱホバかく()たまふ(われ)偶像(ぐうざう)(こぼ)神々(かみがみ)をノフに(たや)さんエジプトの(くに)よりは(ふたた)(きみ)のいづることなかるべし(われ)エジプトの(くに)畏怖(おそれ)(かうむ)らしめん 14(われ)バテロスを(あら)しゾアンに()()げノに(さばき)(おこな)15わが(いかり)をエジプトの要害(えうがい)なるシンに(もら)しノの群衆(ぐんしう)()つべし 16(われ)()をエジプトに(くだ)さんシンは苦痛(くるしみ)(もだ)えノは打破(うちやぶ)られノフは日中(ひる)(てき)をうけん 17アベンとピベセテの少者(わかもの)(つるぎ)(たふ)(その)(うち)人々(ひとびと)(とらへ)ゆかれん 18テバネスに(おい)ては()がエジプトの(くびき)其處(そこ)(くだ)(とき)()(くら)くならんその(ほこ)るところの勢力(ちから)()せん(くも)これを(おほ)はんその女子等(むすめら)(とら)へゆかれん 19かく(われ)エジプトに(さばき)をおこなはん彼等(かれら)すなはち(われ)のヱホバなるを(しる)べし 20十一(ねん)の一(げつ)七日(なぬか)にヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()21(ひと)()(われ)エジプトの(わう)パロの(うで)()れり(これ)(ふたた)(ゆは)へて(くすり)(ほどこ)裹布(まきぬの)(まき)(これ)(つつ)(つよ)()して(つるぎ)(とる)にたへしむること(あた)はざるなり 22(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ()(われ)エジプトの(わう)パロを(ばつ)(その)(つよ)(うで)(をれ)たる(うで)とを(とも)()(つるぎ)をその()より(おち)しむべし 23(われ)エジプト(びと)(もろもろ)(たみ)(うち)(ちら)(もろもろ)(くに)(ちら)さん 24(しか)してバビロンの(わう)(うで)(つよ)くして(わが)(つるぎ)をこれに(さづ)けん(され)(われ)パロの(うで)()れば(かれ)刺透(さしとほ)されたる(もの)(うめ)くが(ごと)くにその(まへ)(うめ)かん 25(われ)バビロンの(わう)(うで)(つよ)くせんパロの(うで)(よわ)くならん(われ)わが(つるぎ)をバビロンの(わう)()(さづ)けて(かれ)をしてエジプトにむかひて(これ)(のべ)しむる(とき)人衆(ひとびと)(われ)のヱホバなるを(しら)26(われ)エジプト(びと)(もろもろ)(たみ)(うち)(ちら)(もろもろ)(くに)(ちら)さん(かれ)らすなはち(われ)のヱホバなるを()るべし

第三十一章

1十一(ねん)の三(ぐわつ)一日(ついたち)にヱホバの(ことば)(われ)(のぞ)みて()2(ひと)()よエジプトの(わう)パロとその群衆(ぐんしう)()(なんぢ)はその(おほい)なること(たれ)()たるや 3アツスリヤはレバノンの香柏(かうはく)のごとし(その)(えだ)(うるは)しくして生茂(おひしげ)りその(たけ)(たか)くして(その)(いただき)(くも)(いた)4(みづ)これを(おほい)ならしめ大水(おほみづ)これを(たか)からしむ(その)川々(かはがは)その(うわ)れる(ところ)(めぐ)りその(ながれ)()(もろもろ)()(およ)ぼせり 5(これ)によりてその(たけ)()(もろもろ)()よりも(たか)くなりその生長(そだつ)にあたりて(おほく)(みづ)のために枝葉(えだは)(しげ)りその(えだ)(なが)(のび)たり 6その枝葉(えだは)(そら)(もろもろ)(とり)()をくひ(その)(えだ)(した)()(もろもろ)(けもの)()()みその(かげ)(もろもろ)國民(くにたみ)(すま)7(これ)はその(おほい)なるとその(えだ)(なが)きとに(より)(うるは)しかりき(その)()(おほ)くの(みづ)(かたはら)にありたればなり 8(かみ)(その)香柏(かうはく)これを(おほ)ふことあたはず(もみ)もその枝葉(えだは)(およ)ばず(けやき)もその(えだ)(しか)(かみ)(その)()(うち)その(うるは)しき(こと)これに(しく)ものあらざりき 9(われ)これが(えだ)(おほく)してこれを(うるは)しくなせりエデンの()(かみ)(その)にある(もの)(みな)これを(うらや)めり 10(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバかく()(なんぢ)その(たけ)(たか)くなれり(これ)(その)(いただき)(くも)(いた)りその(こころ)(たか)(ほこ)れば 11(われ)これを萬國(ばんこく)(きみ)たる(もの)()(わた)さん(かれ)これを處置(しよち)せん(その)(あく)のために(われ)これを打棄(うちすて)たり 12他國人(ことくにびと)國々(くにぐに)(あら)(もの)これを截倒(きりたふ)して()(その)枝葉(えだは)山々(やまやま)谷々(たにだに)()(その)(えだ)(くだ)けて()(すべて)谷川(たにがは)にあり()萬民(ばんみん)その(かげ)(はな)れてこれを()13その(たふ)れたる(うへ)(そら)(もろもろ)(とり)(とど)まり(その)(えだ)(うへ)()(もろもろ)(けもの)()14(これ)(みづ)(ほとり)()その(たかさ)のために(ほこ)ることなくその(いただき)(くも)(いた)らしむることなからんためまた(みづ)(うるほ)(もの)(たか)らかに(みづか)(たつ)ことなからんためなり(それ)是等(これら)(みな)()(わた)されて(した)(くに)()(ほか)人々(ひとびと)(うち)にあり(はか)(くだ)者等(ものども)(とも)なるべし 15(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(かれ)(した)(くに)(くだ)れる()(われ)哀哭(かなしみ)あらしめ(これ)がために大水(おほみづ)(おほ)ひその川々(かはがは)をせきとめたれば大水(おほみづ)(とど)まれり(われ)レバノンをして(かれ)のために(なげ)かしめ()(もろもろ)()をして(かれ)のために痩衰(やせおとろ)へしむ 16(われ)かれを陰府(よみ)(なげ)くだして(はか)(くだ)(もの)(とも)ならしむる(とき)國々(くにぐに)をしてその(おつ)(ひびき)震動(ふるへ)しめたり(また)エデンの(もろもろ)()レバノンの(すぐ)れたる(いと)(うるは)しき(もの)(すべ)(みづ)(うるほ)(もの)(みな)(した)(くに)(おい)(なぐさめ)()たり 17彼等(かれら)(かれ)とともに陰府(よみ)(くだ)(つるぎ)(ささ)れたる(もの)(ところ)にいたる(これ)すなはちその助者(たすけて)となりてその(かげ)()萬國民(ばんこくみん)(うち)にをりし(もの)なり 18エデンの()(うち)にありて(なんぢ)(その)(さかえ)とその(おほい)なること(いづれ)()たるや(なんぢ)(かく)エデンの()とともに(した)(くに)投下(なげくだ)され(つるぎ)刺透(さしとほ)されたる(もの)とともに割禮(かつれい)(うけ)ざる(もの)(うち)にあるべしパロとその群衆(ぐんしう)(かく)のごとし(しゆ)ヱホバこれを()

第三十二章

1(ここ)にまた十二(ねん)の十二(ぐわつ)一日(ついたち)にヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()2(ひと)()よエジプトの(わう)パロのために(かなしみ)(ことば)(のべ)(かれ)()ふべし(なんぢ)(みづか)萬國(ばんこく)(うち)獅子(しし)(なぞら)へたるが(なんぢ)(うみ)(わに)(ごと)くなり(なんぢ)(かは)(なか)跳起(はねお)(あし)をもて(みづ)(にご)しその河々(かはがは)(ふみ)みだす 3(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)衆多(おほく)國民(くにたみ)(なか)にてわが(あみ)(なんぢ)打掛(うちか)(かれ)らをしてわが(あみ)にて(なんぢ)(ひき)あげしめん 4(しか)して(われ)(なんぢ)地上(をか)(なげ)すて(なんぢ)()(おもて)(なげう)(そら)(もろもろ)(とり)をして(なんぢ)(うへ)(とどま)らしめ全地(ぜんち)(けもの)をして(なんぢ)(あか)しむべし 5(われ)(なんぢ)(にく)山々(やまやま)()(なんぢ)(しかばね)(うづたか)くして谷々(たにだに)(うづ)むべし 6(われ)(なんぢ)(あふ)るる()をもて()(うるほ)(やま)にまで(およ)ぼさん谷川(たにがは)には(なんぢ)(みつ)べし 7(われ)(なんぢ)(めつ)する(とき)(そら)(おほ)ひその(ほし)(くら)くし(くも)をもて()(おほ)はん(つき)はその(ひかり)(はな)たざるべし 8(われ)(そら)()光明(ひかり)(ことごと)(なんぢ)(うへ)(くら)くし(なんぢ)(くに)黑暗(やみ)となすべし(しゆ)ヱホバこれを()9(われ)なんぢの滅亡(ほろび)(もろもろ)(たみ)(なんぢ)(しら)ざる國々(くにぐに)(うち)(しら)しめて衆多(おほく)(たみ)をして(こころ)(いた)ましめん 10(われ)衆多(おほく)(たみ)をして(なんぢ)(おどろ)かしめんその王等(わうたち)はわが(その)(まへ)にわれの(つるぎ)(ふる)(とき)戰慄(をのの)かん(なんぢ)(たふ)るる()には(かれ)各人(おのおの)その生命(いのち)のために(たえ)發振(ふるは)11(すなは)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふバビロンの(わう)(つるぎ)(なんぢ)(のぞ)まん 12(われ)(なんぢ)群衆(ぐんしう)をして勇士(ますらを)(つるぎ)(たふ)れしめん彼等(かれら)(みな)國々(くにぐに)(あら)(もの)なり(かれ)らエジプトの驕傲(ほこり)(たや)さん()群衆(ぐんしう)(みな)ほろぼさるべし 13(われ)その家畜(かちく)(ことごと)(おほく)(みづ)(かたはら)より絕去(たちさら)(ひと)(あし)(ふたた)(これ)(にご)すことなく家畜(かちく)(ひづめ)これを(にご)すことなかるべし 14(われ)すなはちその(みづ)(すま)しめ(その)河々(かはがは)をして(あぶら)のごとく(なが)れしめん(しゆ)ヱホバこれを()15(われ)エジプトの(くに)荒地(あれち)となしてその(くに)(あれ)てこれが(とみ)(うしな)(とき)また(わが)その(うち)(すめ)(もの)(ことごと)()(とき)人々(ひとびと)(われ)のヱホバなるを(しら)16(これ)(かなしみ)(ことば)なり(ひと)(かなし)みてこれを(とな)へん國々(くにぐに)(むすめ)()(かなし)みて(これ)(とな)ふべし(すなは)彼等(かれら)エジプトとその(もろもろ)群衆(ぐんしう)のために(かなし)みて(これ)(とな)へん(しゆ)ヱホバこれを()17十二(ねん)(つき)の十五(にち)にヱホバの(ことば)また(われ)(のぞ)みて()18(ひと)()よエジプトの群衆(ぐんしう)のために(なげ)(これ)(おほい)なる國々(くにぐに)女等(むすめら)とを(した)(くに)(なげ)くだし(はか)にくだる(もの)(とも)ならしめよ 19(なんぢ)(うるは)しき(こと)(たれ)(まさ)るや(くだ)りて割禮(かつれい)なき(もの)とともに()せよ 20(かれ)らは(つるぎ)(ころ)さるる(もの)(うち)(たふ)るべし(つるぎ)(すで)(わた)してあり(これ)とその(もろもろ)群衆(ぐんしう)曳下(ひきくだ)すべし 21勇士(ゆうし)(つよ)(もの)陰府(よみ)(うち)より(かれ)にその助者(たすけて)(とも)(ものい)割禮(かつれい)(うけ)ざる(もの)(つるぎ)(ころ)されたる(もの)彼等(かれら)(くだ)りて()22彼處(かしこ)にアツスリアとその(すべて)群衆(ぐんしう)をりその周圍(まはり)(これ)(はか)あり(かれ)らは(みな)(ころ)され(つるぎ)(たふ)れたる(もの)なり 23かれの(はか)(あな)(おく)(まう)けてありその群衆(ぐんしう)(はか)四周(まはり)にあり(これ)(みな)(ころ)されて(つるぎ)(たふ)れたる(もの)生者(いけるもの)()畏怖(おそれ)をおこせし(もの)なり 24彼處(かしこ)にエラムありその(すべて)群衆(ぐんしう)その(はか)周圍(まはり)にあり(これ)(みな)ころされて(つるぎ)(たふ)割禮(かつれい)(うけ)ずして(した)(くに)(くだ)りし(もの)生者(いけるもの)()畏怖(おそれ)をおこせし(もの)にて(かの)(あな)(くだ)れる(もの)(ども)とともに恥辱(はぢ)(かうむ)るなり 25(ころ)されたる(もの)(なか)にその(とこ)()きてその(すべて)群衆(ぐんしう)(とも)にすその(はか)周圍(まはり)にあり彼等(かれら)(みな)割禮(かつれい)(うけ)ざる(もの)にして(つるぎ)(ころ)さる(かれ)生者(いけるもの)()畏怖(おそれ)をおこしたれば(あな)(くだ)れる(もの)とともに恥辱(はぢ)(かうむ)るなり(かれ)(ころ)されし(もの)(うち)(おか)26彼處(かしこ)にメセクとトバルおよびその(すべて)群衆(ぐんしう)ありその(はか)周圍(まはり)にあり(かれ)らは(みな)割禮(かつれい)(うけ)ざる(もの)にして(つるぎ)(ころ)さる(これ)生者(いけるもの)()畏怖(おそれ)をおこしたればなり 27(かれ)らは割禮(かつれい)(うけ)ずして(たふ)れたる勇士(ゆうし)とともに()さず是等(これら)はその武器(ぶき)(もち)陰府(よみ)(くだ)りその(つるぎ)(まくら)にすその(つみ)(ほね)にあり(これ)生者(いけるもの)()(おい)勇士(ゆうし)(おそ)れしめたればなり 28(なんぢ)割禮(かつれい)(うけ)ざる(もの)(うち)(うち)(くだ)(つるぎ)(ころ)されたる(もの)とともに(ふさ)29彼處(かしこ)にエドムとその王等(わうたち)とその(すべて)君等(きみたち)あり(かれ)らは勇力(ちから)をもちながら(つるぎ)(ころ)さるる(もの)(うち)()割禮(かつれい)なき(もの)および(あな)(くだ)れる(もの)とともに()すべし 30彼處(かしこ)(きた)君等(きみたち)(みな)あり(また)シドン(びと)(みな)あり(かれ)らは(ころ)されし(もの)(ども)とともに(くだ)(ひと)(おそ)れしむる勇力(ちから)をもちて羞辱(はづかしめ)()彼處(かしこ)(かれ)らは割禮(かつれい)(うけ)ずして(つるぎ)(ころ)されたる(もの)とともに()(あな)(くだ)れる(もの)とともに恥辱(はぢ)(かうむ)31パロかれらを()その(すべて)群衆(ぐんしう)(こと)につきて(こころ)(やす)めんパロとその軍勢(ぐんぜい)(みな)(つるぎ)(ころ)さる(しゆ)ヱホバこれを()32(われ)かれをして生者(いけるもの)()畏怖(おそれ)をおこさしめたりパロとその(すべて)群衆(ぐんしう)割禮(かつれい)をうけざる(もの)(うち)にありて(つるぎ)(ころ)されし(もの)とともに()(しゆ)ヱホバこれを()

第三十三章

1(ここ)にヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()2(ひと)()(なんぢ)(たみ)人々(ひとびと)(つげ)(これ)()(われ)(つるぎ)(ひとつ)(くに)(のぞ)ましめん(とき)その(くに)(たみ)おのれの國人(くにびと)(うち)より一人(ひとり)(えら)みて(これ)守望人(まもりびと)となさんに 3かれ(くに)(つるぎ)(のぞ)むを()ラッパを(ふき)てその(たみ)(いまし)むることあらん 4(しか)るに(ひと)ラッパの(おと)(きき)(みづか)(いまし)めず(つるぎ)つひに(のぞ)みて(その)(ひと)(うしな)ふにいたらばその()はその(ひと)(かうべ)()すべし 5(かれ)ラッパの(おと)(きき)(みづか)(いまし)むることを(なさ)ざればその()(おのれ)()すべし(され)どもし(みづか)(いまし)むることを(なさ)ばその生命(いのち)(たも)つことを()6(しか)れども守望者(まもりびと)(つるぎ)(のぞ)むを()てラッパを(ふか)(たみ)警戒(いましめ)をうけざるあらんに(つるぎ)のぞみて(その)(うち)一人(ひとり)(うしな)はば(その)(ひと)(おのれ)(つみ)(しぬ)るなれど(われ)その()守望者(まもりびと)()討問(もと)めん 7(され)(ひと)()(われ)(なんぢ)(たて)てイスラエルの(いへ)守望者(まもりびと)となす(なんぢ)わが(くち)より(ことば)()(われ)にかはりて彼等(かれら)(いまし)むべし 8(われ)惡人(あくにん)(むか)ひて惡人(あくにん)(なんぢ)(しな)ざるべからずと(いは)んに(なんぢ)その惡人(あくにん)(いまし)めてその(みち)(はな)るるやうに(かた)らずば惡人(あくにん)はその(つみ)(しな)んなれどその()をば(われ)(なんぢ)()討問(もと)むべし 9(され)(なんぢ)もし惡人(あくにん)(いまし)めて(ひるが)りてその(みち)(はな)れしめんとしたるに(かれ)その(みち)(はな)れずば(かれ)はその(つみ)(しな)(しか)して(なんぢ)はおのれの生命(いのち)(たも)つことを()10(され)(ひと)()よイスラエルの(いへ)()(なんぢ)らは(かく)(かた)りて()(われ)らの(とが)(つみ)(われ)らの()(うへ)にあり我儕(われら)はその(うち)にありて消失(きえうせ)(いか)でか(いく)ることを()んと 11(なんぢ)かれらに(いふ)べし(しゆ)ヱホバ(いひ)たまふ(われ)()(われ)惡人(あくにん)(しぬ)るを(よろこ)ばず惡人(あくにん)のその(みち)(はな)れて(いく)るを(よろこ)ぶなり(なんぢ)(ひるが)へり(ひるが)へりてその(あし)(みち)(はな)れよイスラエルの(いへ)汝等(なんぢら)なんぞ(しぬ)べけんや 12(ひと)()(なんぢ)(たみ)人々(ひとびと)(いふ)べし義人(ぎじん)()はその(ひと)(つみ)(をか)せる()にはその(ひと)(すく)ふことあたはず惡人(あくにん)はその(あく)(はな)れたる()にはその(あく)のために(たふ)るることあらじ義人(ぎじん)はその(つみ)(をか)せる()にはその()のために(いく)ることを()13(われ)義人(ぎじん)(なんぢ)かならず(いく)べしと(いは)んに(かれ)その()(たの)みて(つみ)ををかさばその()(ことごと)(わす)らるべし(その)をかせる(つみ)のために(かれ)(しぬ)べし 14(われ)惡人(あくにん)(なんぢ)かならず(しぬ)べしと(いは)んに(かれ)その(あく)(はな)公道(おほやけ)公義(ただしき)(おこな)ふことあらん 15(すなは)惡人(あくにん)質物(しちもの)(もど)しその(うば)ひし(もの)(かへ)(あく)をなさずして生命(いのち)憲法(のり)にあゆみなば(かなら)(いき)(しな)ざるべし 16その(をか)したる各種(もろもろ)(つみ)記憶(おぼえ)らるることなかるべし(かれ)すでに公道(おほやけ)公義(ただしき)(おこな)ひたれば(かなら)(いく)べし 17(なんぢ)(たみ)人々(ひとびと)(しゆ)(みち)(ただ)しからずと()(され)(まこと)彼等(かれら)(みち)(ただ)しからざるなり 18義人(ぎじん)もしその()(はな)れて(つみ)ををかさば(これ)がために(しぬ)べし 19惡人(あくにん)もしその(あく)(はな)れて公道(おほやけ)公義(ただしき)(おこな)ひなば(これ)がために(いく)べし 20(しか)るに(なんぢ)らは(しゆ)(みち)(ただ)しからずといふイスラエルの(いへ)(われ)各人(おのおの)行爲(わざ)にしたがひて汝等(なんぢら)(さば)くべし 21(われ)らが(とら)へうつされし(のち)すなはち十二(ねん)の十(ぐわつ)五日(いつか)にヱルサレムより脱逃者(おちうど)きたりて(まち)撃敗(うちやぶ)られたりと()22その逃亡者(おちうど)(きた)(まへ)()ヱホバの()(われ)(のぞ)(かれ)(あした)におよびて(われ)(きた)るまでに(わが)(くち)(ひら)けり(かく)わが(くち)(ひら)けたれば(われ)また(もく)せざりき 23(すなは)ちヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()24(ひと)()よイスラエルの()()墟址(あれあと)(すめ)(もの)(かた)りて()ふアブラハムは一人(ひとり)にして(この)()(たも)てり我等(われら)衆多(おほ)(この)()はわれらの所有(もちもの)(さづ)かると 25(この)(ゆゑ)(なんぢ)かれらに()ふべし(しゆ)ヱホバかく()(なんぢ)らは()のままに(くら)(なんぢ)らの偶像(ぐうざう)(あふ)(かつ)()(なが)すなれば(なほ)(この)()(たも)つべけんや 26汝等(なんぢら)(つるぎ)(たの)(にく)むべき(こと)(おこな)各々(おのおの)(ひと)(つま)(けが)すなれば(この)()(たも)つべけんや 27(なんぢ)かれらに(かく)(いふ)べし(しゆ)ヱホバかく()(われ)()くかの荒場(あれあと)()(もの)(つるぎ)(たふ)れん()(おもて)にをる(もの)をば(われ)(けもの)にあたへて(くら)はしめん要害(えうがい)洞穴(ほら)とにをる(もの)疫病(えきびやう)(しな)28(われ)この(くに)(まつた)(あら)さん(その)(ほこ)るところの權勢(ちから)(をはり)(いた)らんイスラエルの山々(やまやま)(あれ)(とほ)(もの)なかるべし 29(かれ)らが(おこな)ひたる(もろもろ)(にく)むべき(こと)のために(われ)その(くに)(まつた)(あら)さん(とき)(かれ)(われ)のヱホバなるを(しら)30(ひと)()(なんぢ)(たみ)人々(ひとびと)(かき)(もと)(いへ)(もん)にて(なんぢ)(こと)(ろん)(たがひ)(かた)りあひ各々(おのおの)その兄弟(きやうだい)()去來(いざ)われら如何(いか)なる(ことば)のヱホバより(いづ)るかを(きか)んと 31(かれ)(たみ)集會(あつまり)のごとくに(なんぢ)(きた)(わが)(たみ)のごとくに(なんぢ)(まへ)()して(なんぢ)(ことば)(きか)(され)ども(これ)(おこな)はじ(かれ)らは(くち)(よろこ)ばしきところの(こと)をなし其心(そのこころ)()にしたがふなり 32彼等(かれら)には(なんぢ)(よろこ)ばしき(うた)(うるは)しき(こゑ)()(かなづ)(もの)のごとし(かれ)(なんぢ)(ことば)(きか)(され)(これ)をおこなはじ 33()よその(こと)(いた)(その)(こと)のいたる(とき)には(かれ)らおのれの(うち)預言者(よげんしや)あるを(しる)べし

第三十四章

1ヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()2(ひと)()(なんぢ)イスラエルの牧者(ぼくしや)(こと)預言(よげん)せよ預言(よげん)して(かれ)牧者(ぼくしや)()ふべし(しゆ)ヱホバかく()(おのれ)(やしな)ふところのイスラエルの牧者(ぼくしや)(わざはひ)なるかな牧者(ぼくしや)(むれ)(やしな)ふべき(もの)ならずや 3(なんぢ)らは(あぶら)(くら)()(まと)(こえ)たる(もの)(ほふ)りその(むれ)をば(やしな)はざるなり 4(なんぢ)(その)(よわ)(もの)(つよ)くせずその(やめ)(もの)(いや)さずその(きずつ)ける(もの)(つつ)まず(ちら)されたる(もの)をひきかへらず(うせ)たる(もの)(たづ)ねず手荒(てあら)嚴刻(きびし)(これ)(をさ)5(これ)牧者(ぼくしや)なきに(より)()()()(もろもろ)(けもの)(ゑば)となりて散失(ちりう)するなり 6(わが)(ひつじ)(もろもろ)山々(やまやま)(もろもろ)高丘(たかをか)(まよ)(わが)(ひつじ)全地(ぜんち)(おもて)()りをれど(これ)(さが)(もの)なく(たづ)ぬる(もの)なし 7(この)(ゆゑ)牧者(ぼくしや)(なんぢ)らヱホバの(ことば)()8(しゆ)ヱホバ(いひ)たまふ(われ)()(わが)(ひつじ)(かす)められわが(ひつじ)()(もろもろ)(けもの)(ゑば)となる(また)牧者(ぼくしや)あらず(わが)牧者(ぼくしや)わが(ひつじ)(たづ)ねず牧者(ぼくしや)(おのれ)(やしな)ふてわが(ひつじ)(やしな)はず 9(この)(ゆゑ)牧者(ぼくしや)(なんぢ)らヱホバの(ことば)()10(しゆ)ヱホバ(かく)(いひ)たまふ()(われ)牧者(ぼくしや)()(ばつ)(わが)(ひつじ)(かれ)らの()討問(もと)彼等(かれら)をしてわが(むれ)(やしな)ふことを(やめ)しめて(ふたた)(おのれ)(やしな)ふことなからしめ(また)わが(ひつじ)をかれらの(くち)より(すくひ)とりてかれらの(しよく)とならざらしむべし 11(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)みづからわが(むれ)(さが)して(これ)(まも)らん 12牧者(ぼくしや)がその(ちり)たる(ひつじ)(なか)にある()にその(むれ)(まも)るごとく(われ)わが(むれ)(まも)(これ)がその雲深(くもふか)(くら)()(ちり)たる(すべて)(ところ)よりこれを(すく)ひとるべし 13(われ)かれらを(もろもろ)(たみ)(うち)より(みちび)(いだ)(もろもろ)(くに)より(あつ)めてその(くに)(たづさ)へいりイスラエルの(やま)(うへ)(たに)(うち)および(くに)(すべて)住居處(すまひどころ)にて(かれ)らを(やしな)はん 14()牧場(まきば)にて(われ)かれらを(やしな)はんその休息處(やすむところ)はイスラエルの高山(たかやま)にあるべし彼處(かしこ)にて(かれ)らは()休息所(やすみどころ)()しイスラエルの山々(やまやま)(うへ)にて(こえ)たる牧場(まきば)(くさ)(くら)はん 15(しゆ)ヱホバいひたまふ(われ)みづから(わが)(むれ)(やしな)(これ)(ふさ)しむべし 16(うせ)たる(もの)(われ)これを(たづ)(おひ)はなたれたる(もの)はこれを引返(ひきかへ)(きずつ)けられたる(もの)はこれを(つつ)(やめ)(もの)はこれを(つよ)くせん(され)(こえ)たる(もの)(つよ)(もの)(われ)これを(ほろぼ)さん(われ)公道(おほやけ)をもて(これ)(やしな)ふべし 17(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ汝等(なんぢら)わが(むれ)(われ)(ひつじ)(ひつじ)(あひだ)および牡羊(をひつじ)牡山羊(をやぎ)(あひだ)審判(さばき)をなさん 18汝等(なんぢら)()牧場(まきば)(くさ)()(あし)をもてその(のこ)れる(くさ)(ふみ)あらし(また)(すみ)たる(みづ)()(あし)をもてその殘餘(のこり)(にご)(これ)汝等(なんぢら)にとりて(ちひさ)(こと)ならんや 19わが(むれ)汝等(なんぢら)(あし)にて(ふみ)あらしたる(もの)(くら)汝等(なんぢら)(あし)にて(にご)したる(もの)(のむ)べけんや 20(ここ)をもて(しゆ)ヱホバ(かく)かれらに(いひ)たまふ()(われ)(こえ)たる(ひつじ)(やせ)たる(ひつじ)(あひだ)審判(さば)くべし 21汝等(なんぢら)(わき)(かた)とをもて()(つの)をもて(よわ)(もの)(ことごと)(つき)(つひ)(これ)(そと)逐散(おひちら)せり 22(これ)によりて(われ)わが(むれ)(たす)けて(ふたた)(かす)められざらしめ(また)(ひつじ)(ひつじ)(あひだ)をさばくべし 23(われ)かれらの(うへ)一人(ひとり)牧者(ぼくしや)をたてん其人(そのひと)かれらを(やしな)ふべし(これ)わが(しもべ)ダビデなり(かれ)はかれらを(やしな)(かれ)らの牧者(ぼくしや)となるべし 24(われ)ヱホバかれらの(かみ)とならん(わが)(しもべ)ダビデかれらの(うち)(きみ)たるべし(われ)ヱホバこれを()25(われ)かれらと平和(やはらぎ)契約(けいやく)(むす)(くに)(うち)より(あし)(けもの)(ほろぼ)()つべし(かれ)らすなはち(やすら)かに()()(もり)(ねむ)らん 26(われ)(かれ)らおよび(わが)(やま)周圍(まはり)處々(ところどころ)福祉(さいはひ)(くだ)(とき)(したが)ひて(あめ)(ふら)しめん(これ)すなはち福祉(さいはひ)(あめ)なるべし 27()()はその()(むす)()はその產物(もの)(いだ)さん彼等(かれら)安然(やすらか)にその(くに)にあるべし()がかれらの(くびき)(くだ)(かれ)らをその(しもべ)となせる(ひと)()より(すく)ひいだす(とき)彼等(かれら)(われ)のヱホバなるを(しる)べし 28彼等(かれら)(かさ)ねて國々(くにぐに)(たみ)(かす)めらるる(こと)なく()(けもの)かれらを(くら)ふことなかるべし彼等(かれら)安然(やすらか)(すま)はん彼等(かれら)(おそ)れしむる(もの)なかるべし 29(われ)かれらのために(ひとつ)栽植處(うゑつけどころ)(おこ)してその()(きこ)えしめん彼等(かれら)(かさ)ねて(くに)饑饉(ききん)(ほろ)ぶることなく(ふたた)外邦人(ことくにびと)凌辱(はづかしめ)(かうむ)ることなかるべし 30(かれ)らはその(かみ)なる(われ)ヱホバが(おのれ)(とも)にあるを()自己(おのれ)イスラエルの(いへ)はわが(たみ)なることを()るべし(しゆ)ヱホバこれを()31汝等(なんぢら)はわが(ひつじ)わが牧場(まきば)(むれ)なり汝等(なんぢら)(ひと)なり(われ)(なんぢ)らの(かみ)なりと(しゆ)ヱホバ(いひ)たまふ

第三十五章

1(ここ)にヱホバの(ことば)われに(のぞ)みて()2(ひと)()(なんぢ)(かほ)をセイル(やま)にむけ(これ)にむかひて預言(よげん)3(これ)にいふべし(しゆ)ヱホバかく()ふセイル(やま)()(われ)(なんぢ)(ばつ)(なんぢ)にむかひてわが()()(なんぢ)(まつた)(あら)4(なんぢ)邑々(まちまち)(ほろぼ)すべし(なんぢ)(あれ)はてん(しか)して(われ)のヱホバなるを(しる)にいたらん 5(なんぢ)(はて)しなき(うらみ)(いだ)きてイスラエルの人々(ひとびと)をその艱難(なやみ)(とき)その(をはり)(つみ)(とき)(つるぎ)()(わた)せり 6(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバ()(われ)()(われ)(なんぢ)()になさん()(なんぢ)(おふ)べし(なんぢ)()(きら)はざれば()(なんぢ)(おは)7(われ)セイル(やま)(まつた)(あら)其處(そこ)往來(ゆきき)する(もの)()8(ころ)されし(もの)をその山々(やまやま)滿(みた)すべし(つるぎ)(ころ)されし(もの)(なんぢ)岡々(をかをか)谷々(たにだに)および窪地(くぼち)窪地(くぼち)(たふ)れん 9(われ)(なんぢ)(とこしなへ)荒地(あれち)となさん(なんぢ)邑々(まちまち)には(ひと)()むことあらじ汝等(なんぢら)すなはち(われ)のヱホバなるを(しる)にいたらん 10(なんぢ)()ふこの二箇(ふたつ)(たみ)二箇(ふたつ)(くに)()所有(もの)なり我等(われら)これを()んとヱホバ其處(そこ)(いま)せしなり 11是故(このゆえ)(しゆ)ヱホバいふ(われ)()(なんぢ)(うらみ)をもて(かれ)らに(しめ)したる忿怒(いかり)嫉惡(そねみ)(したが)ひて(われ)(なんぢ)(こと)をなさん(われ)(なんぢ)(さば)くことを()(われ)彼等(かれら)(しめ)すべし 12(なんぢ)(われ)ヱホバの(なんぢ)がイスラエルの山々(やまやま)にむかひて(これ)(あれ)はて我儕(われら)(しよく)(さづ)かるといひて(はき)たるところの(もろもろ)謗讟(そしり)(きき)たることを(しる)にいたらん 13汝等(なんぢら)(くち)をもて(われ)にむかひて(ほこ)(われ)にむかひて汝等(なんぢら)(ことば)(おほ)くせり(われ)これを()14(しゆ)ヱホバ(かく)いひたまふ全地(ぜんち)(よろこ)(とき)(われ)(なんぢ)荒地(あれち)となさん 15(なんぢ)イスラエルの(いへ)產業(さんげふ)(ある)るを(よろこ)びたれば(われ)(なんぢ)をも(しか)なすべしセイル(やま)(なんぢ)荒地(あれち)とならんエドムも(すべ)(しか)るべし人衆(ひとびと)すなはち(われ)のヱホバなるを(しる)にいたらん

第三十六章

1(ひと)()(なんぢ)イスラエルの山々(やまやま)預言(よげん)して(いふ)べしイスラエルの山々(やまやま)よヱホバの(ことば)()2(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(てき)汝等(なんぢら)(こと)につきて()嗚呼(ああ)是等(これら)(ふる)高處(たかみ)我儕(われら)所有(もちもの)となると 3(この)(ゆゑ)(なんぢ)預言(よげん)して()(しゆ)ヱホバかく()彼等(かれら)(なんぢ)らを(あら)四方(しはう)より(なんぢ)らを(のめ)(ここ)をもて汝等(なんぢら)國民(くにたみ)(うち)殘餘者(のこれるもの)所有(もちもの)となり(また)(ひと)口齒(くちは)にかかりて(うはさ)せらる 4(され)ばイスラエルの山々(やまやま)(しゆ)ヱホバの(ことば)()(しゆ)ヱホバ(やま)(をか)窪地(くぼち)(たに)(ほろ)びたる荒跡(あれあと)(ひと)(すて)たる邑々(まちまち)(すなは)ちその周圍(まはり)(のこ)れる國民(くにたみ)(かす)められ(あざ)けらるる(もの)にかく(いひ)たまふ 5(すなは)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)まことに(わが)嫉妬(ねたみ)火焰(ほむら)をもやして國民(くにたみ)殘餘者(のこれるもの)とエドム全國(ぜんこく)(こと)(いへ)是等(これら)(こころ)歡樂(よろこび)(きは)(こころ)(ほこ)りて吾地(わがくに)をおのれの所有(もちもの)となし(これ)(うば)(かす)めし(もの)なり 6(され)ばイスラエルの(くに)(こと)預言(よげん)(やま)(をか)窪地(くぼち)(たに)とに()ふべし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ汝等(なんぢら)(もろもろ)國民(くにたみ)羞辱(はづかしめ)(かうむ)りしに(より)(われ)わが嫉妬(ねたみ)忿怒(いかり)(はつ)して(かた)れり 7(ここ)をもて(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)わが()()(なんぢ)周圍(まはり)(もろもろ)國民(くにたみ)(かなら)自身(みづから)羞辱(はづかしめ)(かうむ)るべし 8(され)どイスラエルの山々(やまやま)汝等(なんぢら)(えだ)(しやう)じわが(たみ)イスラエルのために()(むす)ばん此事(このこと)(とほ)からず(なら)9()(われ)(なんぢ)らに(のぞ)(なんぢ)らを(かへり)みん(なんぢ)らは(たがへ)されて(たね)をまかるべし 10(われ)汝等(なんぢら)(うへ)(ひと)(ふや)さん(これ)(みな)(ことごと)くイスラエルの(いへ)(もの)なるべし邑々(まちまち)には(ひと)()墟址(あれあと)建直(たてなほ)さるべし 11(われ)なんぢらの(うへ)(ひと)牲畜(けもの)(ふや)さん是等(これら)(ふえ)(おほ)()(うま)(われ)(なんぢ)らの(うへ)昔時(むかし)のごとくに(ひと)(すま)しめ(なんぢ)らの(はじめ)(とき)よりもまされる恩惠(めぐみ)汝等(なんぢら)(ほどこ)すべし汝等(なんぢら)()がヱホバなるを(しる)にいたらん 12(われ)わが(たみ)イスラエルの(ひと)(なんぢ)らの(うへ)(あゆ)ましめん彼等(かれら)(なんぢ)(たも)つべし(なんぢ)はかれらの產業(もちもの)となり(かさ)ねて彼等(かれら)()なからしむることあらじ 13(しゆ)ヱホバかく()ひたまふ彼等(かれら)(なんぢ)らに(むか)(なんぢ)(ひと)(くら)ひなんぢの(たみ)をして()なからしめたりと()14(この)(ゆゑ)(しゆ)ヱホバ(いひ)たまふ(なんぢ)ふたたび(ひと)(くら)ふべからず(ふたた)(なんぢ)(たみ)(つまづ)かしむべからず 15(われ)(なんぢ)をして(かさ)ねて國々(くにぐに)(たみ)嘲笑(あざけり)(きか)しめじ(なんぢ)(かさ)ねて國々(くにぐに)(たみ)羞辱(はづかしめ)(かうむ)ることあらず(なんぢ)(たみ)(つまづ)かしむることあらじ(しゆ)ヱホバこれを()16ヱホバの(ことば)また(われ)にのぞみて()17(ひと)()(むかし)イスラエルの(いへ)その(くに)()(おのれ)(みち)行爲(わざ)とをもて(これ)(けが)せりその(みち)月穢(さはり)ある(をんな)(けがれ)のごとくに(われ)()えたり 18彼等(かれら)(くに)()(なが)(また)その偶像(ぐうざう)をもて(くに)(けが)したるに(より)(われ)わが(いかり)彼等(かれら)(そそ)19(かれ)らを(もろもろ)(くに)(たみ)(うち)(ちら)したれば(すなは)(もろもろ)(くに)(ちり)(われ)かれらの(みち)行爲(わざ)とにしたがひて彼等(かれら)(さば)けり 20彼等(かれら)その(ゆく)ところの國々(くにぐに)(いた)りしが(つひ)にわが(きよ)()(けが)せり(すなは)(ひと)かれらを()てこれはヱホバの(たみ)にしてかれの(くに)より出來(いできた)れる(もの)なりと(いへ)21(ここ)をもて(われ)イスラエルの(いへ)がその(いた)れる國々(くにぐに)にて(けが)せしわが(きよ)()(をし)めり 22(この)(ゆゑ)(なんぢ)イスラエルの(いへ)(いふ)べし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふイスラエルの(いへ)(われ)(なんぢ)らのために(これ)をなすにあらず(なんぢ)らがその(いた)れる國々(くにぐに)にて(けが)せしわが(きよ)()のためになすなり 23(われ)國々(くにぐに)(たみ)(うち)(けが)されたるわが(おほい)なる()(すなは)(なんぢ)らがかれらの(うち)にありて(けが)したるところの(もの)(きよ)くせん國々(くにぐに)(たみ)はわが(なんぢ)らに(より)(われ)(きよ)(こと)をその()(まへ)にあらはさん(とき)()がヱホバなるを(しら)24(われ)汝等(なんぢら)(もろもろ)(たみ)(うち)より(みちび)(いだ)(もろもろ)(くに)より(あつ)めて(なんぢ)らの(くに)(ひき)いたり 25(きよ)(みづ)汝等(なんぢら)(そそ)ぎて汝等(なんぢら)(きよ)くならしめ汝等(なんぢら)(もろもろ)汚穢(けがれ)(もろもろ)偶像(ぐうざう)(のぞ)きて(なんぢ)らを(きよ)むべし 26(われ)(あたら)しき(こころ)汝等(なんぢら)(たま)(あたら)しき靈魂(たましひ)(なんぢ)らの(うち)(さづ)汝等(なんぢら)(にく)より(いし)(こころ)(のぞ)きて(にく)(こころ)(なんぢ)らに(あた)27(わが)(れい)(なんぢ)らの(うち)()(なんぢ)らをして()法度(のり)(あゆ)ましめ(わが)(おきて)(まも)りて(これ)(おこな)はしむべし 28汝等(なんぢら)はわが(なんぢ)らの先祖(せんぞ)(たち)(あた)へし()(すみ)(わが)(たみ)とならん(われ)(なんぢ)らの(かみ)となるべし 29(われ)(なんぢ)らを(すく)ひてその(もろもろ)汚穢(けがれ)(はな)れしめ穀物(こくもつ)(めし)(これ)()饑饉(ききん)(なんぢ)らに(のぞ)ませず 30()()田野(はたけ)作物(つくりもの)(おほ)くせん(ここ)をもて(なんぢ)らは(かさね)饑饉(ききん)(はぢ)國々(くにぐに)(たみ)(うち)(かうむ)ることあらじ 31(なんぢ)らはその(あし)(みち)とその(よか)らぬ行爲(わざ)(おぼ)えてその(つみ)とその(にく)むべき(こと)のために(みづか)(うら)みん 32(しゆ)ヱホバ(いひ)たまふ(われ)(これ)(なす)(なんぢ)らのためにあらず(なんぢ)らこれを()れよイスラエルの(いへ)(なんぢ)らの(みち)(はぢ)(くや)むべし 33(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)(なんぢ)らの(もろもろ)(つみ)(きよ)むる()邑々(まちまち)(ひと)(すま)しめ墟址(あれあと)再興(おこさ)しめん 34(あれ)たる()(さき)往來(ゆきき)人々(ひとびと)()荒地(あれち)(みえ)たるに(ひき)かへて(たがや)さるるに(いた)るべし 35(ひと)すなはち(いは)(この)(あれ)たりし()はエデンの(その)のごとくに()荒滅(あれほろ)(くづ)れたりし邑々(まちまち)堅固(かたく)なりて(ひと)(すむ)(いた)れりと 36(なんぢ)らの周圍(まはり)(のこ)れる國々(くにぐに)(たみ)はすなはち(われ)ヱホバが(くづ)れし(もの)再興(おこ)(あれ)たるところに栽植(うゑつけ)することを(しる)にいたらん(われ)ヱホバこれを()(これ)(なさ)37(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふイスラエルの(いへ)()(これ)(かれ)らのために(なさ)んことをまた(われ)(もと)むべきなり(われ)(むれ)のごとくに(かれ)人々(ひとびと)(ふや)さん 38(あれ)たる邑々(まちまち)には(きよ)(むれ)のごとくヱルサレムの節日(いはひび)(むれ)のごとくに(ひと)(むれ)滿(みち)人々(ひとびと)すなはち()がヱホバなるを(しる)べし

第三十七章

1(ここ)にヱホバの()(われ)(のぞ)みヱホバ(われ)をして(れい)にて出行(いでゆか)しめ(たに)(なか)(われ)放賜(おきたま)其處(そこ)には(ほね)()てり 2(かれ)その周圍(まはり)(われ)をひきめぐりたまふに(たに)(おもて)には(ほね)はなはだ(おほ)くあり(みな)はなはだ(かれ)たり 3(かれ)われに(いひ)たまひけるは(ひと)()是等(これら)(ほね)(いく)るや(われ)()(しゆ)ヱホバよ(なんぢ)(しり)たまふ 4(かれ)(われ)(いひ)たまふ是等(これら)(ほね)預言(よげん)(これ)(いふ)べし(かれ)たる(ほね)よヱホバの(ことば)()5(しゆ)ヱホバ(これ)らの(ほね)(かく)(いひ)たまふ()(われ)(なんぢ)らの(うち)氣息(いき)(いら)しめて汝等(なんぢら)(いか)しめん 6(われ)(すぢ)(なんぢ)らの(うへ)(つく)(にく)(なんぢ)らの(うへ)(しやう)ぜしめ(かは)をもて(なんぢ)らを(おほ)氣息(いき)(なんぢ)らの(うち)(あた)へて(なんぢ)らを(いか)しめん(なんぢ)()がヱホバなるを(しら)7(われ)(めい)ぜられしごとく預言(よげん)しけるが()預言(よげん)する(とき)(おと)あり(ほね)うごきて(ほね)(ほね)あひ(つらな)8(われ)()しに(すぢ)その(うへ)(いで)きたり(にく)(しやう)(かは)(うへ)よりこれを(おほ)ひしが氣息(いき)その(うち)にあらず 9(かれ)また(われ)(いひ)たまひけるは(ひと)()氣息(いき)預言(よげん)せよ(ひと)()預言(よげん)して氣息(いき)()(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ氣息(いき)(なんぢ)四方(よも)(かぜ)より(きた)(この)(ころ)されし者等(ものども)(うへ)呼吸(いきふ)きて(これ)(いか)しめよ 10(われ)(めい)ぜられしごとく預言(よげん)せしかば氣息(いき)これに(いり)(みな)()きその(あし)()(はなは)(おほ)くの群衆(ぐんしう)となれり 11(かく)(かれ)われに(いひ)たまふ(ひと)()是等(これら)(ほね)はイスラエルの全家(ぜんか)なり(かれ)()(われ)らの(ほね)()(われ)らの(のぞみ)()我儕(われら)(たえ)はつるなりと 12(この)(ゆゑ)預言(よげん)して(かれ)らに()(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(わが)(たみ)(われ)汝等(なんぢら)(はか)(ひら)(なんぢ)らをその(はか)より(いで)きたらしめてイスラエルの()(いた)らしむべし 13わが(たみ)(われ)(なんぢ)らの(はか)(ひら)きて(なんぢ)らを(その)(はか)より(いで)きたらしむる(とき)(なんぢ)らは(われ)のヱホバなるを(しら)14(われ)わが(みたま)(なんぢ)らの(うち)におきて(なんぢ)らを(いか)しめ(なんぢ)らをその()(やす)んぜしめん汝等(なんぢら)すなはち(われ)ヱホバがこれを()(これ)(なし)たることを(しる)にいたるべし 15ヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()16(ひと)()(なんぢ)一片(ひときれ)()(とり)てその(うへ)にユダおよびその(とも)なるイスラエルの子孫(しそん)()(また)一片(ひときれ)()をとりてその(うへ)にヨセフおよびその(とも)なるイスラエルの全家(ぜんか)(かく)べし(これ)はエフライムの()なり 17(しか)して(なんぢ)これを(とも)にあはせて(ひとつ)()となせ(これ)(なんぢ)()(うち)にて相聯(あひつらな)らん 18(なんぢ)(たみ)人々(ひとびと)(なんぢ)(これ)(なに)(こころ)なるか我儕(われら)(しめ)さざるやと()(とき)19これに()ふべし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)エフライムの()にあるヨセフとその(とも)なるイスラエルの支派(わかれ)()()(これ)をユダの()(あは)せて(ひとつ)()となしわが()にて(ひとつ)とならしめん 20(なんぢ)(かき)つけたるところの()(かれ)らの()のまへにて(なんぢ)()にあらしめ 21かれらに()ふべし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)イスラエルの子孫(ひとびと)をその(ゆけ)るところの國々(くにぐに)より(いだ)四方(しはう)よりかれを(あつ)めてその()(みちび)22その()(おい)(なんぢ)らを(ひとつ)(たみ)となしてイスラエルの山々(やまやま)にをらしめん一人(ひとり)(わう)彼等(かれら)全體(すべて)(わう)たるべし彼等(かれら)(かさね)(ふたつ)(たみ)となることあらず(ふたた)(ふたつ)(くに)(わか)れざるべし 23彼等(かれら)またその偶像(ぐうざう)とその(にく)むべき(こと)(ども)およびその(もろもろ)(とが)をもて()(けが)すことあらじ(われ)かれらをその(つみ)(をか)せし(すべて)住處(すまひどころ)より(すく)(いだ)してこれを(きよ)むべし(しか)して(かれ)らはわが(たみ)となり(われ)(かれ)らの(かみ)とならん 24わが(しもべ)ダビデかれらの(わう)とならん(かれ)全體(すべて)(もの)牧者(ぼくしや)一人(ひとり)なるべし(かれ)らはわが律法(おきて)にあゆみ(わが)法度(のり)をまもりてこれを(おこな)はん 25(かれ)らは(わが)(しもべ)ヤコブに()(たま)ひし()(すま)(これ)(その)先祖(せんぞ)(たち)(すま)ひし(ところ)なり彼處(かしこ)(かれ)らとその()(およ)びその()()とこしなへに(すま)はん(わが)(しもべ)ダビデ長久(とこしなへ)にかれらの(きみ)たるべし 26(われ)かれらと和平(やはらぎ)契約(けいやく)(たて)(これ)(かれ)らに永遠(えいゑん)契約(けいやく)となるべし(われ)かれらを(かた)うし(かれ)らを(ふや)しわが聖所(きよきところ)長久(とこしなへ)にかれらの(うち)におかん 27()住所(すみか)(かれ)らの(うへ)にあるべし(われ)かれらの(かみ)となり(かれ)らわが(たみ)とならん 28わが聖所(きよきところ)長久(とこしなへ)にかれらの(うち)にあるにいたらば國々(くにぐに)(たみ)(われ)のヱホバにしてイスラエルを(きよ)むる(もの)なるを(しら)

第三十八章

1ヱホバの(ことば)(われ)にのぞみて()2(ひと)()よロシ、メセクおよびトバルの(きみ)たるマゴグの()(わう)ゴグに(なんぢ)(かほ)をむけ(これ)にむかひて預言(よげん)3(いふ)べし(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふロシ、メセク、トバルの(きみ)ゴグよ()(われ)なんぢを(ばつ)せん 4(われ)(なんぢ)をひきもどし(なんぢ)(あぎと)(かぎ)をほどこして(なんぢ)および(なんぢ)(すべて)軍勢(ぐんぜい)(むま)とその騎者(のりて)(ひき)いだすべし(これ)みな(その)服粧(いでたち)()(きは)大楯(おほだて)小楯(こだて)をもち(すべ)(つるぎ)()(もの)にして大軍(たいぐん)なり 5ペルシヤ、エテオピアおよびフテこれとともにあり(みな)(たて)(かぶと)をもつ 6ゴメルとその(すべて)軍隊(ぐんたい)(きた)(はて)のトガルマの(やから)とその(すべて)軍隊(ぐんたい)など衆多(おほく)(たみ)(なんぢ)とともにあり 7(なんぢ)準備(そなへ)をなせ(なんぢ)(なんぢ)にあつまれるところの軍隊(ぐんたい)みな(そなへ)をせよ(しか)して(なんぢ)かれらの保護(まもり)となれ 8衆多(おほく)()(のち)なんぢ(ばつ)せられん(すゑ)(とし)(なんぢ)かの(つるぎ)をのがれてかへり衆多(おほく)(たみ)(うち)より(あつま)りきたれる(もの)()にいたり(ひさ)しく(あれ)ゐたるイスラエルの山々(やまやま)にいたらん(これ)國々(くにぐに)より(みちび)きいだされて(みな)安然(やすらか)(すま)ふなり 9(なんぢ)その(すべて)軍隊(ぐんたい)および衆多(おほく)(たみ)をひきゐて(のぼ)暴風(あらし)のごとく(いた)(くも)のごとく()(おほ)はん 10(しゆ)ヱホバかくいひたまふ其日(そのひ)(なんぢ)(こころ)思想(おもひ)おこり(あし)謀計(はかりごと)をくはだてて 11(いは)(われ)平原(はら)邑々(まちまち)にのぼり(おだやか)にして安然(やすらか)(すめ)者等(ものども)にいたらん(これ)みな石垣(いしがき)なくして()(くわん)(もん)もあらざる(もの)なりと 12(かく)して(なんぢ)(もの)(うば)(もの)(かす)(なんぢ)()をかへして()(ひと)()むにいたれる墟址(あれあと)()(また)かの國々(くにぐに)より(あつま)りきたりて()墺區(もなか)にすみて(むれ)財寶(たから)をもつところの(たみ)をせめんとす 13シバ、デダン、タルシシの商賈(あきうど)およびその(もろもろ)小獅子(こじし)(なんぢ)(いは)(なんぢ)(もの)(うば)はんとて(きた)れるや(なんぢ)(もの)(かす)めんために軍隊(ぐんたい)をあつめしや金銀(きんぎん)をもちさり(むれ)財寶(たから)()(おほ)くの(もの)(うば)はんとするやと 14是故(このゆえ)(ひと)()(なんぢ)預言(よげん)してゴグに()(しゆ)ヱホバかくいひたまふ其日(そのひ)(なんぢ)わが(たみ)イスラエルの安然(やすらか)()むを(しら)ざらんや 15(なんぢ)すなはち(きた)(はて)なる(なんぢ)(ところ)より(きた)らん衆多(おほく)(たみ)(なんぢ)とともにあり(みな)(むま)()(その)軍隊(ぐんたい)(おほい)にしてその軍勢(ぐんぜい)夥多(おびただ)16(しか)して(なんぢ)わが(たみ)イスラエルに(せめ)きたり(くも)のごとくに()(おほ)はんゴグよ(すゑ)()にこの(こと)あらんすなはち(われ)(なんぢ)をわが()(せめ)きたらしめ(なんぢ)をもて(われ)(きよ)(こと)國々(くにぐに)(たみ)()のまへにあらはして(かれ)らに(われ)をしらしむべし 17(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)昔日(むかし)わが(しもべ)なるイスラエルの預言者(よげんしや)()をもて(かた)りし(もの)(なんぢ)ならずや(すなは)(かれ)(その)(ころ)(とし)ひさしく預言(よげん)して(われ)(なんぢ)(かれ)らに(せめ)きたらしめんと(いへ)18(しゆ)ヱホバいひたまふ其日(そのひ)すなはちゴグがイスラエルの()攻來(せめきた)らん()にわが(いかり)(かほ)にあらはるべし 19(われ)嫉妬(ねたみ)(もえ)たつ(いかり)をもて()其日(そのひ)には(かなら)ずイスラエルの()(おほい)なる震動(しんどう)あらん 20(うみ)(うを)(そら)(とり)()(けもの)(すべ)()()ふところの昆蟲(はふもの)(すべ)()にある(ひと)わが(まへ)(ふる)へん(また)山々(やまやま)(くづ)嶄巌(がけ)たふれ石垣(いしがき)みな()(たふ)れん 21(しゆ)ヱホバいひたまふ(われ)(つるぎ)をわが(すべて)(やま)(よび)きたりて(かれ)をせめしめん人々(ひとびと)(つるぎ)その兄弟(きやうだい)(うつ)べし 22(われ)疫病(えきびやう)()をもて(かれ)(つみ)をたださん(われ)(みな)ぎる(あめ)(へう)()硫磺(いわう)(かれ)とその軍勢(ぐんぜい)および(かれ)とともなる(おほ)(たみ)(うへ)(ふら)すべし 23(しか)して(われ)わが(おほい)なることと(きよ)きことを(あきら)かにし衆多(おほく)國民(くにたみ)()のまへに(われ)(しめ)さん(かれ)らはすなはち(われ)のヱホバなることをしるべし

第三十九章

1(ひと)()よゴグにむかひ預言(よげん)して()(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふロシ、メセク、トバルの(きみ)ゴグよ()(われ)(なんぢ)(ばつ)せん 2(われ)(なんぢ)をひきもどし(なんぢ)をみちびき(なんぢ)をして(きた)(はて)より(のぼ)りてイスラエルの山々(やまやま)にいたらしめ 3(なんぢ)(ひだり)()より(ゆみ)をうち(おと)(みぎ)()より()(おち)しむべし 4(なんぢ)(なんぢ)(すべて)軍勢(ぐんぜい)および(なんぢ)とともなる(たみ)はイスラエルの山々(やまやま)(たふ)れん(われ)(なんぢ)(もろもろ)(たぐひ)鷙鳥(あらきとり)()(けもの)にあたへて(くは)しむべし 5(なんぢ)()表面(おもて)(たふ)れん(われ)これを(いへ)ばなりと(しゆ)ヱホバ(いひ)たまふ 6(われ)マゴグと島々(しまじま)安然(やすらか)(すめ)(もの)とに()をおくり(かれ)らをして(われ)のヱホバなるを(しら)しめん 7(われ)わが(きよ)()をわが(たみ)イスラエルの(うち)(しら)しめ(かさね)てわが(きよ)()(けが)さしめじ國々(くにぐに)(たみ)すなはち()がヱホバにしてイスラエルにありて聖者(きよきもの)なることを()るにいたらん 8(しゆ)ヱホバいひたまふ()(これ)(きた)れり()れり(これ)わが(いへ)()なり 9(ここ)にイスラエルの邑々(まちまち)(すめ)(もの)(いで)きたり甲冑(よろひ) 大楯(おほだて) 小楯(こだて) (ゆみ) () 手鎗(てやり) 手矛(てぼこ)および(やり)(もや)()(これ)をもて七(ねん)のあひだ()(もや)さん 10(かれ)()より()をとりきたること()(はやし)より()をきりとらずして甲冑(よろひ)をもて()(もや)しまた(おのれ)(かす)めし(もの)をかすめ(おのれ)(もの)(うば)ひし(もの)(もの)(うば)はん(しゆ)ヱホバこれを()11其日(そのひ)(われ)イスラエルにおいて墓地(はかち)をゴグに(あた)へん(これ)往來(ゆきき)(ひと)(たに)にして(うみ)(ひがし)にあり(これ)往來(ゆきき)(ひと)(さまた)げん其處(そこ)(ひと)ゴグとその群衆(ぐんしう)(うづ)めこれをゴグの群衆(ぐんしう)(たに)となづけん 12イスラエルの(いへ)(これ)(うづ)めて()(きよ)むるに七月(ななつき)(つひや)さん 13(くに)(たみ)みなこれを(うづ)(これ)によりて()をえん(これ)()榮光(さかえ)をあらはす()なり 14彼等(かれら)(さだま)れる(ひと)(えら)(その)(ひと)(くに)(うち)をゆきめぐりて往來(ゆきき)(ひと)とともにかの()(おもて)(のこ)れる(もの)(うづ)めてこれを(きよ)七月(ななつき)(をは)れる(のち)かれら(たづ)ぬることをなさん 15(くに)行巡(ゆきめぐ)(もの)往來(ゆきき)(ひと)(ほね)あるを()るときはその(かたはら)(しるし)をたつれば死人(しにん)(うづ)むる(もの)これをゴグの群衆(ぐんしう)(たに)(うづ)16(まち)()もまた群衆(ぐんしう)ととなへられん(かく)かれら(くに)(きよ)めん 17(ひと)()(しゆ)ヱホバかく()(なんぢ)(もろもろ)(たぐひ)(とり)()(もろもろ)(けもの)(いふ)べし汝等(なんぢら)(つど)(きた)()(なんぢ)らのために(ころ)せるところの犧牲(いけにへ)四方(しはう)より(あつま)(すなは)ちイスラエルの山々(やまやま)(うへ)なる(おほい)なる犠牲(いけにへ)(のぞ)(にく)(くら)()()18(なんぢ)勇士(ゆうし)(にく)(くら)()君等(きみたち)()()牡羊(をひつじ) 羔羊(こひつじ) 牡山羊(をやぎ) 牡牛(をうし)など(すべ)てバシヤンの(こえ)たる(もの)(くら)19(なんぢ)らわが(なんぢ)らのために(ころ)せるところの犠牲(いけにへ)につきて(あく)まで(あぶら)(くら)(ゑふ)まで()(のむ)べし 20(なんぢ)らわが(せき)につきて(むま)騎者(のりて)勇士(ゆうし)(もろもろ)軍人(いくさびと)(あく)べしと(しゆ)ヱホバいひたまふ 21(われ)わが榮光(さかえ)國々(くにぐに)(たみ)にしめさん國々(くにぐに)(たみ)みな(われ)がおこなふ審判(さばき)()()がかれらの(うへ)(くは)ふる()()るべし 22(この)()より(のち)イスラエルの(いへ)(われ)ヱホバの(おのれ)(かみ)なることを(しら)23(また)國々(くにぐに)(たみ)イスラエルの(いへ)(とら)へうつされしは(その)(あく)によりしなるを(しる)べし彼等(かれら)われに(そむ)きたるに(より)(われ)わが(かほ)(かれ)らに(かく)(かれ)らをその(てき)()(わた)したれば(みな)(つるぎ)(たふ)れたり 24(われ)かれらの汚穢(けがれ)愆惡(とが)とにしたがひて(かれ)らを(あつか)ひわが(かほ)彼等(かれら)(かく)せり 25(され)(しゆ)ヱホバかく(いひ)たまふ(われ)(いま)ヤコブの俘擄人(とらはれびと)(かへ)しイスラエルの全家(ぜんか)(あはれ)れみ(わが)(きよ)()のために熱中(ねつちう)せん 26(かれ)らその()安然(やすらか)(すま)ひて(たれ)(これ)(おそ)れしむる(もの)なきに(いた)(とき)はその(われ)にむかひて(なし)たるところの(もろもろ)(もと)れる行爲(わざ)のために(はづ)べし 27(わが)かれらを國々(くにぐに)より(みちび)きかへりその(てき)國々(くにぐに)より(あつ)(かれ)らをもて(われ)(きよ)(こと)衆多(おほく)國民(くにたみ)にしめす(とき) 28彼等(かれら)すなはち(われ)ヱホバの(おのれ)(かみ)なるを(しら)()(われ)かれらを國々(くにぐに)(うつ)(また)その()にひき(かへ)りて一人(ひとり)をも其處(そこ)にのこさざればなり 29(われ)わが(みたま)をイスラエルの(いへ)にそそぎたれば(かさね)(わが)(かほ)(かれ)らに(かく)さじ(しゆ)ヱホバこれを()

第四十章

1(われ)らの(とら)(うつ)されてより二十五(ねん)(まち)撃破(うちやぶ)られて(のち)十四(ねん)その(とし)(はじめ)(つき)十日(とをか)(その)()にヱホバの()われに(のぞ)(われ)彼處(かしこ)(たづさ)()2(すなは)(かみ)異象(ゐしやう)(うち)(われ)をイスラエルの()にたづさへゆきて(はなは)(たか)(やま)(うへ)におろしたまふ其處(そこ)(みなみ)(かた)にあたりて(まち)のごとき(もの)()てり 3(かれ)(われ)をひきて彼處(かしこ)にいたり(たま)ふに一箇(ひとり)(ひと)あるを()るその面容(かほかたち)(あかがね)のごとくにして()(あさ)(なは)間竿(はかりざを)()(もん)()てり 4(その)(ひと)われに(いひ)けるは(ひと)()(なんぢ)()をもて()(みみ)をもて()()(なんぢ)にしめす(すべて)(こと)(こころ)をとめよ(なんぢ)(ここ)にたづさへしはこれを(なんぢ)にしめさんためなり(なんぢ)()るところの(こと)(ことごと)くイスラエルの(いへ)(つげ)よと 5(かく)ありて()るに(いへ)(そと)四周(まはり)墻垣(かき)ありその(ひと)()に六キユビトの間竿(はかりざを)ありそのキユビトは(おのおの)一キユビトと(ひと)手濶(てはば)なり(かれ)その(かき)(あつ)(はか)るに(ひと)竿(さを)ありその(たかさ)もまた(ひと)竿(さを)あり 6(かれ)東向(ひがしむき)(もん)にいたりその(きだはし)をのぼりて(もん)(しきみ)(はか)るに(その)(ひろさ)(ひと)竿(さを)あり(すなは)(だい)一の(しきみ)(ひろさ)(ひと)竿(さを)なり 7守房(つめどころ)(ながさ)(ひと)竿(さを)(ひろさ)(ひと)竿(さを)守房(つめどころ)守房(つめどころ)(あひだ)は五キユビトあり(うち)(もん)(らう)(かたはら)なる(もん)(しきみ)(ひと)竿(さを)あり 8(うち)(もん)(らう)(はか)るに(ひと)竿(さを)あり 9(また)(もん)(らう)(はか)るに八キユビトありその(はしら)は二キユビトなりその(もん)(らう)(うち)にあり 10東向(ひがしむき)(もん)守房(つめどころ)此旁(こなた)三箇(みつ)彼處(かしこ)三箇(みつ)あり(この)(みつ)みな(その)寸尺(すんしやく)おなじ(はしら)もまた此處(こなた)彼處(かなた)ともにその寸尺(すんしやく)おなじ 11(もん)入口(いりくち)(ひろさ)をはかるに十キユビトあり(もん)(かしら)は十三キユビトなり 12守房(つめどころ)(まへ)に一キユビトの(さかひ)あり彼旁(かなた)(さかひ)も一キユビトなり守房(つめどころ)此旁(こなた)彼旁(かなた)ともに六キユビトなり 13(かれ)また(この)守房(つめどころ)屋背(やね)より(かの)屋背(やね)まで(もん)をはかるに入口(いりくち)より入口(いりくち)まで二十五キユビトあり 14(はしら)は六十キユビトに(つく)れる(もの)なり(もん)のまはりに(には)ありて(はしら)にまでおよぶ 15入口(いりくち)(もん)(まへ)より(うち)(もん)(らう)(まへ)にいたるまで五十キユビトあり 16守房(つめどころ)(もん)内面(うちかは)周圍(まはり)(はしら)とに閉窓(とぢまど)あり墻垣(かき)差出(さしいで)たる(ところ)にもしかり内面(うちかは)周圍(まはり)には(まど)あり(はしら)には棕櫚(しゆろ)あり 17(かれ)また(われ)外庭(そとには)(つれ)ゆくに(には)周圍(まはり)(まう)けたる(しつ)鋪石(しきいし)あり鋪石(しきいし)(うへ)に三十の(しつ)あり 18鋪石(しきいし)(もん)(わき)にありて(もん)(ながさ)におなじ(これ)下鋪石(しもしきいし)なり 19(かれ)(しも)(もん)(まへ)より内庭(うちには)(そと)(まへ)までの(ひろさ)(はか)るに(ひがし)(きた)とに百キユビトあり 20(また)外庭(そとには)なる北向(きたむき)(もん)(ながさ)(はば)をはかれり 21守房(つめどころ)その此旁(こなた)三箇(みつ)彼旁(かなた)三箇(みつ)あり(はしら)および差出(さしいで)たる(ところ)もあり(これ)(さき)(もん)寸尺(すんしやく)のごとく(ながさ)五十キユビト(はば)二十五キユビトなり 22その(まど)差出(さしいで)たる(ところ)棕櫚(しゆろ)東向(ひがしむき)(もん)にある(もの)寸尺(すんしやく)(おな)じ七(だん)階級(きだはし)()(のぼ)るに差出(さしいで)たる(ところ)その(まへ)にあり 23内庭(うちには)(もん)(きた)(ひがし)(もん)(むか)(かれ)(もん)より(もん)までを(はか)るに(ひやく)キユビトあり 24(かれ)また(われ)(みなみ)(つれ)ゆくに南向(みなみむき)(もん)ありその(はしら)差出(さしいで)たる(ところ)をはかるに(まへ)寸尺(すんしやく)(ごと)25(これ)とその差出(さしいで)たる(ところ)周圍(まはり)(まど)あり(かの)(まど)のごとしその(もん)(ながさ)五十キユビト(はば)二十五キユビトなり 26(だん)階級(きだはし)をへて(のぼ)るべし差出(さしいで)たる(ところ)その(まへ)にありその(はしら)(うへ)には此旁(こなた)一箇(ひとつ)彼旁(かなた)一箇(ひとつ)棕櫚(しゆろ)あり 27内庭(うちには)南向(みなみむき)(もん)あり(もん)より(もん)まで(みなみ)(かた)をはかるに(ひやく)キユビトあり 28(かれ)(われ)(たづさ)へて(みなみ)(もん)より内庭(うちには)(いた)(かれ)(みなみ)(もん)をはかるにその寸尺(すんしやく)(まへ)のごとし 29その守房(つめどころ)(はしら)差出(さしいで)たる(ところ)(まへ)寸尺(すんしやく)のごとしその(もん)差出(さしいで)たる(ところ)周圍(まはり)とに(まど)あり(もん)(ながさ)五十キユビト(はば)二十五キユビトなり 30差出(さしいで)たる(ところ)周圍(まはり)にありその(ながさ)二十五キユビト(はば)五キユビト 31(その)差出(さしいで)たる(ところ)外庭(そとには)()づその(はしら)(うへ)棕櫚(しゆろ)あり八(だん)階級(きだはし)をへて(のぼ)るべし 32(かれ)また内庭(うちには)(ひがし)(かた)(われ)をたづさへゆきて(もん)をはかるに(まへ)寸尺(すんしやく)(ごと)33その守房(つめどころ)(はしら)および差出(さしいで)たる(ところ)寸尺(すんしやく)(まへ)のごとしその(もん)差出(さしいで)たる(ところ)周圍(まはり)とに(まど)あり(もん)(ながさ)五十キユビト(はば)二十五キユビト 34その差出(さしいで)たる(ところ)外庭(そとには)にいづ(はしら)(うへ)には此旁(こなた)彼旁(かなた)棕櫚(しゆろ)あり八(だん)階級(きだはし)をへて(のぼ)るべし 35(かれ)われを(きた)(もん)にたづさへゆきてこれを(はか)るに寸尺(すんしやく)おなじ 36その守房(つめどころ)(はしら)差出(さしいで)たる(ところ)ありその周園(まはり)(まど)あり(もん)(ながさ)五十キユビト(はば)二十五キユビト 37その(はしら)外庭(そとには)()(はしら)(うへ)此旁(こなた)彼旁(かなた)棕櫚(しゆろ)あり八(だん)(きだはし)をへて(のぼ)るべし 38(もん)(はしら)(かたはら)()のある(しつ)あり其處(そこ)燔祭(はんさい)(もの)(あら)ふところなり 39(もん)(らう)此旁(こなた)(ふたつ)(だい)彼旁(むかう)(ふたつ)(だい)あり(その)(うへ)燔祭(はんさい) 罪祭(ざいさい) 愆祭(けんさい)牲畜(もの)(ほふ)るべし 40(きた)(もん)入口(いりくち)(のぼ)るに外面(そと)(おい)(もん)(らう)(かたはら)(ふたつ)(だい)あり(また)(ほか)(かたはら)にも(ふたつ)(だい)あり 41(もん)(かたはら)此旁(こなた)(よつ)(だい)彼旁(かなた)(よつ)(だい)ありて(やつ)なり(その)(うへ)(ほふ)ることを()42升口(のぼりくち)琢石(きりいし)(よつ)(だい)あり(ながさ)一キユビト(はん)(ひろさ)一キユビト(はん)(たかさ)一キユビトなり燔祭(はんさい)および犠牲(いけにへ)(ほふ)るところの器具(うつは)をその(うへ)()43(うち)周圍(まはり)(ひと)手寛(てはば)曲釘(をりくぎ)うちてあり犠牲(いけにへ)(にく)(だい)(うへ)におかる 44(うち)(もん)(そと)において内庭(うちには)謳歌人(うたうたふひと)(しつ)あり(ひとつ)(きた)(もん)(かたはら)にありて(みなみ)にむかひ(ひとつ)(みなみ)(もん)(かたはら)にありて(きた)にむかふ 45(かれ)われに()(この)(みなみ)にむかへる(しつ)殿(いへ)をまもる祭司(さいし)のための(もの) 46(きた)にむかへる(しつ)(だん)をまもる祭司(さいし)のための(もの)なり彼等(かれら)はレビの子孫(しそん)(うち)なるザドクの後裔(すゑ)にしてヱホバに(ちか)よりて(これ)(つか)ふるなり 47(しか)して(かれ)(には)をはかるに(ながさ)(ひやく)キユビト(はば)(ひやく)キユビトにして四(かく)なり殿(いへ)(まへ)(だん)あり 48(かれ)殿(いへ)(らう)(われ)をひきゆきて(らう)(はしら)(はか)るに此旁(こなた)も五キユビト彼方(かなた)も五キユビトあり(もん)(ひろさ)此旁(こなた)三キユビト彼旁(かなた)三キユビトなり 49(らう)(ながさ)は二十キユビト(ひろさ)は十一キユビト階級(きだはし)によりて(のぼ)るべし(はしら)にそふて(はしら)あり此旁(こなた)一箇(ひとつ)彼旁(かなた)一箇(ひとつ)

第四十一章

1(かれ)殿(いへ)(われ)をひきゆきて(はしら)(はか)るに此旁(こなた)(はば)六キユビト彼旁(かなた)(はば)六キユビト幕屋(まくや)(はば)なり 2()(はば)は十キユビト()側柱(わきばしら)此旁(こなた)も五キユビト彼旁(かなた)も五キユビト(かれ)(はか)るに(その)(ながさ)四十キユビト(ひろさ)二十キユビトあり 3(うち)にいりて()(はしら)(はか)るに二キユビトあり()は六キユビト()(はば)は七キユビト 4(かれ)(はか)るに(その)(ながさ)二十キユビト(ひろさ)二十キユビトにして殿(いへ)(むか)(かれ)(われ)(いひ)けるは(これ)至聖所(いときよきところ)なり 5(かれ)(いへ)(かべ)(はか)るに六キユビトあり(いへ)周圍(まはり)連接屋(つけや)(ひろさ)は四キユビトなり 6連接屋(つけや)は三(がい)にして(おのおの)三十の()あり(いへ)(かべ)周圍(まはり)連接屋(つけや)(そば)にありて連接屋(つけや)(これ)(つらな)りて(かた)()(しか)れども(いへ)(かべ)挿入(さしいり)(かた)(たて)るにあらず 7連接屋(つけや)(うへ)にいたるに(したが)ひて(ひろ)くなり()(すなは)(いへ)圍牆(かこひ)(いへ)四周(まはり)(たか)くのぼれば(いへ)(うへ)(ひろ)くして(した)のより(うへ)のにのぼる(さま)(なか)割合(わりあひ)にしたがふなり 8(われ)(いへ)(たか)(ところ)あるを()連接屋(つけや)(もとゐ)(ひと)竿(さを)(たり)てその連接(つけ)(ところ)まで六キユビトなり 9連接屋(つけや)にある(そと)(かべ)(あつさ)は五キユビト(いへ)連接屋(つけや)(かたはら)(あき)もまた(しか)10(しつ)(あひだ)にあたりて(いへ)四周(まはり)(ひろさ)二十キユビトの(ところ)あり 11連接屋(つけや)()(みな)かの(あき)にむかふ(ひとつ)()(きた)にむかひ(ひとつ)()(みなみ)にむかふ(その)(あき)たる(ところ)四周(まはり)にありて(ひろさ)五キユビトなり 12西(にし)(かた)にあたる離處(はなれどころ)(まへ)建物(たてもの)(ひろさ)七十キユビトその建物(たてもの)周圍(まはり)(かべ)(あつさ)五キユビト(ながさ)九十キユビト 13(かれ)殿(いへ)をはかるにその(ながさ)(ひやく)キユビトあり離處(はなれどころ)とその建物(たてもの)とその(かべ)(ながさ)(ひやく)キユビト 14殿(いへ)(おもて)および離處(はなれどころ)東面(ひがしおもて)(ひろさ)(ひやく)キユビトなり 15(かれ)(うしろ)なる離處(はなれどころ)(まへ)建物(たてもの)(ながさ)(はか)れり(その)此旁(こなた)彼旁(かなた)廊下(ほそどの)(ひやく)キユビトありまた内殿(うちのみや)(には)(らう)(はか)16()(みつ)にある(ところ)(しきみ)閉窓(とぢまど)周圍(まはり)廊下(ほそどの)(はか)れり(しきみ)對面(むかひ)(あた)りて周圍(まはり)嵌板(はめいた)あり(まど)まで()(はか)りしが(まど)(みな)(おほ)ふてあり 17()(うへ)なる(ところ)内室(うちのいへ)(そと)(ところ)および内外(うちそと)周圍(まはり)(すべて)(かべ)まで(はか)ることをなせり 18ケルビムと棕櫚(しゆろ)(つく)りてあり(ふたつ)のケルビムの(あひだ)(ごと)一本(ひともと)棕櫚(しゆろ)ありケルブには(ふたつ)(かほ)あり 19此旁(こなた)には(ひと)(かほ)ありて棕櫚(しゆろ)にむかひ彼旁(かなた)には獅子(しし)(かほ)ありて棕櫚(しゆろ)にむかふ(いへ)周圍(まはり)(すべ)(かく)のごとく(つく)りてあり 20()より()(うへ)までケルビムと棕櫚(しゆろ)(まうけ)あり殿(みや)(かべ)(しか)21殿(みや)には四角(しかく)戸柱(とばしら)あり聖所(きよきところ)(まへ)にも同形(おなじかたち)(もの)あり 22(だん)()にして(たかさ)三キユビト(ながさ)二キユビトなり(これ)隅木(すみき)ありその(だい)(その)周圍(まはり)()なり(かれ)われに(いひ)けるは(これ)はヱホバの(まへ)(だん)なり 23殿(みや)聖所(きよきところ)とには(ふたつ)()あり 24その()(ふたつ)(とびら)あり(これ)(ふたつ)開扉(ひらきど)なり(この)()二箇(ふたつ)(かの)()二箇(ふたつ)(とびら)あり 25殿(みや)()にケルビムと棕櫚(しゆろ)つくりてあり(かべ)におけるがごとし(そと)(らう)(まへ)()(だん)あり 26(らう)横壁(よこかべ)(いへ)連接屋(つけや)(だん)には此旁(こなた)彼旁(かなた)閉窓(とぢまど)棕櫚(しゆろ)あり

第四十二章

1(かれ)われを(たづさ)(いだ)して(きた)におもむく(みち)よりして外庭(そとには)にいたり(われ)(しつ)(みちび)(これ)(きた)(かた)にありて離處(はなれどころ)(むか)建物(たてもの)(むか)ひをる 2その(ひやく)キユビトの(ながさ)ある(ところ)(まへ)(いた)るに()(きた)(かた)にあり(ひろさ)は五十キユビト 3内庭(うちには)の二十キユビトなる(ところ)(むか)外庭(そとには)鋪石(しきいし)(むか)廊下(ほそどの)(うへ)廊下(ほそどの)ありて(みつ)なり 4(しつ)(まへ)(はば)十キユビトの(みち)あり(また)内庭(うちには)にいたるところの(ひやく)キユビトの(みち)あり(しつ)()(きた)にむかふ 5その建物(たてもの)(うへ)(しつ)(した)のと(なか)のとに(くらぶ)れば(せま)()廊下(ほそどの)(ため)(その)()(けづ)らるればなり 6是等(これら)は三(がい)にして(には)(はしら)(ごと)くは(はしら)あらず(ここ)をもて(うへ)のは(した)のと(なか)のよりもその()(せま)7(しつ)(まへ)にあたりて(そと)(かき)あり(しつ)にそひて外庭(そとには)にいたる(その)(ながさ)五十キユビト 8外庭(そとには)(しつ)(ながさ)は五十キユビトにして殿(みや)(むか)(ところ)(ひやく)キユビトあり 9その(した)(かた)より是等(これら)(しつ)いづ外庭(そとには)よりこれに(ゆく)ときは(その)入口(いりくち)(ひがし)にあり 10(みなみ)(には)(かき)(ひろ)(かた)にあたり離處(はなれどころ)とその建物(たてもの)にむかひて(しつ)あり 11(きた)(かた)なる(しつ)のごとく(その)(まへ)(みち)ありその(ながさ)(ひろさ)およびその出口(でぐち)その建築(つくり)みな(おな)12その入口(いりくち)のごとく(みなみ)(かた)なる(しつ)入口(いりくち)(しか)(みち)(かみ)入口(いりくち)あり(これ)(かき)(つらな)るところの(みち)にて(ひがし)より(きた)(みち)なり 13(かれ)われに(いひ)けるは離處(はなれどころ)(まへ)なる(きた)(しつ)(みなみ)(しつ)(きよ)(しつ)にしてヱホバに(ちかづ)くところの祭司(さいし)至聖(いときよ)(もの)(くら)ふべき(ところ)なり其處(そこ)にかれら(いと)(きよ)(もの) 素祭(そさい) 罪祭(ざいさい) 愆祭(けんさい)(もの)(おく)べし(その)(ところ)(きよ)ければなり 14祭司(さいし)(いり)たるときは聖所(きよきところ)より外庭(そとには)(いづ)べからず彼等(かれら)職掌(つとめ)(おこな)ふところの衣服(ころも)其處(そこ)(おく)べし(これ)(きよ)ければなり(しか)して(ほか)(ころも)(つけ)(たみ)(ぞく)するの(ところ)(ちかづ)くべし 15(かれ)内室(うちのいへ)(はか)ることを(をへ)東向(ひがしむき)(もん)(みち)より(われ)(たづさ)(いだ)して四方(しはう)(はか)れり 16(かれ)間竿(はかりざを)をもて東面(ひがしおもて)(はか)るにその周圍(まはり) 間竿(はかりざを)(ひやく)竿(さを)あり 17(また)北面(きたおもて)をはかるにその周圍(まはり) 間竿(はかりざを)(ひやく)竿(さを)あり 18また南面(みなみおもて)をはかるに間竿(はかりざを)(ひやく)竿(さを)あり 19また西面(にしおもて)にまはりて(はか)るに間竿(はかりざを)(ひやく)竿(さを)あり 20(かく)四方(しはう)(はか)れり周圍(まはり)(かき)ありその(ながさ)(ひやく)竿(さを) (はば)(ひやく)竿(さを) 聖所(きよきところ)俗所(よのつねのところ)とを區別(わか)つなり

第四十三章

1(かれ)われを(たづさ)へて(もん)にいたる(その)(もん)(ひがし)(むか)2